ジャムOEMでこだわりたい5つのポイント
Date: 2023.03.01
Date: 2023.03.01
ジャムをOEM開発して消費者に良質かつ美味しい製品を提供したいと考える方は、どんな製品が良いのか検討していることでしょう。そんなジャムOEMに役立つ、ジャムのトレンドやOEMでこだわりたいポイントをご紹介します。
いま、消費者の間でどんなジャムがトレンドなのか、ぜひ知っておきましょう。
近年は、安価に購入でき手軽に食べられるジャムと、高級路線のこだわりのあるジャムに二極化しています。昨今は、食品の値上げが立て続けに起きており、家計は非常に切迫した状況であるため、安価で手軽なジャムは需要が高いと考えられます。一方で、コロナ禍を受けた内食頻度の高まりから、贅沢を楽しめる高級路線も決して廃れることはないでしょう。
また、近年の健康志向から砂糖は人工甘味料やフルーツの甘みをそのまま活かしたジャムも増えています。
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近年のジャムのトレンドを踏まえて、ぜひ消費者に人気の出るジャムを製造販売したいものです。そこで、OEM開発でこだわりたい5つのポイントをご紹介します。
1.素材選び
ジャムの素材選びは最も重要なポイントといえます。果物や野菜などのほか、花弁を使用することもあります。また砂糖やはちみつなどの甘味をどのように付けるかも重要です。
果物は苺やオレンジ、ブルーベリーなどが一般的ですが、他にもトマトやにんじん、紫蘇などの野菜を使ったものも登場しています。他にもミルクジャムやミルクと果物の組み合わせ、地元の名産物の果物を使ったジャムなどもあります。ターゲットに合わせて検討しましょう。
2.果肉を残すかどうか
素材選びの際に同時に検討したいのが、果肉を残すかどうかです。完全に煮詰めて果肉感をなくすか、果肉を残して食感を楽しんでもらうかなど、商品コンセプトやターゲットに合わせて検討しましょう。
3.健康需要を意識する
近年の健康需要をいかに満たすかも重要になってきています。例えば漢方食材を使ったジャムや、低糖質ジャム、無添加ジャムなどは消費者の心をつかむ可能性があります。
4.手作り感
「素材から職人がひとつひとつ手作りすらジャム」など、手作り感を付加価値として添えるのも一つの方法です。生産者とのコミュニケーションを創出することも、体験価値が求められる昨今におすすめです。
5.容器形態を検討する
ジャムの容器形態も検討の余地があります。ジャムの容器で一般的なのは瓶や紙カップですが、利便性を配慮して袋やスパウトパックなどのほか、お弁当にも持参できる小袋も候補といえます。
OEMに委託する際には、その食品工場が得意とする容器をヒアリングして、自社が求める容器に該当するか確認しておきましょう。
ジャムのOEM開発をこだわって行いたい場合には、ぜひそれを実現するためのメーカーを選びましょう。ここでは、選定ポイントをご紹介します。
・原材料への知見、レシピの豊富さ
ジャムの製造経験が豊富で、ジャムの原材料ごとの特性や生産法の知見や、レシピのバリエーションが豊富というOEMはおすすめです。自社にとって理想的なジャムが製造できる可能性が高いからです。
・小ロット生産対応
もしジャムのOEMが初めてのケースでは、在庫リスクを低減するためにも、小ロットから始めるのも良いでしょう。ただし、小ロットに対応してくれるOEMメーカーは限られますので、コスト面も合わせて検討するのをおすすめします。
・市場ニーズにあった付加価値の提案が受けられる
ジャム市場は長年かけて成熟しており、強い商品も多くあります。できるだけ多くの人の注目を集めるように、市場ニーズにあった付加価値のある商品づくりをおすすめします。OEMメーカーの中には、実績や知見を踏まえて付加価値の提案をしてくれるところもあります。そのようなメーカーを選ぶと良いでしょう。
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ジャムのOEM開発は、ぜひトレンドとポイントを押さえて実施するのをおすすめします。こだわって作った分だけ消費者に響くことでしょう。
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