ヨーグルトをOEMで作る3つのポイント
Date: 2024.10.01
Date: 2024.10.01
これからヨーグルト食品のOEM開発をすることを検討している方は、近頃、ヨーグルト市場はどのようになっているのか、またどのようなトレンドがあるのか気になっているのではないでしょうか。また売れるヨーグルト商品というのは、どのような特徴を持っているのかを知りたい方も多いでしょう。
今回はヨーグルト市場の動向からヨーグルトのOEM開発のポイント、ヨーグルトの製造事例をご紹介します。
近年のヨーグルト市場の動向を確認しておきましょう。
●世界のヨーグルト市場
世界のヨーグルトの市場を見てみると、拡大をしています。世界中でヨーグルトの消費量が増加していることを背景に、今後も継続的に伸びていくと考えられています。
ヨーグルトは免疫力や病気のリスクの低下など、さまざまな健康効果が期待されており、広く利用されています。
また、ヨーグルトと一口に言っても、さまざまな種類のヨーグルトが数多く展開されているのも市場の特徴です。植物ベースのヨーグルトやオーガニック、アレルギー対応など、多様なニーズに応えるヨーグルトの開発が進んでいます。
●ヨーグルト市場は付加価値の提供が必須に
日本に視点を移してみると、ヨーグルト市場は活性化しており、市場競争が激化しています。また同時にヨーグルトの強みである乳酸菌は他の食品にも使われているため、ヨーグルトだけでなく、乳酸菌入り食品についても差別化が必要となっています。
特に飲むヨーグルトについては、乳酸菌飲料の存在が脅威となっており、今後、付加価値を付けるなど、いかに差別化を図っていくかが重要になっています。
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ヨーグルトをOEMで開発する際には、あらかじめヨーグルト食品の企画やコンセプトから検討することになるでしょう。成功のポイントを3つご紹介します。
●付加価値を提供する
前述の通り、ヨーグルト市場は飽和状態になっており、いかに差別化を図るかが重要です。その一つの方法が、付加価値を提供することです。
昔はプロテイン入りヨーグルトはめずらしく、付加価値がありましたが、現在では数多くのヨーグルトにプロテインが入っており、付加価値とは言いがたくなってきました。
他にはない新たな付加価値の検討が求められています。
●原材料にこだわる
ヨーグルトに使われる原材料や産地を商品コンセプトに据えることもできます。そのためには、まず原材料にこだわることが必要です。
またパッケージには、原材料の産地を想起させるイメージを付与するなどすれば、パッと見た瞬間に、「これはどこの地域のヨーグルトであるか?」が一目でわかります。
●パッケージにこだわる
ヨーグルトのパッケージは非常に個性的であり、多くの人がそのパッケージを覚えているほど重要です。
パッケージは、食品全般において、手に取ってもらうための重要な宣伝となると同時に安全性などを確かめられる重要な役割もあります。またブランディングにも影響があるため、パッケージの重要性は計り知れません。
差別化をする意味でもパッケージへのこだわりは売れるヨーグルト作りには欠かせないといえます。
世の中には、すでに注目すべきヨーグルト商品が数多くあります。参考になる3つの例をご紹介します。
●傾けてもなかなか落ちないモチモチ食感
ヨーグルトといえば、スプーンですくえるほどやわらかく、とろーりとしているのが一般的ですが、このヨーグルト商品は、傾けても、なかなかヨーグルトが下に落ちないほどモチモチ食感を実現しています。
ヨーグルトを発酵させるときの温度やタイミング等を工夫して、このような新しいヨーグルトを開発しました。
このように、いつものヨーグルトとは異なる食感や感触は消費者の心を大いにつかむと考えられます。
●ヨーグルト専用の蜂蜜が別添され、かける体験も提供
あるカップヨーグルトにはヨーグルト専用の蜂蜜が別途添付されており、それをヨーグルトにかけていただく商品になっています。まずは何もかけずにヨーグルトを食べて、その後に蜂蜜をかけて食べることができます。つまり同じ商品でも2度違う味を楽しむことができます。また「蜂蜜をかける」という特別な体験も消費者に提供することで、印象を強くしています。
●ポップでスタイリッシュな容器
ある海外のヨーグルト食品は、見慣れた従来からある縦長のカップ商品と異なり、横長の形状でスタイリッシュな陽気でポップなデザインが施されています。こうした少し意外性のある新しいデザインのパッケージを採用することで、注目を引くことも可能です。
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ヨーグルト市場は世界的に拡大しており、今後も伸びていくと考えられています。これから新たにヨーグルト食品を開発し、市場に投入していく際には、ぜひ今回ご紹介したポイントをヒントに進めてください。
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