アイスのOEM開発を検討している場合、そのパッケージについてはどのように考えているでしょうか。消費者から選ばれるパッケージを作ることで、より多くの人に手に取ってもらえるでしょう。
今回は、一般的なアイスのパッケージの種類から消費者に選ばれるパッケージの特徴、アイス商品のパッケージ事例、アイスのパッケージをOEMで効率的に作るポイントまで解説します。アイスをOEMで製造する際には、ぜひパッケージについても検討してみてください。
アイスのパッケージの種類

一般的なアイス製品には、次の種類のパッケージが利用されています。
本記事で扱うアイスとは、乳固形分と乳脂肪分の量によって異なるアイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓すべてを含みます。
●紙製カップ
アイスの素材は、保冷して保管する商品の特性上、保冷性が高いのはもちろん、結露に強い素材であることも重要な基準です。カップアイスの多くに紙製カップが使われますが、保冷性や結露に強い素材が利用されます。多くの場合、内側にPE(ポリエチレン)加工が施されており、溶けたアイスがにじむのを防止します。
●OPP袋
OPP袋は菓子などの食品包装によく利用される袋です。OPPは「Oriented Polypropylene」の略で「二軸延伸ポリプロピレン」と呼ばれる素材です。防湿性と透明度が高いのが特徴です。棒アイスを1本ずつ個包装するのによく利用されています。
●アルミパウチ・アルミ袋
アルミ箔に他のフィルムが貼り合わされた袋が使われることがあります。冷凍食品によく利用されています。水蒸気を透過しにくく、破けにくいためアイスにも利用可能です。
●PETカップ
プラスチック製のPET(ポリエチレンテフレタート)カップは、かき氷などによく利用されます。透明度が高く、中身が見えやすいのが特徴です。
●外箱
複数個の個包装アイスを収める外箱です。贈答用にも利用されます。
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選ばれるアイスのパッケージとは?
数あるアイス商品の中から、消費者に選んでもらうためには、工夫が必要です。そこでアイスパッケージを制作する際のポイントを見ていきましょう。
●シズル感のあるイメージ
食品パッケージは、写真やイラストなどでシズル感を出し、美味しそうに見せることはとても重要です。アイスにおいても同様に、「食べてみたい」という気持ちを喚起するようなイメージを取り入れることがポイントとなるでしょう。
●食感が伝わりやすいイメージ
アイスは、カップアイスであればスプーンすくったときのねっとりとした食感がわかる写真、チョコがバニラアイスに混ざったアイスであれば、チョコのパリパリとした食感がわかるイメージなど、アイスの食感が伝わりやすいイメージを用いるのもおすすめです。消費者の「食べてみたい」をより一層、引き出すことができます。
●高級感がある
近年、アイスはより高級志向が進んでおり、「贅沢なご褒美アイス」を大人向けに開発・販売する商品が増えています。高級感を付加する、もしくはベースとなる世界観を高級志向にすることは重要なポイントといえます。
●ブランドのアイデンティティを活かす
「ヘルシー志向」「素材そのものの味わいを活かす」など、ブランドの軸となるアイデンティティを活かすパッケージデザインもポイントです。例えばバニラアイスであれば、ミルクの素朴な味わいが伝わるようなイメージやキャッチフレーズが考えられます。
●信頼感を表現する
ブランドロゴなどのデザインを工夫し、ブランドやメーカーの信頼感を表現するのも一案です。消費者は信頼の置ける作り手の商品を手に取りたくなるものだからです。例えば、伝統的なブランドの権威も守りたいといった場合に、高級感と重厚感のあるフォントでブランドロゴを表現することで、信頼性が増します。
アイスパッケージの優良事例
アイスパッケージの優良事例を3つご紹介します。
●フレッシュな果実感のシズル感のあるパッケージ
季節ごとの旬の果実を用いたアイスシリーズのパッケージ例です。旬のマスカットの実を利用したアイスで、フレッシュでみずみずしいマスカットの果実と、果実一つをカットした中身のうるおうフレッシュな実物写真が映えています。その周りには色合いなどのデザインセンスが光っており、思わず食べてみたくなるアイスパッケージとなっています。
●中身が見えるアイス最中のパッケージ
あるアイス最中のパッケージでは、乳業ブランドのミルクの濃さと信頼性を強調したデザインが施されています。アイス最中をカットした実物写真が載せられ、その脇にブランドロゴが大きく見やすい文字で光ります。黄金色も各所に使われており、ほどよい高級感もあって、上質なアイス最中を食べていると感じさせてくれます。
●高級感のあるアイスブランドのパッケージ
他のアイス商品と比べて値段が少し高い高級アイスのブランドのパッケージは、消費者アンケートの結果、好感度が高いことが分かっています。アイスのフレーバーのリアルなイラストは味をリアルにイメージできるので、想像力をかき立ててくれます。またおしゃれで洗練された雰囲気に、その商品を買う行為そのものが「おしゃれな行為」に感じさせてくれます。
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アイスパッケージをOEMで効率的に作るポイント5つ
アイスパッケージをOEMで効率的に作るポイントを5つご紹介します。
●豊富な食品パッケージ制作実績
アイスパッケージは、食品全体のパッケージ制作実績を持つ信頼の置ける制作会社を選ぶことが大切です。特にアイスパッケージは保冷性、保存性、防水性など多様な機能が求められるため、素材選びにも長けている必要があります。それらの選定には豊富な経験によって培われるところが大きいため、実績は非常に重要です。
●店頭で手に取ってもらえるパッケージ制作支援
アイス商品は群雄割拠であり、店頭に並んだときに手に取ってもらわなければなりません。ただパッケージを制作するだけでなく、手に取ってもらえるパッケージデザインを制作してくれるような制作会社を選びましょう。
●オリジナリティ、ブランドアイデンティティの丁寧なヒアリング
アイスパッケージは、自社や自社ブランドのオリジナリティが高く、かつ、ブランドアイデンティティがしっかりと盛り込まれたデザインにしたいものです。そこで、自社が提案するコンセプトや伝えたいメッセージや情報を丁寧にヒアリングしてくれるところを選ぶことで、作りたいパッケージを制作してくれるでしょう。
●容器・包材・外箱の最適な選定
パッケージはデザインだけでなく、容器・包材・外箱についても最適なものを選定する必要があります。機能面、利便性の面などあらゆる側面から選ぶことが重要です。
また環境配慮の素材を利用したパッケージも、需要が高まっています。消費者の好感度をアップするためにも、ぜひ活用しましょう。
●容器・ラベル印刷まで一括対応
アイスのパッケージは、箱やカップなどの容器選定からデザイン、ラベル印刷まで一貫して制作を委託できるほうが、コンセプトやデザインの一貫性が生まれます。容器の手配からラベル印刷まで一連の流れを請け負ってくれるところを選ぶのをお進めします。
まとめ
アイスのパッケージは、アイスのOEM開発の際には欠かせない存在です。アイスパッケージを工夫することで、消費者に手に取ってもらいやすいパッケージを制作できるでしょう。
丸信では、ラベル印刷・シール印刷のサービスをご提供しております。アイスパッケージの制作実績も豊富にあり、容器選定からラベル印刷まで、一貫してご対応が可能です。
ぜひお気軽にお問い合わせください。

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