海外で「SUSHI(寿司)」が注目されて久しいですが、和食はヘルシー志向の潮流とマッチしており、世界的に注目度を増しています。そのような中、外国人でも取り入れやすい洋の要素を取り入れた和食「ネオ和食」がトレンドとなっています。
今回は、ネオ和食の特徴やトレンドの背景などの基本情報、今後の展望、ネオ和食の例、ネオ和食をOEM開発する際のポイントをご紹介します。
食品トレンド「ネオ和食」とは?

ネオ和食とは、伝統的な和食の特徴を踏襲しながら、「洋風」や「現代風」の要素を加えた新しいスタイルの和食です。従来の和食の伝統的な調理法や味わいを尊重しながら、現代風にアレンジを加えたものになります。
例えば、和食の定番であるだしとパスタを合わせる、ハンバーガーにマグロや和牛をはさむ、トーストに納豆やちりめんじゃこを載せるといったものが典型例です。
●ネオ和食の特徴
ネオ和食には、次のような特徴もあります。
・見た目や構成などもこだわりがある
ネオ和食は、ただ和と洋を組み合わせるだけでなく、「ネオ」という新しい斬新な世界観があることも特徴です。例えば盛り付けを工夫し、これまでの和食の雰囲気とは一変した、インパクトのある見た目を演出します。
また、料理に使用する食材の構成や、一度にテーブルに並べられるラインアップの構成などもこだわりが反映されます。
・健康志向などの近年の世界的なトレンドを踏襲している
近年、世界的に健康志向が高まっており、和食のヘルシーさが評価されています。具体的には、海から山、里など自然からの恵みをふんだんに取り入れている点、一汁三菜を基本としている理想的な栄養バランスといわれる点、動物性油脂よりもうま味で料理の美味しさを巧みに引き立てる点などが挙げられます。ネオ和食では、これらの和食のヘルシーさも継承しています。
丸信では食品パッケージの作成支援サービスを行っています。
パッケージ制作に関するお悩みをお気軽にご相談ください。
ネオ和食の需要が高まる背景
日本でネオ和食の需要が高まっている背景を詳しく見ていきましょう。
●ネオ和食の需要が高まる背景
・インバウンドの増加
JNTO(日本政府観光局)の統計によれば、2024年の訪日外客数の総数は約3,600万人で、伸率は前年比47.1%と増加しています。コロナ禍が収まり、「2025年日本国際博覧会(略称「大阪・関西万博」)」の開催もあって、さらにインバウンドは増加する見込みです。
想定されている来場者総数は約2,820万人であり、内訳は国内約9割、海外約1割であることから、海外からは300万人前後が訪れる見込みがあります。
日本に滞在するインバウンドが増加すれば、当然、和食に触れる機会も増えるため、よりインバウンドの口に合うネオ和食が利用されるのではないでしょうか。
・世界から注目を集める和食の再発見
和食は近年、世界から注目を集めており、日本でも和食の価値が再発見されています。「和食」はユネスコの無形文化遺産にも登録されており、先述のようなヘルシーな和食の魅力は、国境を越えて親しまれています。日本においてもさらに和食の研究が進み、よりその価値を引き出す料理が生み出されていくのではないでしょうか。
・世界的な健康志向の高まり
先述の通り、和食はヘルシーさが注目されていることから、世界的な健康志向の高まりのトレンドにもマッチしています。特にコロナ禍で外出自粛要請が出されてから、世界中の人々は体重が増加し、自由時間が増えたことによる生活習慣の見直しなどが進み、より健康への関心が高まったといわれています。オーガニック食品や植物ベースの食事、グルテンフリー志向などさまざまな健康トレンドがあります。ネオ和食がそれらの健康トレンドと相性が良いことは、容易に想像が付くでしょう。
このように、ネオ和食は盛り上がりを見せています。今後、ネオ和食はどうなっていくのか、展望を見ていきましょう。
●ネオ和食の今後の展望
すでにネオ和食は、日本国内の飲食店での提供、およびネオ和食専門店の登場などトレンドの勢いを増しています。今後は、自宅でも楽しめるネオ和食の市販品の普及やインバウンド向けのおもてなしネオ和食の開発などが進んでいくのではないでしょうか。
ネオ和食の例
ここで、ネオ和食の例をご紹介します。
●せいろがSNSでブーム
せいろを使った蒸し料理がSNSで一時期ブームになったことから、ネオ和食は家庭にも広がっているといえるかもしれません。蒸し料理であるため、油を使わないという点からよりヘルシーに和食を食べられます。昔ながらのせいろに洋風に食パンやウインナーなどを盛り付ければネオ和食に近づけられます。
●ネオ和食居酒屋
日本国内では、ネオ和食専門店がぞくぞく登場しています。中でも、ネオ和食居酒屋は、米や味噌をベースとした和食を中心に構成したネオ和食を提供する居酒屋です。土鍋ごはんや、ウニなどの高級食材を使った創作料理、豊富なトッピング付きのお団子食べ放題など他にはない斬新なネオ和食をお酒と共に楽しめます。
●米国の寿司レストラン
米国では、和食を取り入れた斬新なメニューを展開するレストランが登場しています。これもネオ和食の一つといえるのではないでしょうか。米国で大人気のSUSHI(寿司)を大胆にアレンジして日本人アーティストの店舗クリエイティブデザインによるサイケデリックな雰囲気の中で提供しています。カラフルな寿司やパフェなどのアレンジは、日本人でも圧倒されます。
丸信では食品パッケージの作成支援サービスを行っています。
パッケージ制作に関するお悩みをお気軽にご相談ください。
ネオ和食をOEMで開発するときの成功ポイント
今後、ネオ和食をOEMで開発するシーンも増えてくるのではないでしょうか。そこで、開発するときの成功ポイントをご紹介します。
●より一層ヘルシーに仕上げる
先述の通り、インバウンドの増加と世界的な健康志向を背景に、和食はヘルシーさが受けています。商品開発の訴求ポイントにもなり得るため、より一層、そのヘルシーさを際立たせて、ヘルシーに仕上げるのはいかがでしょうか。例えば、低糖質にする、素材の特性を生かすために調味料を極力使用しないといった形です。
●和食の持つ繊細な味わいなどの魅力を活かす
和食は素材や調理法はもちろん、その繊細な味わいにも類まれなものがあります。日本人ならではの細やかな感性が反映された、その味わいをぜひネオ和食にも反映させましょう。
●見た目や盛り付けにもこだわる
ネオ和食のポイントは、見た目や盛り付けも新しいところにあります。これまでにない見た目はSNS映えにもつながり、より注目を集めやすくなるでしょう。器やパッケージを工夫する、飾り付けに洋の要素を取り入れるなどが考えられます。
●インバウンド向けにヴィーガンやアレルギーも意識する
インバウンドにも提供することが多いネオ和食は、動物由来の材料は使わずヴィーガン対応にしたり、アレルギー対応も検討するなど、誰もが手に取りやすい、または注文しやすい形に整えることもおすすめです。
●パッケージにもこだわる
パッケージは、見た目にも関係する、特に重要な要素です。ネオ和食ならではの引きの強さが求められます。パッケージの素材選びからデザイン、ラベルやシールのデザインまでこだわって作ることで、多くの人から注目を集める商品を生み出せるでしょう。
まとめ
ネオ和食のトレンドから今後の展望、具体例や制作のポイントまでご紹介しました。ネオ和食は今後も、注目が高まっていくと考えられます。
ネオ和食のOEMをご検討される際には、ぜひ食品開発OEM.jpをご活用ください。
また、和食やその他の食品パッケージをご検討される際には長年の経験と実績を持つ丸信にご相談ください。食品包装ソリューションでは、多種多様な材質、形状から、お客様の商品にぴったりのパッケージングをご提案いたします。

お客様の思いをカタチにする
パッケージメーカー
丸信は包装資材事業を柱に、お客様の課題解決につながるさまざまなサービスやソリューションをワンストップでお応えする、トータルパッケージカンパニーです。
OEM製造が決まったら、気になることは売り場での訴求方法です。丸信ではOEMマッチングのご支援だけでなく、パッケージ製造企業として、お客様の製品をより魅力的に見せるパッケージをご提案いたします。
- 売れるOEM食品はパッケージから!
食品開発OEM.jpOEMパッケージ作成支援サービス -

パッケージ制作でこんなお悩みはありませんか。
- 食品のこだわりポイントをオリジナルパッケージでアピールしたい
- 店頭で手に取ってもらいやすいパッケージにしたい
- 容器・包材・外箱など何を選べば良いか分からない
- 環境に配慮した資材を使用したい
丸信では、食品のパッケージ制作をデザイン企画から
容器選定、商品撮影、ラベル印刷など幅広くご支援しております。
パッケージ制作に関するお悩みは丸信にご相談ください。
関連記事
フリーズドライ製法とは?仕組みやメリットを解説!
フリーズドライ製法の概要から仕組み、メリット、フリーズドライ製法の採用事例までご紹介します。
EU(欧州)へ食品輸出する商品企画のポイントを解説!
EU(欧州)への食品輸出の現状から、EU(欧州)へ輸出する食品企画の際に押さえておくべき基礎知識、EU(欧州)へ輸出する食品企画のポイントを解説します。
手に取られるキムチのパッケージはここが違う!押さえておきたいポイントとは?
キムチ商品のパッケージの種類と特徴から成功事例、食品パッケージの選び方、手に取ってもらえるキムチパッケージの設計ポイントまで解説します。
失敗しない食品OEMメーカーの選び方!問い合わせ前に準備すべき5つの項目
食品OEMメーカー選びのよくある失敗と失敗しない選び方、問い合わせる前の準備項目5つとコミュニケーションのポイントをご紹介します。
食品OEMの「小ロット」はどれくらい?在庫リスクを抑えて食品開発するコツ
食品OEMの小ロットとは何か、小ロット製造のメリット、小ロットから食品開発するコツ、小ロット対応の食品OEMメーカーの選び方をご紹介します。
ロングライフ製法とは?仕組みやメリットを解説
ロングライフ製法を用いて食品開発を進めたい方に向け、ロングライフ製法の概要から仕組み、食品開発の際に採用するメリットと注意点、ロングライフ製法を用いた食品開発の事例をご紹介します。













