最近では内食需要や個食ニーズの高まりから、さらに惣菜商品の売上が伸びています。いまはまさに惣菜を開発・製造することで、市場の波に乗ることができるでしょう。そこで今回は、惣菜OEMの開発・製造をご検討している方に向け、その製造のポイントをご紹介します。 目次 パウチ惣菜がコロナ禍でさらに需要が高まる 惣菜をOEMで製造する流れ 惣菜をOEMで製造するときのポイント まとめ パウチ惣菜がコロナ禍でさらに需要が高まる 近年、少子高齢化や単身世帯の増加により、個食ニーズが増加しており、惣菜のパウチ製品が特に人気です。 袋物惣菜(パウチ惣菜)の市場規模でいえば、近年伸びており、コロナ禍でもさらに伸びているといわれています。調理に手間をかけず、食べたいときにすぐ食べられる簡便性も、共働き世帯に受けています。 販売店舗はコンビニエンスストアやスーパーマーケットなどが多く、特にコンビニが多くを占めます。まだ内食需要は続くと見られますが、今後も個食化は進んでいくといわれています。 惣菜商品には、冷蔵のポテトサラダや鯖の味噌煮などの「袋物惣菜」のほか、おにぎり、寿司、弁当などの「米飯類」、調理済み焼きそば、調理済みスパゲッティなどの「調理麺」、コロッケなどの和・洋・中華の惣菜や煮物、焼物、炒め物、揚物、蒸し物、和え物、酢の物、サラダなどの「一般惣菜」など種類も多様です。 これらの総菜商品の開発・製造に取り組むには、まさに今がチャンスといえそうです。 食品OEM検討 ポイント・コラム集 食品OEM依頼の際に確認したいコラムを 一括ダウンロードしていただけます。 ダウンロードはこちら 惣菜をOEMで製造する流れ 惣菜を製造する場合、OEMを請け負っている食品工場に依頼するのが一般的です。 惣菜をOEMで製造する際には、どのような流れで行われるのでしょうか。主な流れをご紹介します。 ・ヒアリング どんな商品を作りたいのかをOEMメーカーに伝えます。このとき、実績と経験のあるOEMメーカーであれば、有用なアドバイスをくれるでしょう。 ・商品仕様の決定 製造する商品が決まったら形状、パッケージなどの仕様を決めていきます。 ・見積もり・発注 見積もりを出してもらい、問題なければ発注します。 ・試作、試食 本生産に入る前に試作をして試食を繰り返します。納得いくまで行ったら本生産を依頼します。 ・生産・納品 生産を終え、納品物を受け取ります。 惣菜をOEMで製造するときのポイント 惣菜をOEMメーカーに委託して製造するときには、成功のためにも、ぜひ次のポイントを押さえた上で製造しましょう。 ・常温、冷蔵、冷凍など形態を選ぶ 惣菜と一口に言ってもさまざまな形態があります。作りたい惣菜はどの形態なのか、ターゲットや利用シーンに合わせて吟味し、明確に定めておきましょう。 ・オリジナルレシピ制作から依頼することが可能かどうか確認する オリジナルレシピで惣菜を制作したい場合に、レシピ制作から依頼することができるOEMメーカーもあります。対応してくれるメーカーを選ぶといいでしょう。 ・小ロットから制作する まずはスモールスタートで、小ロットから制作して売れ行きを見るというのも一つの方法です。その場合、小ロットからの製造を受けているところとそうでないところがありますので、確認が必要です。 ・食品衛生に注意する 製造時における食品衛生についてはシビアに考える必要があります。特に工場の体制はどうなっているのか、ISO9001などのマネジメントシステム規格を取得しているかどうかも目安になります。 食品OEM検討 ポイント・コラム集 食品OEM依頼の際に確認したいコラムを 一括ダウンロードしていただけます。 ダウンロードはこちら まとめ 惣菜市場が伸びているいま、惣菜のOEM開発・製造は、まさに狙いめといえます。ぜひニーズをしっかりとらえて、ポイントを押さえた上で、惣菜を製造しましょう。そのためには、優れた総菜OEMメーカーを選ぶことが重要です。まずは商品コンセプトや仕様をある程度固めた上で、総菜OEMメーカーへ相談を持ちかけながら比較・選定すると、よりマッチしたメーカーを見つけることができるでしょう。 お客様の思いをカタチにするパッケージメーカー 丸信は包装資材事業を柱に、お客様の課題解決につながるさまざまなサービスやソリューションをワンストップでお応えする、トータルパッケージカンパニーです。OEM製造が決まったら、気になることは売り場での訴求方法です。丸信ではOEMマッチングのご支援だけでなく、パッケージ製造企業として、お客様の製品をより魅力的に見せるパッケージをご提案いたします。 コーポレートサイト 丸信のパッケージ製作サービス 「化粧箱を作りたい」「こんな紙箱を探している」ご要望をカタチにいたします! 「袋に貼るシールを作りたい。」商品にぴったりの、オリジナルラベルをご提案! 「食品を入れる袋を作りたい。」効果的なパッケージ方法をトータルサポート! 無料食品開発に関するお役立ち資料を無料進呈 食品開発に役立つ各種資料を無料でご提供しています。 是非この機会にご覧ください。 食中毒予防マニュアル 場所から探す!食品衛生における汚れと対策集 衛生商品カタログ 食品表示に関する基礎知識 食品情報コラム集 食品OEMご検討時に気を付けたい ポイント・コラム集 健康食品の開発の流れ -商品企画~開発まで 【掲載ご希望企業様用】 食品開発OEM.jpとは? お役立ち資料一覧はこちら 関連情報 毎日でも食べたい!全国で愛され続ける横浜餃子 ~タレのいらない餃子~ 鮭西京焼 作りたての味を保てる冷凍総菜、小ロットで生産対応可能です。
関連記事 売れるスムージーをOEMで作るポイント スムージーは、果物や野菜をふんだんに使ったフレッシュな味わいが特徴であり、スポーツ愛好家やダイエッター、健康に気を遣う人々に広く愛されています。近年のスムージーのトレンドとニーズと共に、スムージーの開発アイデアから売れているスムージーの事例、売れるスムージーをOEMで作るポイントを解説します。 選ばれるそばのパッケージはここが違う!押さえたいポイントとは? そばはヘルシーで世界的に注目されている食品です。パッケージについてもこだわって制作することで、より注目を集めることができるでしょう。そばのパッケージにはどのような特徴があるのか、またその種類をご紹介するとともに、注目のパッケージデザインをご紹介します。 そばをOEMで作る5つのポイントを解説! そばは世界的に健康食として注目を集めており、生産量、消費量ともに増えている、今トレンドの食材でもあります。そばをOEMで開発製造するときのアイデアや成功のポイントをご紹介します。 食品トレンド・業界動向~第4の肉「ラム肉」トレンドの背景や特徴を解説 近年、牛肉・豚肉・鶏肉に次ぐ第4の肉としてラム肉が注目されています。ラム肉のトレンドの背景や特徴、加工食品例、ラム肉にかかわる商品開発のポイントをご紹介します。 選ばれるドーナツのパッケージはここが違う!押さえたいポイントとは? ドーナツのパッケージの特徴と利用シーン別のパッケージ、選ばれるパッケージとはどのようなものか、制作のポイントをご紹介します。 非常食をOEMで作る5つのポイントとは?非常食のトレンドと特徴も解説! 非常食の市場は伸長を遂げており、OEM開発に取り組むことは大きな可能性があります。非常食はいま、どのようなトレンドがあるのか、ぜひ確認しておきましょう。また非常食の製造の特徴やOEM開発におけるポイントも合わせてご紹介します。