マカロンをOEMで作る5つのポイント
Date: 2024.07.01
Date: 2024.07.01
マカロンは洋菓子の中でも、比較的新しいものであり、近年、何度かブームになっています。直近でもブームが来ており、まだまだトレンドの発展の余地があります。今回は、マカロンをこれからOEMで開発しようとしている方に向け、開発の成功ポイントを5つご紹介します。
マカロンの概要から特徴、日本で人気を博した背景をご紹介します。
●マカロンとは?
マカロンとは、フランスを代表する焼菓子であり、もともとはイタリア発祥といわれています。アーモンドパウダー、砂糖、卵白をベースにして風味を付け、生地を丸く絞って焼き上げます。ガナッシュやクリーム、ジャムなどをはさむこともあり、バリエーションが豊かなのも特徴です。
マカロンの最も大きな特徴は、カラフルで見映えがよく、一口サイズで食べやすいところにあります。焼菓子なので生菓子と比べて日持ちもすることから、贈り物や手土産にも多く利用されています。
その食感は、サクサク・ふわふわ・クリーミーといった多様な味わいを一つで楽しめるのも特徴です。
●マカロンが日本で人気となった背景
マカロンが日本において火がついたのは、約30年前にフランスの有名菓子店が日本に初上陸したことが発端といわれています。マカロンは、焼菓子の一つとして個体での販売のほか、パフェにのせるなどして、さまざまなシーンで提供されてきました。
やがて、2003年頃にブームが頂点に達し、マカロンが世間一般に広く知れ渡るようになりました。
そしてここ数年では韓国マカロンと呼ばれる「トゥンカロン」というマカロンの進化形も注目され、一般に定着していたマカロンのブームが再興しました。
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マカロンをこれから商品として開発し、OEMで製造したいと考える方もいるのではないでしょうか。そのようなシーンにおいては、次のようなポイントで作ると良いでしょう。
1.カラフルな色合い・味展開を活かす
先述の通り、マカロンの特徴は、カラフルな色合いや種類の多さにあります。そのため、それらをより追求して、独自のマカロンを制作するのも良いでしょう。あえてマカロンの種類を豊富にすることで、差別化を図ることもできます。
2.グルテンフリー・アレルギー対応など健康志向を取り込む
菓子業界にも健康志向が訪れており、グルテンフリーやアレルギー対応の菓子も注目されています。マカロンにもそのような要素を取り込めれば、より幅広い人に手に取ってもらえるでしょう。
3.マカロン表面に文字・イラストを入れ、パーソナライズする
マカロンの表面・裏面には、何らかの文字やイラストを入れて、パーソナライズすることもできます。例えば、誕生日の贈答用に個人の名前を一文字ずつ印字して提供することも可能です。
4.進化形マカロンも検討する
トゥンカロンなどの大きなサイズで、よりアレンジのきいた進化形マカロンを開発するのも良いのではないでしょうか。SNSで取り上げられるような外観にすることで、より注目を集めることでしょう。
5.焼菓子が得意なOEMメーカーを選定する
マカロンをはじめとした焼菓子を得意とするOEMメーカーを選定することが、成功の第一歩です。マカロン製造に慣れている事業者であれば、より美味しさと完成度に期待が高まります。
マカロンはさまざまな形で開発されています。ここでは注目のマカロン開発事例を3つご紹介します。
●地域特産品の果物を使ったフルーツ感あふれるマカロン
地域特産品の苺を生地に折り込み、フルーツ感あふれるマカロンを製造した事例です。色合いも苺を思わせるピンク色にして、パッケージには苺のイラストを印刷しました。
また、別の地域では地域特産品のかぼすを用いた緑色のマカロンの開発事例もあります。地域の産物を広く活用し、地域活性化にもつながっています。
●生チョコマカロン
ある企業は、生チョコマカロンという独自の製品を提供しています。マカロン生地に、生チョコをはさむことで、ぜいたくさをアピール。カカオを入念に選定し、1粒を作るのにのべ1週間かけるという手の込んだこだわりの制作により、マカロンの新たな価値を生んでいます。
●抹茶味のマカロン
京都の和菓子職人による抹茶の魅力をふんだんに活用してつくられた抹茶味のマカロンの事例です。マカロンでありながら、しっとりとした食感と、京都の茶葉による抹茶を用いたクリームは、和菓子職人ならではの繊細なこだわりが詰まっています。日本人にしか作ることができない抹茶味のマカロンは、他の日本の伝統食材を利用して横展開できそうです。
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近年、マカロンのブームが再興していることから、マカロンを開発するにはタイミングの良い時期といえるかもしれません。マカロンのOEM開発を検討する際には、ぜひ食品開発OEM.jpをご活用ください。
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