羊羹のOEMで押さえるべき3つのポイント
Date: 2023.04.03
Date: 2023.04.03
これから羊羹をOEM開発しようとお考えの方は、おそらくどんな商品にすれば売れるのか、またどのように戦略を立てれば消費者に喜ばれるのか、悩んでいるかもしません。
そこで今回は、近年の羊羹のトレンドから羊羹のOEMで押さえるべき3つのポイント、OEMメーカーの選び方をご紹介します。
近年の羊羹のトレンドや市場状況を確認しておきましょう。
羊羹はもともとメインユーザーが高齢者であり、若者にとってはなかなか食べる機会が少ないのが事実です。しかし、コンビニエンスストアには必ずといってもいいほど一口サイズの羊羹が売られていますし、近年はより利用しやすいように、さまざまに工夫されて商品開発がされています。例えば、こんなトレンドがあります。
●「スライスようかん」
近年、羊羹業界で革命的な新開発として話題になったのがスライスようかんです。食パンにのせるのにちょうどいいサイズのシート状のようかんで、バターと塩を加えてあります。そのため、食パンに乗せてトースターで加熱すると小倉バタートーストが手軽につくれます。ちょっとした手作りおやつ感覚で楽しめるのもポイントです。
●「アート羊羹」が新しいトレンド
羊羹は近年の「映え」ブームの波にも乗っており、見た目を楽しむアート羊羹が生まれています。寒天やフルーツを活用して透明の中に美しい色とりどりの形を含めて作られています。手土産用途にも重宝されています。
●防災食としての羊羹
羊羹は、地震などで被災したときの防災食としての商品開発もされています。糖質が多いうえに手軽に食べやすく、賞味期限を長めに設定できる特性を活かしたアイデアです。羊羹の需要減少を救う一手にもなっています。
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現在、羊羹のOEMを考えているという方は、ぜひ失敗しないように、次の3つの押さえるべきポイントを確認してみてください。
●若者が興味を引かれるオリジナル羊羹を開発
羊羹需要を伸ばすには、従来からの高齢者に加えて若者もターゲットに加えることが一つの方法です。ぜひ若者が興味を引かれるオリジナル羊羹を開発しましょう。アート羊羹はその一つの方向性としておすすめです。
●一口羊羹など現代の需要にもあわせる
忙しい現代人の需要に合わせて、一口で食べられる一口羊羹やスティックタイプの羊羹も注目されやすくなります。
●OEMメーカーと組んで企画開発
OEMメーカーに製造を依頼する際には、企画開発から手伝ってもらうのもおすすめです。例えば最近、売り上げが高くなった商品傾向をよく知るメーカーや、羊羹の材料についての知識が豊富であったりするメーカーは心強いと考えられます。
羊羹OEMメーカーを探す際には、ぜひ次のポイントを押さえて選ぶのをおすすめします。
●こだわりの原材料を調達してくれる
羊羹は、小倉あんベースだけでなく、抹茶やフルーツ、コーヒーなどの味付きあんベースや具材を追加するなどのさまざまな原材料を用いることで工夫のしがいがあります。また原材料は国産にこだわる、北海道小豆にこだわるなど、優れたものをOEMメーカーに調達してもらうのも良いでしょう。
●商品開発も一緒に行ってくれる
羊羹市場で注目を集めるには、若者を惹きつけるなどの企画力が求められそうです。商品開発から伴走してくれるOEMメーカーと相談しながら進められると安心です。
●小ロットから生産可能
まずは小ロットから試したいというケースでは、OEMメーカーが小ロットからの依頼を受けているかによって変わってきます。小ロット生産を受けているか確認しましょう。
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今後、羊羹をさらに進化させていくことで新たな市場が開拓される余地があります。羊羹OEMを成功させるためにも、ぜひ今回の内容をヒントにされてみてください。
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是非この機会にご覧ください。
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