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甘酒のOEMで注目すべき6つのポイント

飲料

Date: 2023.07.10

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近年、女性を中心に健康・美容の観点から注目を集めている甘酒。市場が活性化した後、いまだに根強い人気を博しています。
今回は、甘酒のOEMを検討されている方に向け、知っておきたい甘酒の基礎知識や市場動向とトレンド、開発のポイントをご紹介します。

甘酒の基礎知識

甘酒とは、米麹を原料にした「麹甘酒」と、酒粕を原料にした「酒粕甘酒」の2通りの製造方法で作られる、日本に古くから親しまれてきた飲み物です。

白く混濁している見た目が特徴で、「酒」という名がついているとはいえ、アルコール含有量はわずかというものが多いため、一般的にはソフトドリンクとして商品化されています。

●麹甘酒
麹甘酒は、炊いたお米のご飯、もしくはおかゆに米麹と水を混ぜ、保温しながら一晩ほどかけて発酵させて作ります。デンプンを糖化することで甘味が作り出されます。糖化とは、アミラーゼなどの酵素によって米のデンプンが分解され、糖になることを指します。十分に糖化させることで、ブドウ糖が生まれて甘みが出ます。

●酒粕甘酒
酒粕甘酒は、搾った日本酒の粕である酒粕と、砂糖と水を用いて作ります。湯に酒粕を溶いて加熱した後、砂糖などの甘味を加えるのが一般的です。

酒粕にはアルコールが含まれているため、酒粕甘酒には少量のアルコールが含まれていることもあります。
酒粕は酒造りの工程で作られ、それぞれ味わいが異なるため、酒粕甘酒にも多様な味わいが生まれます。

●飲む点滴
甘酒は、栄養素を豊富に含むことから「飲む点滴」と呼ばれています。

主な栄養素として、ブドウ糖や必須アミノ酸、ビタミンB群などが挙げられます。

必須アミノ酸は体内で生成できず、食事から摂るしかないため、含む食品は重要な栄養源となります。さらにビタミンB群は、糖質をエネルギーに変える手助けをするのに必要であり、代謝に欠かせない栄養素です。

甘酒は飲むだけでなく、調味料や菓子などの料理に使うこともできます。

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甘酒の市場動向とトレンド

甘酒の市場動向は、どのようになっているのでしょうか。また近年の甘酒のトレンドの傾向を確認しておきましょう。

日本において2016年頃から発酵食品ブームの潮流もあり、甘酒市場も拡大しました。

当時の甘酒市場は50〜60代の男女が牽引していたものの、麹甘酒に対しては、20〜40代女性にも注目を集めていました。

一方で、近年は落ち着きを見せており、市場はやや低迷ぎみです。

その背景として、健康飲料の選択肢が広がり、アーモンドミルクやオーツ麦ミルクなどの代替ミルクおよび植物性飲料が健康飲料として注目されていることの影響もあるといわれています。

しかしながら、甘酒はただ美味しいだけではない、健康飲料としての立ち位置は守り続けています。コロナ禍を経て、人々の健康意識は大いに高まったことから、甘酒を習慣的に飲むことを定着させている消費者も出てきています。
今後は、この低迷状況を脱するべく、差別化を図ったり、健康訴求を強調したりすることが重要といえます。

甘酒のOEM開発のポイント6つ

甘酒をOEM開発しようと考えている方は、ぜひ次のポイントを押さえ、成功につなげてください。

●手作りの美味しさにこだわる
麹甘酒をつくる場合には、原料を麹で発酵させるところから手がけ、本物の麹甘酒作りにこだわることがおすすめです。すでにできあがっているペーストを希釈してつくるのではない、深みのある味わいや手作り感を提供できます。

●フレーバー付きオリジナル甘酒も検討を
近年はりんごや桃などの果物や栗、さつまいもといった野菜などを配合し、フレーバー付きのオリジナル甘酒もよく見かけます。他社との差別化のためにもぜひ検討しましょう。

●名産物を原料にする
甘酒にする米や酒粕、フレーバーに用いる果物などの原料に、地方で採れる名産物を用いるのもおすすめです。地元の名産物のPRにもつながり、オリジナル甘酒としてのメリットも見込めます。

●衛生面など信頼できるOEMメーカーを選ぶ
甘酒に限らず、食品は製造して販売した後、消費者の口に直接入ることから、OEMメーカーにおいても安心安全な原材料や製造設備が求められます。製造設備や工場の衛生管理体制を把握して、信頼できるメーカーを選びましょう。

●ノウハウや原材料提供のOEMメーカーもおすすめ
甘酒づくりの実績によるノウハウや、原材料を提供してくれるOEMメーカーを利用するのもおすすめです。そのノウハウと原材料が、自社の発想を超える素晴らしい甘酒製品を作ることができる可能性もあります。

●ロット数を確認
製造ロット数を想定すると、スモールスタートを切りたい方も多いでしょう。最小ロット数はあらかじめ確認しておくのをおすすめします。在庫リスクが少なければ、思い切った企画も可能です。

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まとめ

甘酒は、他の健康飲料の波が来ていることもあり、さらなる差別化や健康訴求のプロモーションが求められます。

ぜひ優良なOEMメーカーと出会い、売れる甘酒を製造してください。




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