HOME > コラム > シニア層に有効なマーケティング戦略とは?

関連のコラム

2024年食品トレンド・業界動向④ ウェルビーイング食

今回は2024年の食品トレンドや業界動向の一つとしてウェルビーイング食…

ヨーグルトをOEMで作る3つのポイント

今回はヨーグルト市場の動向からヨーグルトのOEM開発のポイント、ヨーグ…

売れている健康食品のパッケージはここが違う!選ばれるポイントとは?

今回は健康食品のパッケージの役割と種類、売れている健康食品のパッケージ…

食品ノベルティ制作時のポイントとは?トレンドやHACCP導入による注意点について解説

本コラムでは、食品ノベルティの概要から最新のトレンド、制作時のポイント…

食品OEM委託企業が利用できる補助金について~制度の概要から申請方法まで徹底解説~

本コラムでは、食品業界に特化した代表的な補助金について詳しく解説し、そ…

つくりたいもの・サービスを探す

OEMメーカーを探す

関連のお役立ち資料

食中毒予防マニュアル

手洗い・洗浄作業など、食中毒予防の3原則に基づいたマニュアルです。

場所から探す!食品衛生における汚れと対策集

内装、器具、部材など場所ごとの食品衛生における汚れと対策をご紹介します。

衛生商品カタログ

食品工場の衛生管理に役立つ、衛生商品をご紹介します。

食品表示に関する基礎知識

食品表示における基本ルールや表示する際の注意点など、食品表示における基礎をわかりやすく解説します。

食品情報コラム集

食品情報に関するコラムを一括ダウンロードしていただけます。

関連のイベント

食品OEMマッチング事例 食品パッケージ制作支援サービス 食品開発展2024ブースOEM専用バビリオン出展企業様大募集!!

シニア層に有効なマーケティング戦略とは?

その他

Date: 2021.03.22

食品OEMまるごとおまかせサービス

超高齢社会に突入するといわれる現代日本において、シニア層はますます有力な顧客層になっていくと考えられます。そのような中でも、ただ漠然と「シニア向け」に商品を企画・開発・販売するのでは、競合他社の製品に勝つことがむずかしくなっていくでしょう。そこで必要になるのが、シニアマーケティング戦略を立てて、商品を企画・製造・販売することです。
そこで今回は、シニア層に有効なマーケティング戦略を立てるヒントをご紹介します。

シニアマーケティングが重要な理由

高齢化が進む中、2025年には、国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上の超高齢社会に突入するといわれています。内閣府が公表した「平成30年版高齢社会白書」によると、平成29年10月1日現在、国内全人口のうち65歳以上の割合は27.7%という結果となっています。

そしてシニア向けの市場は、2025年には100兆円を突破するという予測もされています(ニッセイ基礎研究所試算)

このように、今後、ますます成長していくと見られるシニア市場を目の前にすると、その分、参入する企業も増えてくると考えられます。このことから、しっかりと戦略を立ててシニアに対するマーケティングを実施していくことが重要になってくるといえます。

食品OEM検討 ポイント・コラム集

食品OEM依頼の際に確認したいコラムを
一括ダウンロードしていただけます。

ダウンロードはこちら

シニアマーケティングの課題

すでに、多くの企業がシニアマーケティングを実施しています。しかし、シニアマーケティングは概して「むずかしい」といわれており、課題も多くあります。例えば、次のような課題です。

1.データ不足
シニア層と一口に言っても、年々、新たな層がシニア層に加わっていくため、変化が激しいのが特徴といえます。ターゲットとして、ただぼんやりと「シニア層」とイメージするだけでは、正しく現在のシニア層をとらえることはできません。正しくとらえるためにはデータが必要になりますが、データは随時、新しく取得する必要があります。そのため、常にデータ不足の状態にあるのがシニアマーケティングのむずかしいところです。

2.市場分析法が確立されていない
シニアマーケティングはすでに多くの企業が実施していますが、まだ市場分析法が確立されていないところがあります。一定の法則のようなものがあまりないため、セオリー通りにマーケティングを実施するということがむずかしいといえます。

3.シニア層の中にも多様な層がある
シニア層と一口に言っても、年代ごとに傾向が異なりますし、アクティブ層やそうでない層などいろんな層がいます。それらの、どのシニアにターゲットを絞るのかによって戦略も大きく変わってきます。

4.変化に対応する必要がある
シニア層に属する消費者は、常に変化の中にあります。可処分時間・可処分所得の変化や、老化による健康の衰えなどによる、心身の状態や行動範囲、生活環境などが大きく変わります。そうした変化も見通した戦略が必要になってきます。

シニア層に有効なマーケティング戦略

これらの課題を踏まえ、シニア層に有効なマーケティング戦略にはどのようなポイントがあるのか、ご紹介していきます。

1.シニア層の中でもターゲットを絞り込む
先ほど、シニア層には多様な層があると述べました。そのため、まずは自社商品を企画する段階で、ターゲットを絞り込むことが重要です。年代、経済力、健康度などをしっかりと定義しましょう。

2.ターゲットごとのニーズを調査する
絞り込んだターゲットのニーズを調査します。「モノ消費」を重視していた時代から、価値や体験を消費する「コト消費」へと進化しているといわれる中、ターゲット層はどのような考えのもとで消費活動を行うのか、細やかに調査していきます。

3.IT利用層を活用する
現在、シニア層は、デジタルに親しむ層と、アナログ層に分かれるといわれています。デジタルに親和性の高いターゲットを設定した場合に、シニアデジタルマーケティングが有効です。スマートフォンやSNS、インターネットはどのくらい利用しているのかによって、販促方法も変化するでしょう。特にシニアデジタルマーケティングは有効といわれていますので、検討の余地があります。

4.アナログからのアプローチも重要
シニアデジタルマーケティングを実施するからといって、アナログによる冊子や紙といったアプローチを軽視する必要はありません。シニア層にとって、直接、自分の手に取って確かめられるということは、信頼しやすくなることから、購買意欲が高まると考えられます。デジタルと共にアナログの戦略も実施していくことが、シニアマーケティングには欠かせないポイントといえます。

5.商品の質や信頼性を重視する
シニア層にとって、共通して言えるのは、より信頼のおけるものを購入する傾向があることです。シニア層は、商品購入時に慎重に選ぶといわれています。若年層と比べると、流行やイメージに左右されにくいところもあります。商品の本質を見極め、より信頼性の高いものを選ぶシニア層を想定して、商品の質や信頼性を重視した戦略や企画を立てることが重要です。

食品OEM検討 ポイント・コラム集

食品OEM依頼の際に確認したいコラムを
一括ダウンロードしていただけます。

ダウンロードはこちら

まとめ

シニアマーケティング戦略は、超高齢社会に突入する時代において、必要不可欠といえます。まだセオリーが確立されていない領域であり、流動的で変化の激しい層であることから、その都度、商品ごとにターゲット像やニーズ調査を実施していくことが求められます。成功すれば大きな発展の可能性を秘めている市場ですので、ぜひ地道に取り組んでいきましょう。




お客様の思いをカタチにする
パッケージメーカー

丸信は包装資材事業を柱に、お客様の課題解決につながるさまざまなサービスやソリューションをワンストップでお応えする、トータルパッケージカンパニーです。
OEM製造が決まったら、気になることは売り場での訴求方法です。丸信ではOEMマッチングのご支援だけでなく、パッケージ製造企業として、お客様の製品をより魅力的に見せるパッケージをご提案いたします。

コーポレートサイト

丸信のパッケージ製作サービス

オーダーメイド専門店紙箱化粧箱.net

「化粧箱を作りたい」
「こんな紙箱を探している」
ご要望をカタチにいたします!

オリジナルのラベル・シール作成ならラベル印刷シール印刷.com

「袋に貼るシールを作りたい。」
商品にぴったりの、
オリジナルラベルをご提案!

関連記事

2024年食品トレンド・業界動向④ ウェルビーイング食

今回は2024年の食品トレンドや業界動向の一つとしてウェルビーイング食に迫ります。

ヨーグルトをOEMで作る3つのポイント

今回はヨーグルト市場の動向からヨーグルトのOEM開発のポイント、ヨーグルトの製造事例をご紹介します。

売れている健康食品のパッケージはここが違う!選ばれるポイントとは?

今回は健康食品のパッケージの役割と種類、売れている健康食品のパッケージの特徴と選ばれるポイント、参考になる健康食品のパッケージ例をご紹介します。

食品ノベルティ制作時のポイントとは?トレンドやHACCP導入による注意点について解説

本コラムでは、食品ノベルティの概要から最新のトレンド、制作時のポイント、さらにはHACCP(ハサップ)導入の重要性と注意点に至るまで、幅広く解説していきます。

食品OEM委託企業が利用できる補助金について~制度の概要から申請方法まで徹底解説~

本コラムでは、食品業界に特化した代表的な補助金について詳しく解説し、その活用方法や申請方法についてもご紹介いたします。ぜひ、食品業界に携わる皆様の参考になれば幸いです。

食品製造業者、OEM受託企業が利用できる補助金について~制度の概要から申請方法まで徹底解説~

本コラムでは、食品製造業者やOEM受託企業が活用できる補助金制度についてのご紹介から、申請方法について解説いたします。

 

 

 

 

食品OEM企画トータル支援サービス