米菓・せんべいのOEM企画・4つの極意
Date: 2022.07.01
Date: 2022.07.01
米菓やせんべいを新たに企画する際には、ぜひトレンドとポイントを踏まえて行いたいものです。またOEMに委託する際にも、いくつかのポイントを押さえて選定することで、米菓やせんべい製品開発の成功につながります。
今回は、米菓・せんべいのOEM企画の極意やポイントについてご紹介します。
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米菓・せんべいを新たに開発しようと検討されている方が知っておきたいトレンドを紹介します。
米菓市場は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による巣ごもり消費で、拡大傾向を見せました。
特に外出自粛による外食頻度の低下により、おつまみとしても人気となっているのが、柿の種や小袋アソート商品です。
また家にいながら手軽につまめる菓子としての米菓やせんべいという需要も高まったとみられています。
近年、若年層へのアプローチは米菓市場における課題でしたが、ここ数年で新しい切り口で米菓やせんべいが各メーカーから提供されるようになり、若年層にも親しまれています。
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今、コロナ禍を受け、新たな可能性が出てきている米菓・せんべいは、新規企画開発を行うチャンスといえそうです。そこで、米菓・せんべいの新規企画を行う際の極意をご紹介します。
●トレンドを押さえた企画
新規企画を考えるときには、ある程度、今注目されているトレンドを押さえることは重要といえます。そのトレンドの波に乗るほか、ニーズを知るための重要なポイントとなります。
●コンセプト策定を先に行う
商品の企画開発の際にはまず何よりも先にコンセプトが重要になります。「なぜその商品を作るのか?」といった目的を明確にし、最適なコンセプトを策定していきます。ターゲットの利用シーンも具体的にしましょう。その上で、具体的な商品の具材や食感、味などを決めていきます。
●使用する素材を検討する
具体的な商品を考えるときには、穀類、豆類、種実類、野菜類、藻類など、使う素材を検討することが重要になります。コンセプトに合わせて検討していきましょう。
●パッケージにもこだわりを持つ
米菓やせんべいの商品は、他の菓子類や食品と同様に、パッケージにもこだわりを持ちましょう。コンセプトやターゲットをもとに、商品名やロゴ、キャッチコピーを施し、パッケージは、流通ルートを考慮した包装形態や、コンセプトに合わせたパッケージデザインを検討します。
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米菓・せんべいの企画開発がある程度決まったら、それをOEMに委託して製造する際の、選定時に見るべきポイントをご紹介します。
●長年の米菓・せんべい製造実績を有する
まず委託先のOEMメーカーの実績を確認しましょう。今コンセプトを定めて自ら作ろうとしているものを製造できるスキルや機材を有しているかということは重要です。同様の製作事例を見せてもらうと良いでしょう。
●自社の要望に応えてくれる
自社の希望の商品の製造を任せられそうなら、次は自社の要望に応えてくれるかどうかが重要になります。相談してみて、意思の疎通がスムーズにいきそうかという点で確認しましょう。
●衛生管理が整っている
食品工場であることから、衛生管理は重要です。具体的な取り組みの詳細をヒアリングするのをおすすめします。
●小ロットから製造できる
小ロットから製造することができるOEMメーカーは、企業努力をしているケースも多いため、良いメーカーであることが期待できます。
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米菓やせんべいの新規企画や開発を行う際には、ぜひ参考にしていただけると幸いです。
極意の中でも特に重要なのは、まずは商品のコンセプトをしっかり策定することにあります。ぜひ他にはない自社オリジナルの商品開発を行ってください。
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