国産ワインブーム到来!ワインOEMの3つのポイント
Date: 2022.11.01
Date: 2022.11.01
近年、ビールやウィスキー、ジン、リキュールなどさまざまなお酒をOEMで製造する方が増えてきています。
中でもワインは国産ワインブームの到来により、国内でワインのOEM製造販売を行うのには良い契機といえます。今回は、ワイン開発からOEM製造において知っておきたいポイントと共に、ワインOEMの選び方についてご紹介します。
日本におけるワインブームは、さまざまな形で起こってきました。高級ワインブームやポリフェノールに注目された赤ワインブーム、家ワインブームなど、近年、多様なワインブーム起きています。
最近では、低価格輸入ワインやスパークリングワインブームなどが同時に起きており、国産ワインブームもきているといわれています。
ワインといえば海外からの輸入が多いイメージですが、実は国産ワインも決して劣ってはいません。そしてワイン好きの中では、国産ワインブームが到来しているといわれています。
ところで国内では、山梨県を筆頭に、北海道や長野県でワイナリーが存在し、ワインを製造しています。そのワイナリーで作られているのは日本ワインです。
ここで日本ワインと国産ワインの違いを確認しておきましょう。
日本ワインとは、国産ブドウのみを原料とし、日本国内で製造された果実酒のことで、純粋な日本で作られたワインといえます。一方で、国産ワインは「国内製造ワイン」の意味合いです。日本国内で製造された果実酒・甘味果実酒全般を指すため、例えば海外産のブドウを輸入して作ったものも含まれます。
日本ワインと国産ワインも共に、日本で作られたワインであることは同じです。これらのワインが注目を集めていることから、ワイン開発のチャンスといえるかもしれません。
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いざワインを作りたいと考えた場合には、企画開発から製造、販売まで計画しておきたいものです。そのワイン開発・OEM製造・販売に関して知っておきたいポイントを紹介します。
●必要な免許を取得する
酒類を取り扱うには各種免許を取得する必要があります。酒類の製造には「酒類製造業免許」、販売には「酒類販売業免許」が必要です。自社で製造せず、OEMに製造を委託する場合には「酒類製造業免許」は不要ですが、「酒類販売業免許」は必要です。
作ったワインを地元の飲食店に販売したいという場合には、「一般酒類小売業免許」が必要です。さらに、自ら通販で販売したいという場合には「通信販売酒類小売業免許」を取得しましょう。
●ワイン用ブドウを選定する
ワイン製造に欠かせないのが、原料であるブドウの選定です。ワイン用ブドウの品質によってワインの品質が変わるといわれているためです。見分け方としては多様な項目があり、例えば糖度や酸度、窒素、香りの前駆体などがあります。
●利用シーンを提案する
ワインは、特別な日に飲むものとは別に、コロナ禍の外出自粛も手伝って日常的に飲まれるようになったため、一般層に広まっています。日常的にたしなむヒントとしてラベルに料理とのペアリングを記載し、利用シーンを具体的に提案することで、購買を促すのも良いでしょう。
ワイン製造にOEMを利用することは多いものです。その場合には、どのようなことを基準にワインOEMメーカーを選ぶのがいいのでしょうか。その選定ポイントをご紹介します。
●小ロットから製造可能か
ワイン開発・製造が初めての場合、市場テストを行い、様子を見てから大量生産するというのが一般的です。その場合、テスト段階では小ロット製造が理想的といえます。小ロット製造を受けているOEMメーカーは限られていますので、よく見極めが必要です。
●免許の有無
先述のようにワイン製造・販売には各種免許を要します。製造に必要な免許を持っているかは念のため確認しておきましょう。
●原材料の調達が可能か
OEMメーカーによっては、長年の生産実績により、優れた原材料の入手ルートを備えているケースも少なくありません。原材料の調達から相談したい場合には、そうした入手ルートを備えているOEMメーカーを選びましょう。
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国産ワインブームが起きているといわれている中、日本においてオリジナルワインを開発製造するのは好機といえます。注目されるワインとは何かを見極めた上で、優良なワインOEMメーカーを選び、ワインOEMを成功させましょう。
世界で初めて「巨峰」でワインを造り、1972年創業以来、巨峰100%醸造にごだわり続ける福岡県で一番古いワイナリーです。農業の表現者として地元に密着したワインづくりを行っています。
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