団子のOEM開発で注意したい5つのポイント
Date: 2024.04.01
Date: 2024.04.01
これから団子をOEMで開発しようと思っているものの、パッケージをどうすればいいか迷っていませんか。団子のパッケージは売上を左右することから、入念に検討する必要があるでしょう。今回は、団子のトレンドから売れる団子のOEM開発におけるポイント、パッケージ制作時の注意点をご紹介します。
今、どのような団子が売れるのでしょうか。昨今の団子のトレンドから探っていきましょう。
●団子のトレンド
・ホイップクリームやフルーツを載せた見映え重視の団子
近年は、SNSの台頭から投稿ニーズが高まっており、菓子類は「見映え」が重視されるようになっています。そのため団子も見映えの良いカラフルかつ華やかな商品がぞくぞく生まれています。
例えば、カラフルな餡を載せた串団子にホイップクリームを絞り、フルーツなどで飾り付けをするホイップ餡団子があります。まるでケーキのような見た目と味わいを楽しめます。
・瓶入り団子
見映えの良い瓶入り団子も、若者の間で人気を博しています。みたらし団子のたれを瓶に入れ、そこに団子を入れる販売方法は、これまでの串団子のスタイルを覆す新しい売り方です。餡を入れておしるこ風にしたり、苺クリームを入れて洋風にしたりとさまざまなバリエーションが生まれています。
●売れている団子の特徴
今、売れている団子はどのような特徴があるのか探ってみると、特にみたらし団子は人気を博しているようです。
例えば、ある老舗和菓子店は、串に5つの団子を刺したみたらし団子を、まるで焼き鳥のねぎまのように平べったくしています。そしてだしが効いた独特なタレを塗ることで、老若男女問わず愛されるみたらし団子に仕立てています。
また、団子ならではのシコシコ感やもちもち感のバランスの良さを重視することも売るためのポイントといえます。
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売れる団子をOEMで開発するポイントを確認しておきましょう。
●オリジナルの団子粉や餡、タレなどを用いる
売れている団子商品がそうであるように、団子粉や餡、タレなどはこだわって配合し、オリジナルを追求するのが良いでしょう。団子に使われている粉は、白玉粉、上新粉、もち粉、団子粉、米粉など多種多様です。ターゲットや出したい食感などに合わせた団子を開発するのがおすすめです。
●和菓子や団子OEMで長年の実績のあるメーカーを選ぶ
団子は職人技で作られるところもあるため、すでに長年、和菓子屋団子OEMで実績のあるメーカーを選ぶと安心です。
●品質や衛生管理を徹底する
食品工場全般にいえることですが、品質や衛生管理を徹底された環境で製造することも重要です。品質マネジメントの国際規格であるISO9001を取得しているなど、信頼のおける工場を持つOEMメーカーに依頼しましょう。
●パッケージにもこだわる
団子はパッケージにこだわることも一案です。団子のパッケージはさまざまなバリエーションがあります。プラスチック製の串団子容器のほか、贈答用の紙箱、串に刺さず、一個一個区分けされたプラスチック容器に入れる方法もあります。喫食シーンに合った、最適なパッケージをこだわって制作するのをおすすめします。
団子のパッケージを制作する際には、次のような注意点を押さえておくと良いでしょう。
●商品の売り上げを左右することを知る
パッケージは、消費者の購買意欲を高め、購買するかどうかを左右する重要な役割があります。そのことを押さえた上で、団子のパッケージを企画する際には、売りたいターゲットに団子商品の魅力が伝わるデザインやキャッチコピーにしましょう。
まずはターゲットがどのようなパッケージであればその団子を買おうと思うのかを研究することが先決です。
●パッケージの保護性も考える
パッケージは、商品の魅力を伝える役割と共に、商品を保護し、衛生面や品質面で信頼のおける商品を消費者に提供するための役割もあります。団子に最適な保護性を施すにはどのような素材や形状である必要があるのかを専門家に聞いて制作しましょう。
●事前に競合商品のデザインを確認しておく
店頭などでは、他社の団子商品と比べられます。そのため、他社の団子商品よりも買いたくなる仕掛けが必要です。特にパッケージは重要であるため、あらかじめ競合商品のデザインを把握しておくのも必要です。
●著作権侵害をしていないか確認する
団子商品のパッケージ制作の際には、他社の商品パッケージを見ながら制作すると思われます。売れている商品のパッケージデザインをお手本にする際に、著作権侵害になっていないかどうかを十分に確認することをおすすめします。
●食品表示を正しく行う
団子に限らず、食品のパッケージ全般についていえることですが、食品表示法に則った表示が必要です。義務付けられている表記項目をよく確認して表示を行いましょう。
また団子の場合、パッケージに入れずにバラ売りをすることもあると思われます。その場合は、立札を利用するなど別途、表示方法が決まっているため、よく確認して正しく表示しましょう。
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売れる団子商品の開発のポイントやパッケージ制作の注意点をご紹介しました。ぜひ売れる団子を世に送り出してください。
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