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レトルトカレーOEM
製造・開発とOEM受託企業選びのポイント

カレー

Date: 2021.09.01

最近では、飲食店のブランド化や地域活性化の手段として、レトルトカレーOEMがかつてないほど注目されています。食品開発を担当する方々にとって、レトルトカレーは今、ニーズが高いという点から注目の食品といえます。そこで今回は、レトルトカレー開発とOEM製造のポイントをご紹介します。レトルトカレー受注OEM企業もご紹介しますので、ぜひ参考にして、おいしいレトルトカレーを企画しましょう。

レトルトカレーOEM受託企業
>レトルトカレーOEMの受託企業① 博多とんこつバカカカレー / ビーフ・ポーク・チキン
>レトルトカレーOEMの受託企業② KURO(めんたいカレー)
>その他カレーOEM製品はこちらをチェック

レトルトカレーOEMとは?

ストック食品として多くのご家庭で愛用される「レトルトカレー」。
直近では、このレトルトカレーをOEMで製造する企業・店舗が急増しています。
OEMとは「Original Equipment Manufacturing」の略で、食品製造ラインを持つ企業に他の企業が製造を委託することです。
カレー製造はスパイスなど多くの原料を必要とすること、かつレトルト製造には特殊機材のレトルト釜を必要とすることから、専用機材を持ちレトルトカレー製造に慣れた企業へ委託するのが一般的です。

「自社の店舗で提供しているカレーをEC展開したい」「地域の特産品を活かしたレトルトカレーを作りたい」といった想いを形にする手段として、今多くの企業や飲食店に選ばれています。
レトルトカレーをOEM委託するメリットは、主に以下の3点です。

●こだわりをすべて形にできる「自由度」
中身の具材やスパイスの配合、カレールウの味付けはもちろん、レトルトパッケージのデザインにいたるまで、レトルトカレーをOEM委託すれば、すべて自社の思い通りにカスタマイズ可能です。「大きめのゴロゴロした肉を入れたい」「地域の野菜を使いたい」「化学調味料不使用にこだわりたい」といった、独自のこだわりを反映させた差別化が図れます。

●「小ロット」からのスモールスタートが可能
OEM製造は、かつては数万食単位の大量生産が一般的でしたが、現在は数百食といった「小ロット」から製造できるOEMメーカーが増えています。レトルトは長期保存ができるとはいえ、賞味期限がある商材で大きな在庫を抱えるのは経営上のリスクです。在庫リスクを最小限に抑えながら、限定商品やテストマーケティングとして手軽にレトルトカレーの販売を開始できるのが大きなメリットです。

●「構想」さえあれば、製造はプロにお任せ
「作りたいカレーのイメージはあるけれど、工場も技術もない……」という場合でも心配いりません。材料の調達からレトルト加工(高圧加熱殺菌)、パッケージ詰めまで、必要な工程はすべてレトルトカレーのOEMメーカーに委託できます。専門知識がなくても、あなたの「構想」をプロの技術で製品化することが可能です。

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レトルトカレーOEMのトレンド

それまでもご家庭ストックとして着目されていたものの、特にレトルトカレーが注目され始めたのはコロナ禍です。内食機会の拡大とともに内食に変化をつける・プチ贅沢系食材が、冷凍食品や調味料を中心に大きく商品展開するようになりました。レトルト食品も同様に、家庭内の食事にバリエーションを持たせる食品として、それまでのストック用食材以外の需要拡大を見せるようになりました。

●「店の味」から「ブランド体験」への進化
コロナ禍で苦境に立たされた飲食店が、看板メニューを製品化する動きが定着しました。また先述の通り、家庭内での食事のバリエーションを増やしたい消費者動向とマッチし、レトルトカレーの需要・供給拡大となりました。現在は単なる再現に留まらず、有名店同士の共同開発や、自宅で完成させる「未完成型レトルト」など、購入後の体験を重視した製品が増えています。

●地域密着・地産地消
製造技術の向上により、100パック等の小ロットでレトルトカレーのOEMを受託する企業も増えてきました。これにより、これまではロット数が壁となっていた、生産数が少ない地域の特産品を活かしたお土産開発にも着目されるようになります。特にカレーは多くの食材と相性が良く、地域特産の野菜やお肉、魚介類を活かしやすいという強みもあります。
熊や鹿といったジビエ肉、サバや干し芋などカレーの具としては変わり種のものや、地域の景色にあやかった青やピンク色のカレーなど、レトルトカレーOEMのすそ野が広がったことで多種多様な「ご当地カレー」が登場しています。

●社会的価値の付加
昨今の糖質制限・プラントベース(植物由来)・グルテンフリーといった食の健康志向に合わせた商品展開も、レトルトカレーの小ロット生産がすそ野を広げた分野といえます。
また、包装で環境配慮(外箱廃止)などに取り組む製品や規格外野菜使用製品も見られ、持続可能性に着目したレトルトカレーOEMも増加傾向が見られます。

●防災食料・ローリングストック
レトルト製品は従来より災害時の非常食として使われてきたものの、これまでは常温のまま食べても問題ない製品が多く、温めなければ風味や食感が大きく損なわれるレトルトカレーは防災食として着目されることは少ない傾向にありました。
しかし近年増加・被害拡大傾向が見られる自然災害に対し、「ローリングストック(循環型備蓄)」として普段からレトルト食品をはじめとした備蓄食品を用意し、食べて賞味期限の循環をさせるよう各省庁から推奨されております。
また、被災時の心理的ケアの観点から温めて食べる防災食も着目されており、レトルト食品を温められる防災製品も見られるようになりました。
レトルトカレーもローリングストックの一環として、あるいは防災食に特化した常温用カレーや防災用のロングライフレトルトカレーも増加傾向にあり、防災用レトルトカレーOEMも増加傾向にあります。

レトルトカレー開発のポイント

しかしながら、レトルトカレーは、すでに競合商品が多いことから、レトルトカレーをこれから開発して成功するためには、ポイントを押さえることが重要です。そこで、売れる商品開発のポイントをご紹介します。

●キーマカレーとその進化形のトレンドを押さえる
最近のカレー全般のトレンドを押さえておくことが大事です。キーマカレーとは、ひき肉を用いたカレーで、近年大いに人気を博しています。今年もまだまだキーマカレーの人気は衰えませんが、さらに進化形のキーマカレーが人気となっています。
ニュータイプキーマやハイブリッドキーマなどと呼ばれるもので、味付けはもちろん、ひき肉の種類や挽き方、色など、さまざまにアレンジされたオリジナルのキーマカレーが増えています。

●おいしさ、辛さ、具の満足度にこだわる
レトルトカレーは、さまざまな商品があることから、いかにこだわりを追求するかが勝負です。おいしさや辛さ、具の満足度にこだわることで、他社のレトルトカレーに差を付けることができます。
例えば具材に大きな肉を入れたもの、食材の産地や品種にこだわり、安心感の訴求やブランディングを図るものも多く見受けられます。ご当地特産品を使用したカレーもお土産や地域物産展・アンテナショップなどで人気の一品です。
辛さや風味はスパイスの配合をこだわることで、他と味や印象を大きく変えることができます。

●名店のカレーシリーズがまだまだ人気であることも押さえておく
近年、カレー専門店や老舗飲食店の伝統のカレーがレトルト化される傾向があります。そんな名店のカレーシリーズは、家庭では出せない味を出すことができるので、いまだに人気です。名店に監修してもらい、レトルト化するというのも一つの方法です。

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レトルトカレーOEM製造の流れ

ここではレトルトカレーOEM製造の一般的な流れを解説します。
OEM委託を実際に行う場合、工程は大きく分けて次のステップで進行します。

1.打ち合わせ
まずは作りたいレトルトカレーの構想を率直に伝えます。
自社でのカレーレシピがある場合は、量産化やレトルト工程の関係で調整が必要となるため、打ち合わせ段階で提示するのがベストです。具体的なレシピがない場合、レシピ開発からサポートしてもらうこともできるため、これも打ち合わせ段階でOEM製造企業に伝えましょう。
特にレトルト製品は製造過程で、高温高圧のレトルト釜での殺菌が必ず必要なため、「ジャガイモが溶けやすい」「葉物野菜の色が変わる」といった特有の制限があります。
希望する具材が製品化可能か、レトルトカレーやOEMの知見が豊富なOEM受託企業側の見解を仰ぎながら、具体案をすり合わせることが成功の鍵です。

2. 見積もり
実現可能なレトルトカレーの仕様が固まったら、OEM製造にかかる費用の概算を出してもらいます。カレーの具材の大きさや量、レトルト袋の材質によって価格は大きく変動します。特に、産地を限定した食材やブランド肉など高価な素材を使う場合は、一袋あたりの原価にどう影響するか、継続的な入荷が可能かをこの段階でしっかり確認しておきましょう。

3. 試作、試食
実際にレトルトカレーの試作品を作ってもらいます。
レトルト加工はレトルト釜での加熱殺菌後に味が変化するため、調理直後ではなく、必ず袋詰めしてレトルト釜での殺菌工程を経たものを試食してください。
一人で判断せず、複数人でカレーの味の濃さや具材の食感を確かめ、納得がいくまで改良を重ねることが重要です。

4. 本依頼
レトルトカレーの試作の結果に満足できれば、正式にOEM製造を依頼します。この際、賞味期限の設定や、パッケージに記載する成分表示の確認も併せて行います。
最終的なレトルトカレーの味の着地点と、製造数量、納期に相違がないか、OEM依頼者として細部まで自社でもしっかり確認しましょう。

5. 製造
OEM契約に基づき、工場で実際にレトルトカレーの製造が行われます。
この期間、OEM委託側は販売に向けた準備を進めることになります。工場側では、厳しい衛生管理のもと、レトルトカレー製造、詰め合わせから殺菌、検品まで着々と進められます。

6. 納品
完成したレトルトカレーが届き、検品を経て受け取りとなります。その後、自社タイミングでレトルトカレーの販売を開始しましょう。

小ロットから始める食品OEMの選び方

どんなカレーをレトルト食品にするのが決まったら、次は生産について考えてみましょう。初めてレトルトカレーを商品開発するときには、OEMに生産を依頼して、はじめはテスト的な意味で小ロットから始めることが多いでしょう。
そこで、小ロットから生産するレトルトカレーなどの食品OEMメーカーを選ぶポイントをご紹介します。

●小ロットから可能
食品の中には、小ロットからの製造を受けてくれるOEMがあります。一般的に、オリジナルのレトルトカレーをOEM製造するには、最小でも3,000食からというところが多いです。しかし、中には100食や1,000食からなど小ロットでの製造をしてくれるところもあるため、希望の商品数を対応してくれるところを選ぶのをおすすめします。

●打ち合わせでしっかりとヒアリングしてくれる
レトルトカレーのOEMは、多くの場合、まず最初の相談や打ち合わせの際にこちらの希望をヒアリングしてくれます。そのようなときに、しっかりこちらの希望を細かく聞いてくれるところを選びましょう。できれば長年の経験からアドバイスしてくれるようなOEMは、今後の開発製造の大きな助けとなるはずです。

●試作の後も改良に応じてくれる
食品OEMでは、本製造前に試作品を作り、試食をしながら最適化していくことが成功への道です。試食を繰り返し、修正や改良を重ねたい場合には、喜んで応じてくれるOEMが良いでしょう。

●パッケージを選べる
レトルトカレーは、パッケージも重要です。OEMメーカーにこれまでのパッケージデザイン実績やパッケージ素材の取引先が多いといった場合には、助けとなります。

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まとめ

レトルトカレー開発やOEM選定のポイントをご紹介してきました。ぜひ販路拡大などの成功のためにも、ポイントを押さえて開発・製造しましょう。

 

 

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博多とんこつバカカカレー / ビーフ・ポーク・チキン

国産の豚骨、鶏ガラスープを自社で抽出してそのスープをベースに野菜・スパイス等を時間をかけてじっくりと煮込み舌触りの良いカレーに仕上げています。

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