HOME > コラム > 青汁市場の規模が急拡大している要因とは

関連のコラム

食品トレンド・業界動向 健康寿命やストレス軽減にフォーカスした機能性食品

食品トレンドや業界動向の一つとして、健康寿命やストレス軽減にフォーカス…

選ばれるゼリーのパッケージはここが違う!押さえておくべきポイントとは?

透明感があり、パッケージに透明性を持たせ、工夫することで見た目の引きも…

炭酸飲料をOEMで作る4つのポイントは?市場トレンドから事例までご紹介

世界的に拡大し、日本でも需要が高まる炭酸飲料のOEM開発を検討されてい…

介護食のOEM開発を成功させるには?トレンドや注意点もご紹介!

近年は高齢化に伴い介護食を始めとした高齢者向け、食品市場が拡大していま…

2025年食品トレンド・業界動向④ 冷凍食品

冷凍食品市場は、食品市場の中でも大きく拡大しており、消費者ニーズの高ま…

つくりたいもの・サービスを探す

OEMメーカーを探す

特集

関連のお役立ち資料

食中毒予防マニュアル

手洗い・洗浄作業など、食中毒予防の3原則に基づいたマニュアルです。

場所から探す!食品衛生における汚れと対策集

内装、器具、部材など場所ごとの食品衛生における汚れと対策をご紹介します。

衛生商品カタログ

食品工場の衛生管理に役立つ、衛生商品をご紹介します。

食品表示に関する基礎知識

食品表示における基本ルールや表示する際の注意点など、食品表示における基礎をわかりやすく解説します。

食品情報コラム集

食品情報に関するコラムを一括ダウンロードしていただけます。

関連のイベント

食品OEMマッチング事例 食品パッケージ制作支援サービス 食品開発展2024ブースOEM専用バビリオン出展企業様大募集!!

青汁市場の規模が急拡大している要因とは

健康食品

Date: 2021.03.23

現在、健康志向により、青汁市場が急拡大しているといわれています。現在では、各メーカーが美味しい青汁を開発することに日々、試行錯誤しています。そうした背景もあって青汁市場は活性化しており、さまざまな青汁製品が登場するようになりました。そこで今回は、青汁市場が急拡大している要因や、おいしい青汁を作るポイントを解説します。

青汁市場が急拡大している要因

近年、青汁市場の市場規模が急激に拡大しています。ある調査によると、2019年度の青汁製品の市場規模は、2014年比で13%増しとなり、推計1,050億円となりました。さらに2020年には、1,071億円となり、伸長しました(健康産業新聞より)。ここ数年は横ばいか、少し伸びている程度ですが、すでに1,000億円規模の市場へと到達していることは、あまり知られていないかもしれません。

この青汁市場が急拡大した背景には、従来からある人々の健康意識の向上ともに、2020年に起きた新型コロナウイルス感染症の拡大による、さらなる健康意識の高まりが背景にあると考えられています。

青汁製品と一口に言っても、粉末製品から飲料製品まであり、グリーンスムージーといったものまで含みます。2017年には飲みにくかった青汁の代替え品「フルーツ青汁」が大ヒットしたのをきっかけに、青汁に対するイメージが変化し、青汁市場も大きな変化を遂げました。現在はさまざまなメーカーが参入し、競争が激化しています。

食品OEM検討 ポイント・コラム集

食品OEM依頼の際に確認したいコラムを
一括ダウンロードしていただけます。

ダウンロードはこちら

美味しい青汁が次々と開発されている

フルーツ青汁の大ヒットを受け、おいしい青汁を次々と開発しています。

例えば、青汁飲料の中でもトップシェアの大手飲料メーカーは、粉末製品がほとんどだった当時、「手軽においしく飲めるように」という考えの下、飲みやすいドリンクタイプを開発しました。その後、無糖タイプやペットボトル製品なども作り、まるで一般的なソフトドリンクのように、買いやすく飲みやすい健康的な飲み物としての位置を築きました。

このように、飲みやすくおいしい青汁という観点だけでなく、形状や容器、無糖・有糖といった面から変化をつけるなどして、現在でも、各メーカーが開発に取り組んでいます。

おいしい青汁を作るポイント

おいしい青汁を作るためには、どのような工夫が考えられるのでしょうか。いくつかポイントを解説します。

●苦いケールだけでなく使用する野菜を検討する
青汁によく使われている原材料は、ケールと大麦若葉です。特に大麦若葉はケールよりも苦味が少ないといわれるため、よく使われています。また栄養的に、大麦若葉はケールより鉄分が多く、活性酸素を抑えるといわれるSOD酵素やビタミンC、食物繊維等が豊富といった面も注目されています。他にも、青汁の原材料としては、明日葉や桑の葉、小松菜、よもぎ、モロヘイヤなども使われています。

●他の食品を混ぜる
最近では、フルーツ青汁を筆頭に、リンゴやバナナなどのフルーツ果汁や抹茶、ハチミツ、乳酸菌、しょうが、黒糖といったさまざまなものを混ぜる手法もあります。これにより、青汁特有の苦味を緩和し、「これなら飲めそう」といった青汁の心理的ハードルを下げる助けにもなります。

●味・風味を加える
他の食品を混ぜることで、味や風味が変化することもあります。このように、味を変えるために、他のものを加えるのも一つの方法です。

●粉末状にしてデザートにかける用途を持たせる
青汁製品は従来、粉末を溶かして飲むのが主流でしたが、現在も粉末タイプは存在します。その中でも、最近では、溶かして飲むだけでなく、粉末の抹茶のようにアイスクリームにふりかけたり、場合によってはヨーグルトに振りかけたりしてデザートの一種としての用途を持たせた製品も出てきています。飲むだけでない用途を提案することで、新鮮に青汁を摂取してもらうことができます。

食品OEM検討 ポイント・コラム集

食品OEM依頼の際に確認したいコラムを
一括ダウンロードしていただけます。

ダウンロードはこちら

まとめ

青汁は、「粉末飲料」だけではなくなってきました。青汁市場が拡大している中で、今後は、無理なくおいしく飲める青汁製品がより一層、求められていくでしょう。




お客様の思いをカタチにする
パッケージメーカー

丸信は包装資材事業を柱に、お客様の課題解決につながるさまざまなサービスやソリューションをワンストップでお応えする、トータルパッケージカンパニーです。
OEM製造が決まったら、気になることは売り場での訴求方法です。丸信ではOEMマッチングのご支援だけでなく、パッケージ製造企業として、お客様の製品をより魅力的に見せるパッケージをご提案いたします。

コーポレートサイト

丸信のパッケージ製作サービス

オーダーメイド専門店紙箱化粧箱.net

「化粧箱を作りたい」
「こんな紙箱を探している」
ご要望をカタチにいたします!

オリジナルのラベル・シール作成ならラベル印刷シール印刷.com

「袋に貼るシールを作りたい。」
商品にぴったりの、
オリジナルラベルをご提案!

軟包材・フィルム包装の専門サイト包材フィルム.com

「食品を入れる袋を作りたい。」
効果的なパッケージ方法を
トータルサポート!

関連記事

食品トレンド・業界動向 健康寿命やストレス軽減にフォーカスした機能性食品

食品トレンドや業界動向の一つとして、健康寿命やストレス軽減にフォーカスした機能性食品を取り上げ、2025年のトレンドや開発事例、開発のポイントをご紹介します。

選ばれるゼリーのパッケージはここが違う!押さえておくべきポイントとは?

透明感があり、パッケージに透明性を持たせ、工夫することで見た目の引きもよくなるゼリー商品のパッケージ容器の種類と特徴、注目事例や制作のポイントをご紹介します。

炭酸飲料をOEMで作る4つのポイントは?市場トレンドから事例までご紹介

世界的に拡大し、日本でも需要が高まる炭酸飲料のOEM開発を検討されている方に向け、炭酸飲料のトレンドから開発のポイント、開発事例をご紹介します。

介護食のOEM開発を成功させるには?トレンドや注意点もご紹介!

近年は高齢化に伴い介護食を始めとした高齢者向け、食品市場が拡大しています。介護食のOEM開発を進めるにあたって押さえておきたい、最新のトレンドや成功させるポイント、注意点をご紹介します。

2025年食品トレンド・業界動向④ 冷凍食品

冷凍食品市場は、食品市場の中でも大きく拡大しており、消費者ニーズの高まりが加速しています。今回は2025年の冷凍食品のトレンドや業界動向をご紹介します。

紅茶のパッケージ開発のポイントとは?注目の事例もご紹介

これから紅茶のOEM開発を行う事業者は、パッケージにもこだわりを持ってデザインを行うのではないでしょうか。今回は、紅茶のパッケージを開発するポイントについて、注目すべき事例とあわせてご紹介します。