サプリメントのOEMを検討する際に気を付けるべき6つのポイント
Date: 2021.04.20
Date: 2021.04.20
健康食品の1つであるサプリメント。それをOEM製造する際には、サプリメントならではの工夫がポイントになります。そこで今回は、サプリメントのOEMを検討する際に気をつけるべきポイントをご紹介します。
「サプリメント」という言葉は日ごろからよく使いますが、法的な意味はありません。また「健康食品」という言葉も同様です。サプリメントは一般的に特定の成分が濃縮された錠剤やカプセル形態の製品を指します。
サプリメントは、健康食品の中でも形状がハードカプセル、ソフトカプセル、顆粒など、薬に似ているところが特徴です。しかし医薬品のように保健効果や健康効果を表示してはならない一般的な食品の一つです。
サプリメントのビタミンやミネラルが栄養機能食品の規格基準を満たしている場合には、栄養機能食品と表示されます。
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サプリメントを製造し、オリジナルの製品を販売したいといった際に、その方法の一つがサプリメントのOEMを利用する方法です。
一般的に、OEMで製造するサプリメントは、食品やお菓子、飲料のような形態ではなく、錠剤やカプセル型のものが主流となっています。
また、サプリメントはどのような成分を含めるかによって製品の特徴が変わります。そのため、原料は非常に重要です。サプリメントOEMメーカーの多くは、独自の原料を手配するルートを持っており、優れた原料を提案してくれることもあります。また原料を自社で加工してくれるOEMメーカーもあります。
経験と実績が豊富なOEMメーカーになると、売れるサプリメントのデータを持っていることもあり、企画段階から相談することで、有意義な製造ができる仕組みが整っています。
サプリメントをOEMで作りたい場合には、まずは頼れるOEMメーカーから探してみるのもいいかもしれません。
実際、サプリメントのOEMメーカーを選定するときには、どんな点に気をつけるべきでしょうか。比較するときの選定ポイントを解説していきます。
1.ロット数や剤形、配合率、成分で大きく費用が変わる
サプリメントOEMの費用は、ロット数や剤形、配合率、成分によって大きく費用が変わります。まずは自分が作りたいサプリメントがどのようなものなのかを明確にイメージしてから、そのサプリメントを確実に製造してもらえるOEMメーカーを選ぶのがポイントです。
2.小ロットから依頼できるか
できるだけ小ロットから製造したいというケースは多いでしょう。しかしあまりに依頼する数が少ないと、費用が割増になる傾向があります。そこで小ロット数から対応してもらえるサプリメントOEMメーカーを選ぶのはもちろんのこと、小ロットでもコストをできるだけ抑えてくれるOEMメーカーであれば、より良心的といえます。
3.サプリメント製造の実績が豊富か
サプリメントの製造は、配合率や成分の原材料の調達などを突き詰めれば奥の深い分野です。そこでサプリメントOEMの会社は実績が豊富かどうかということは必須条件といえます。自分が企画したサプリメントに何か提案を添えてくれるOEMメーカーであれば、なお良いでしょう。
4.原料の手配がスムーズか
国内外から優れた原料を調達する独自のルートを持っているサプリメントOEMメーカーも多くあります。こちらがこの原料を使ってほしいと指定すれば、優れた原料をスムーズに手配してくれるサプリメントOEMメーカーであれば重宝します。
5.取り扱い成分が豊富で、多くの中から選ぶことができるか
サプリメントに入れる成分の取り扱いの種類の数が多く、多くの中から選ぶことができるOEMメーカーのほうが理想のサプリメントを作りやすくなります。
6.製造工場はGMP・ISOを取得し、厳しい品質管理基準の下で運用されているか
GMP・ISOの基準の認定を受けているOEMメーカーを選びましょう。「GMP」とは「Good Manufacturing Practice」の略称で、「適正製造規範」と呼ばれるものです。原材料の受注から製造過程、製品の出荷まで、適切に管理するための組織構築、作業管理が行われていることの証明となります。表示通りの適正な製造と、汚染対策や菌対策がきちんと行われているかといった安全性の証明ができるものです。またISOは国際規格で、食品分野では食品安全マネジメントシステムISOがあります。これも基準を満たすことで安全性の証明となります。お客様が口にするサプリメントですから、できるだけ安心の工場で製造したものを提供したいものです。
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サプリメントOEMの特徴や選定ポイントをご紹介してきました。ぜひヒントにして、良いサプリメントを製造してください。
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