HOME > コラム > OEMとPBの違いって? PB商品開発を行う際に知っておきたいポイント

関連のコラム

食品ノベルティ制作時のポイントとは?トレンドやHACCP導入による注意点について解説

本コラムでは、食品ノベルティの概要から最新のトレンド、制作時のポイント…

食品OEM委託企業が利用できる補助金について~制度の概要から申請方法まで徹底解説~

本コラムでは、食品業界に特化した代表的な補助金について詳しく解説し、そ…

食品製造業者、OEM受託企業が利用できる補助金について~制度の概要から申請方法まで徹底解説~

本コラムでは、食品製造業者やOEM受託企業が活用できる補助金制度につい…

酒類販売業免許とは?要件や取得方法を解説

酒類販売に必要な酒類販売業免許の概要から酒類販売業免許取得の要件、取得…

選ばれる和菓子はパッケージが違う!押さえたい4つのポイント

今回は、和菓子のパッケージの重要性とともに、選ばれる和菓子のパッケージ…

つくりたいもの・サービスを探す

OEMメーカーを探す

関連のお役立ち資料

食中毒予防マニュアル

手洗い・洗浄作業など、食中毒予防の3原則に基づいたマニュアルです。

場所から探す!食品衛生における汚れと対策集

内装、器具、部材など場所ごとの食品衛生における汚れと対策をご紹介します。

衛生商品カタログ

食品工場の衛生管理に役立つ、衛生商品をご紹介します。

食品表示に関する基礎知識

食品表示における基本ルールや表示する際の注意点など、食品表示における基礎をわかりやすく解説します。

食品情報コラム集

食品情報に関するコラムを一括ダウンロードしていただけます。

関連のイベント

食品OEMマッチング事例 食品パッケージ制作支援サービス 食品開発展2024ブースOEM専用バビリオン出展企業様大募集!!

OEMとPBの違いって? PB商品開発を行う際に知っておきたいポイント

その他

Date: 2021.07.06

食品OEMまるごとおまかせサービス

これからPB商品を開発した製造をお考えの場合、OEMというワードも見かけるため、PBとどのような違いがあるのか正直わからないという人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、OEMとPBの違いと共に、PB商品をOEMで製造する場合のポイントも合わせてご紹介します。

OEMとPBの違いとは?

●PBとは

PBとは「Private Brand」の頭文字をとった言葉です。日本語では「プライベートブランド」と呼ばれています。

PB商品とは、スーパーなどの流通業者や専門店などの小売業者が企画・開発、製造、販売するオリジナル商品のことを指します。一般的にブランド品といえばメーカーによって企画・製造されるものですが、プライベートブランドは企画から販売まで、流通業者や小売業者が自ら携わります。

よくスーパーやコンビニエンスストアが、オリジナルのブランドを立ち上げて、食品や日用品を販売しているのを見かけますが、おおむね、それがプライベートブランドと考えてよいでしょう。

【PBの例】
・コンビニエンスストアの独自ブランドの食品
・スーパーマーケットが顧客の声を取り入れて企画・開発した独自ブランドの日用品

●OEMとは
OEMとは「Original Equipment Manufacturing」の頭文字をとったもので、日本語では「OEM(オーイーエム)」と呼ばれています。

OEMとは、他社からの依頼を受けて製造することを指します。または、他社からの依頼を受けて製造する会社を指すこともあります。

つまり、何らかの商品を作りたいというときに「OEMを委託する」という場合、商品を企画・開発するのは自社で行うけれど、製造はOEMメーカーに依頼するという意味になります。そして、製造後の商品の販売や販促は自分で行います。

通常、初めて商品を作る場合に、製造技術や製造工場を自分で用意するのは、コスト面からもなかなかむずかしいものです。そこでOEMが役立つというわけです。

【OEMの例】
・アパレルブランドの洋服の企画・開発のみ自社で行い、製造はすべてOEMで製造して販売
・小売店が自社のPB商品を企画・開発し、OEMで製造して販売

このようにPBとOEMは商品を作るときに選択肢となるものですが、大きく異なる意味があります。

食品OEM検討 ポイント・コラム集

食品OEM依頼の際に確認したいコラムを
一括ダウンロードしていただけます。

ダウンロードはこちら

OEMとPBのメリット・デメリットは?

もしOEMとPBどちらも取り入れたい場合に、それぞれのメリットやデメリットも知っておきたいものです。それぞれ主なものを見ていきましょう。

●PB商品

・メリット
PB商品のメリットとして大きいのは、スーパーやコンビニなどの小売店においては顧客の声を拾い、そのニーズを商品づくりに生かせるということです。メーカーは現場からの声が届きにくいため、メーカーに差をつけることができるでしょう。
また売り場や価格も自分で選べるので、価格を下げてメーカー製品よりも優位に立たせることも可能です。

・デメリット
一方で、PB商品は在庫リスクや製品に対する責任も負うことになるため、失敗して売れなかった場合に大きな損失になってしまいます。

●OEM商品

・メリット
OEM商品のメリットは、OEMに製造を委託することで、自社は企画や販売に集中できることが挙げられます。また工場や設備の費用や人件費などの製造コストの削減にもつながります。そしてOEMであれば、製品の製造をコントロールしながら進めることができます。

・デメリット
OEM商品のデメリットは、自社では製造しないため、製造技術や知識が育たない点や、将来的に委託したOEM企業が競合企業になる場合もあることを想定する必要がある点などがあります。

OEM商品の開発を行う際のポイント

PB商品の開発を行う際に、OEMを使って商品を製造しようと考えた場合には、ポイントを押さえてOEMメーカーを選びましょう。ここでは選定のポイントをご紹介します。

・OEMメーカーの得意不得意を知る
OEMメーカーといっても、何を作ることができるのか、どんな原材料で作ることができるのかなど、さまざまです。自社が作りたいものによって、得意不得意をよく検討する必要があります。

・作りたいものを作る技術があるか
OEM製造業者の持つ技術も重要です。OEMメーカーが、自社の作りたいものを作る技術をそもそも有しているのかを知る必要があります。

・小ロット生産が可能か
初めて商品を作る際には、テスト的にスモールスタートで行いたいこともあるでしょう。委託先のOEMメーカーでは小ロット生産が可能か、また良心的な価格かどうかも重要なポイントになります。

・品質管理体制はどうか
特に食品や化粧品などの製造の場合、工場の衛生面や管理体制は厳密さが求められます。ISO規格やGMP基準の有無、品質チェック体制などはよく確認しておきましょう。

食品OEM検討 ポイント・コラム集

食品OEM依頼の際に確認したいコラムを
一括ダウンロードしていただけます。

ダウンロードはこちら

まとめ

OEMとPBの違いやメリット・デメリット、OEMメーカー選定のポイントをご紹介してきました。よく違いを踏まえて、自社に最も適した方法を選び、優良なOEMメーカーを選びましょう。




お客様の思いをカタチにする
パッケージメーカー

丸信は包装資材事業を柱に、お客様の課題解決につながるさまざまなサービスやソリューションをワンストップでお応えする、トータルパッケージカンパニーです。
OEM製造が決まったら、気になることは売り場での訴求方法です。丸信ではOEMマッチングのご支援だけでなく、パッケージ製造企業として、お客様の製品をより魅力的に見せるパッケージをご提案いたします。

コーポレートサイト

丸信のパッケージ製作サービス

オーダーメイド専門店紙箱化粧箱.net

「化粧箱を作りたい」
「こんな紙箱を探している」
ご要望をカタチにいたします!

オリジナルのラベル・シール作成ならラベル印刷シール印刷.com

「袋に貼るシールを作りたい。」
商品にぴったりの、
オリジナルラベルをご提案!

関連記事

食品ノベルティ制作時のポイントとは?トレンドやHACCP導入による注意点について解説

本コラムでは、食品ノベルティの概要から最新のトレンド、制作時のポイント、さらにはHACCP(ハサップ)導入の重要性と注意点に至るまで、幅広く解説していきます。

食品OEM委託企業が利用できる補助金について~制度の概要から申請方法まで徹底解説~

本コラムでは、食品業界に特化した代表的な補助金について詳しく解説し、その活用方法や申請方法についてもご紹介いたします。ぜひ、食品業界に携わる皆様の参考になれば幸いです。

食品製造業者、OEM受託企業が利用できる補助金について~制度の概要から申請方法まで徹底解説~

本コラムでは、食品製造業者やOEM受託企業が活用できる補助金制度についてのご紹介から、申請方法について解説いたします。

酒類販売業免許とは?要件や取得方法を解説

酒類販売に必要な酒類販売業免許の概要から酒類販売業免許取得の要件、取得の流れを解説します。

選ばれる和菓子はパッケージが違う!押さえたい4つのポイント

今回は、和菓子のパッケージの重要性とともに、選ばれる和菓子のパッケージのポイント、人気の和菓子パッケージの事例をご紹介します。

2024年食品トレンド・業界動向③チョコレートの原材料カカオ豆やコーヒー豆、オリーブ油の価格が高騰! 対処法は?

近年、チョコレートの原材料であるカカオ豆やコーヒー豆、オリーブ油の価格高騰が深刻化しています。食品製造メーカーは、どのような対応策を取ることができるでしょうか。

 

 

 

 

食品OEM企画トータル支援サービス