ゼリーのOEM製品を検討する際に気を付けたい3つのポイント
Date: 2022.07.01
Date: 2022.07.01
ゼリー製品の新規開発を行う際には、ぜひゼリー製品の特徴を踏まえるのをおすすめします。その上で、ゼリー製品の開発の際に気をつけるべきポイントを踏まえて、最適なOEMメーカーを選ぶのをおすすめします。
今回、新たにゼリー製品の企画と製造を考えている場合、ゼリー製品の基本的な特徴を知っておくことが大切です。
一般的にお菓子のゼリーとは、果汁やワインなどに甘味をつけて、ゼラチンなどを入れて固めたものを指します。
当時の製菓用ゼリーの多くはゼラチンが用いられていましたが、今では動物性のゼラチンのほか、植物性のペクチン・寒天・カラギーナンなどが使われるようになっています。
また、ゼリーには多数の種類があります。主な種類としては、果汁や果物を使ったゼリーや、コーヒーゼリー、白ワインや赤ワインなどのお酒を使ったゼリー、ポーションゼリー、寒天ゼリー、ゼリードリンクなどがあります。
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ゼリー製品の特徴を踏まえた上で、いざ、ゼリー製品の製造を検討する際に気をつけるべきポイントをご紹介します。
●種類が多いため食感などよく検討する
ゼリーは、先述の通り、種類が多いことから、まず食感などをよく検討する必要があります。その際に気をつけたいのはコンセプトに基づいて決めることです。コンセプトをターゲットとともに明確に定めた上で、食感などをよく検討することが重要になります。
●最適なゲル化剤を選ぶ
ゼリー商品の最も重要となる、どのゲル化剤が適しているかも合わせて検討したいところです。
例えばペクチンを使ったゼリーは、果物や植物に含まれている成分で、糖分と酸のある状態で加熱すると固まる性質があります。くにゃくにゃした食感のが特徴です。
寒天は、ゼラチンなどと比べて最も凝固力が強きのが特徴で、食感は歯切れがよく、ほろっと崩れる楽しさが特徴です。
このような特徴を踏まえた上で、ぜひ最適なものを選びましょう。
●最適なパッケージを検討する
どのようなゼリーにするかが決まったら、最適なパッケージを検討しましょう。カップ充填のほか、最近ではパウチや3方フィルムなどにして口に入れやすいタイプもあります。
実際に、ゼリー製品の製造をOEMメーカーに委託するときには、次のポイントで選ぶのをおすすめします。
●充填機械の有無
最近では、スティック状のゼリー商品も増えていますが、そのような特殊な形状の商品への自動充填のできる充填機械を備えている工場もあります。自社がこれから開発したいゼリー商品の形状に機械が対応しているかというのは確認しておきたいポイントです。
●小ロット対応の可否
初めてゼリー製品を開発する際には、小ロットから始めたいものです。まずはテスト生産をして様子を見たいということもあるでしょう。そのような場合には、OEMメーカーが小ロット対応ができるかどうかも重要になります。
●HACCP対応工場かどうか
委託先は、食品製造工場であることから、衛生管理は重要になります。HACCP認証工場であれば尚、安心といえます。HACCPとは、米国で開発された衛生管理手法で、衛生管理の国際的な手法となっています。
HACCPは2020年6月から施行された食品衛生法によって導入が義務化されました。しっかりとHACCP対応がなされているか、確認するのをおすすめします。
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ゼリー製品の検討におすすめの方法をご紹介してきました。OEMメーカーに委託する際には、ぜひ参考にされてみてください。
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