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代替卵とは?その特徴から商品事例までをご紹介

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Date: 2023.06.01

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近年、よく耳にするようになった「代替卵」。植物性原料を使用して作る代替フードとして注目を集めています。最近では、鶏卵の供給不足や価格高騰を受けて需要が増しているというニュースも聞かれます。この機会に、代替卵の商品開発を検討している方もいるのではないでしょうか。今回は、代替卵とは何か、その特徴から商品事例までをご紹介します。

代替卵とは?

まずは代替卵とは何か、その特徴や流行っている背景などを見ていきましょう。

代替卵とは、植物性の原材料を用いて、鶏卵の食感や風味、見た目などを再現したものを指します。読み方は、「だいたいたまご」や「だいがえたまご」などが一般的です。

加工食品用の液卵に似たものから、スクランブルエッグ、オムレツに似せた卵料理を再現した食品までさまざまな種類があります。

これまでに代替食品として代替肉や代替魚、植物性の麺類などが生産され、話題になりました。ここへ来て、代替卵がより注目を集めている背景として、鶏卵の供給不足や価格高騰による需要増しが挙げられます。

もともと、代替食品は食物アレルギーの方、食事制限をしている方、動物性食品を避けるビーガンの方に向けたものとして作られてきました。また将来の食料危機や動物福祉を考慮したエシカル消費にもつながることからも注目されています。

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代替卵の商品事例3つ

代替卵といっても、さまざまな商品が存在します。日本国内における代替卵開発事例を3つご紹介しましょう。

●ふわとろオムライス風の代替卵
ニンジンと白インゲン豆を用いた植物性素材100%の代替卵商品です。まるで本当の卵のような味や食感を表現しており、ふわとろ食感のオムライスのような商品がその代表です。大豆ではボソボソ感が出てしまい、卵を炒ったようなふわとろの食感を出せなかったことから、さまざまな食材を試す中で、ニンジンと白インゲン豆に行き当たり、完成させました。
ご飯にかけると、本当に卵ののったオムライスを食べているかのような感覚が味わえます。

●粉末タイプを豆乳と混ぜて料理に使用できる代替卵
主原料はこんにゃくを、旨み成分はきくらげを使った植物性原料100%の代替卵です。粉末タイプで、粉末を豆乳と混ぜて加熱すると、オムレツやスクランブルエッグといった卵料理を簡単に作ることができます。さらに、焼き菓子などの製菓材料としても使用できます。こんにゃくは大豆と異なり、しっとりした食感にすることが可能です。

●ゆで卵を模した代替卵
植物肉を開発するある企業は、その技術を活用することにより、さまざまな代替食品を開発しています。そのうちの一つが、代替卵です。味や質感、見た目としても本物のゆで卵に近しい製品のプロトタイプを作りました。まだ市場には出回っていませんが、ゆで卵形状は難易度が高いとされていることから、今後、さらに完成度が高められることに対して期待が高まっています。

代替卵のOEM開発のポイント

代替卵のOEM開発を考える際には、ぜひ次のポイントを押さえておくと良いでしょう。

●卵需要が増しているチャンスをつかむ
現在は、鶏卵の供給不足による特売の中止や販売数量の制限などによる影響があり、店頭では品薄状態が継続している状況です。人々の卵需要が増している今こそ、開発・販売のチャンスといえます。OEM製造であれば専門業者によるスピーディーな製造で販売への期間も短縮できます。

●新しい代替卵開発の必要性
すでに代替卵の開発は多様な種類で進んでいるため、画期的な、新しい卵の形状を考えてみる必要がありそうです。卵という題材はもともと「ゆで、焼き、炒め、焼き菓子などの加工」などさまざまな調理法があるため、その分、形状や食感の可能性が広がっています。

●ビーガン向けよりも大衆向けにニーズ
鶏卵の供給不足も手伝って、今後は、さらにビーガン向けよりも大衆向けのニーズが高まっていきそうです。商品開発に当たっても、大衆をターゲットに据えることを検討する余地があります。

●エシカル消費の潮流に乗る
近年、代替食品全般をエシカルフードととらえる動きが、若者の間で定着しつつあるといわれています。エシカルフードとは、植物性(プラントベース)商品のほか、フェアトレード、オーガニック、地産地消といった、環境や人に配慮された食品のことです。
畜産業が環境に大きな負荷をかけていることが問題視されていることから、代替肉や代替卵に期待が高まっています。環境によいものを選択したい流れに乗るのも一つの考え方といえます。

●植物性食品を得意とするOEMメーカーを選定
OEMによる開発・製造を行うには、植物性食品を得意とするメーカーを選ぶ必要があります。代替食品は一般の食品とは大きく特徴が異なるため、経験と実績が求められます。選定の際には、よく吟味するのをおすすめします。また開発に際して協力的なメーカーであれば、より良い商品づくりが実現できるでしょう。

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まとめ

代替卵の概要や事例、OEM開発を行う際のポイントをご紹介しました。代替卵は、鶏卵の価格が高い状況が続く中、これからもさらに多くの人に広がっていく商品の一つと考えられます。

この機会に代替卵の開発をお考えの場合には、ぜひOEMメーカー選びを効率的に行ってください。




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