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【デザイン事例】ドレッシングのパッケージをデザインする4つのポイント

ドレッシング

Date: 2024.11.20

近年、健康志向の方へ向けたオーガニックドレッシングや、サラダに使用するだけでなく、パスタやお肉にもかけられるドレッシングがトレンドになっています。
開発の際に注意したいのが、パッケージデザインです。
商品が消費者の手に取られるかどうかは、味だけでなくパッケージデザインが大きな役割を果たします。
消費者の目を引き、手に取ってもらうためには、単に美しいデザインだけでなく、商品の特徴を分かりやすく伝え、「試してみたい」と思ってもらうことが重要になります。
本コラムでは、売れているドレッシングパッケージの特徴や、デザインの参考になる事例を紹介し、さらに売れるパッケージをデザインするための4つのポイントについて詳しく解説します。

売れているドレッシングパッケージの特徴

ドレッシング市場は競争が激しく、消費者の目を引くパッケージデザインが重要になります。以下では、売れているドレッシングパッケージの特徴を詳しく解説します。

●ひと目見ただけでどんな商品かがすぐわかる
消費者が商品を選ぶ際、パッケージデザインは非常に重要な役割を果たします。特にドレッシングのパッケージは、商品がどのような味わいや用途を持つかを一目で伝える必要があります。例えば、シーザードレッシングであれば、クリーミーな質感やサラダにかけた際のイメージを視覚的に伝えることが求められます。ラベルに具体的な食材や料理の写真を使用することで、消費者はその商品の使用シーンを簡単に想像できます。

●消費者のニーズやライフスタイルを捉えている
現代の消費者は、健康志向や環境への配慮など、多様なニーズを持っています。売れているドレッシングパッケージは、これらのニーズを的確に捉えています。例えば、オーガニック素材を使用したドレッシングの場合、「無添加」や「オーガニック認証」といったキーワードをパッケージに明示することが重要です。また、持ち運びやすいサイズや、使いやすいキャップデザイン、保存のしやすさなど、ライフスタイルに合わせた機能性を考慮することも重要です。

●他社との差別化ができている
市場には多くの競合商品が存在するため、他社との差別化が必須です。実際に店頭に並んだ際に、他社と被らないような独自のデザインを採用することで、消費者の目に留まりやすくなります。例えば、特定の色彩やフォントを使用することでブランドの一貫性を保つことができますし、ユニークな容器・ボトル形状やラベルデザインを採用することで、視覚的なインパクトを与えることができます。

これらの特徴を備えたドレッシングパッケージは、消費者の購買意欲を高め、結果として売上を向上させることが期待できます。ドレッシングのパッケージデザインを考える際には、これらのポイントを抑えてみてください。

パッケージデザインが参考になるドレッシングの事例

続いて、パッケージデザインが参考になるドレッシングの事例をご紹介します。

●キャッチコピーが短すぎるドレッシング
わかりやすいだけでなく、同時に魅力が手に取るようにわかるのも条件です。うちの商品は魅力が10個あるからキャッチコピーにもたくさん記載しようなどと思うかもしれませんが、魅力がどれだけたくさんあっても、「伝わらなければ」意味がありません。そのためには、ポイントをしぼって商品パッケージに盛り込み、端的にわかりやすく伝わるようにすることが肝心です。売れている商品というのは、魅力が1~2個にしぼりこまれ、デザインやネーミング、キャッチコピーとしてパッケージにうまく施されています。

●配色が鮮やかなドレッシング
ドレッシングのパッケージにおいて、配色は非常に重要な役割を果たします。鮮やかな配色は、視覚的に消費者の目を引くだけでなく、商品の新鮮さや品質をも伝えることができます。例えば、緑や赤、黄色といった自然界に存在する色を使用することで、野菜や果物の新鮮さを連想させることができます。また、色のコントラストを工夫することで、商品名やキャッチコピーをより際立たせることも可能です。

●シズル感のあるドレッシング
シズル感とは、食欲をそそるような視覚的・聴覚的な要素を指します。ドレッシングのパッケージにおいては、野菜や果物の断面をデザインに取り入れることで、新鮮さや美味しさを視覚的に表現することができます。例えば、トマトやレモンの断面をパッケージにあしらうことで、商品のフレッシュなイメージを消費者に伝えることができます。また、これにより、商品の成分や使用されている素材を視覚的にアピールすることも可能です。

売れるドレッシングのパッケージをデザインするポイント4つ

最後に、売れるドレッシングのパッケージをデザインするためのポイントを4つ解説します。

●売り場の棚に置かれることを想定して見える範囲を見極める
ドレッシングのパッケージデザインにおいて、まず考慮すべきは売り場の棚に置かれた際の視認性です。消費者が商品を手に取る前に、どの部分が目に入るかを考えることが重要です。通常、棚に並べられた商品は正面からしか見えないことが多いため、パッケージの正面部分に商品名やブランドロゴを大きく配置し、視認性を高めることが効果的です。死角になっているところに重要な要素を入れてしまうなどの失敗を避けましょう。

●パッケージから中身がわかる写真・コピーにする
消費者はパッケージを通じて商品内容を瞬時に理解したいと考えています。そのため、パッケージには商品の中身が一目でわかるような写真やコピーを配置することが重要です。例えば、サラダにかけた際のイメージ写真を使用することで、消費者が実際に使用するシーンを想像しやすくなります。また、商品の特徴や味わいを短く的確に伝えるコピーを取り入れることで、消費者の興味を引くことも重要です。

●商品の「強み」を目立たせる
市場には多くのドレッシングが存在するため、自社商品の「強み」を明確に伝えることが重要です。例えば、「国産」が強みであれば、それがわかるように一部、赤く囲むなどして強調します。同時に、その強みが端的にわかるようなデザインが理想です。また、受賞歴やレビューの高評価など、信頼性を高める情報を付加することも効果的です。

●シリーズでデザインを統一する
複数の種類を展開している場合、シリーズ全体でデザインを統一することがブランドイメージの確立に寄与します。同じデザイン要素やカラースキームを用いることで、売り場で目立つのに加えて、ブランディングにもつながるため、ファンを醸成する可能性もあります。

ドレッシングのパッケージデザイン・OEMは丸信へご相談ください

本コラムでは、ドレッシングのパッケージをデザインするポイントについて、ご紹介してきました。
売れるパッケージには、視覚的な魅力、使いやすさ、ブランドの個性を効果的に伝える工夫が凝らされています。このコラムで紹介した事例やデザインのポイントを活用することで、消費者の心をつかむパッケージを生み出す一助となりましたら幸いです。

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