お茶のOEM製品を検討するポイント6つ
Date: 2022.06.01
Date: 2022.06.01
お茶を自ら開発製造したいと考える事業者にとって、どんな商品を開発するのがいいのか、迷うことはありませんか? 最近はどのようなお茶が好まれているのか、気になるものです。そこで今回は、お茶商品のトレンドとともに、開発のポイントや製造を依頼するOEMの選定ポイントをご紹介します。
お茶商品と一口に言っても、さまざまな種類があります。まずはその種類を確認しておきましょう。
日本茶、緑茶、麦茶、煎茶、ほうじ茶、玄米茶、棒茶、くき茶、抹茶、健康茶、紅茶など
日本茶をはじめ、緑茶や麦茶など多様な種類があります。ただのお茶と言っても、「何茶なのか?」と消費者は気になりますし、好みも異なりますので、よく違いを理解しておきたいものです。
またお茶にはトレンドがあり、トレンドを押さえておくことが開発の際には大切なことです。ここでは主なトレンドをご紹介します。
●オリジナルブレンド
複数の品種の茶葉を合わせて抽出するオリジナルブレンドは、独特のどこにもない味わいを楽しむことができます。自分で好きな品種でブレンドを作ることができるお店もあります。
●有機栽培の茶葉使用
健康ニーズの高まりから、少しでも身体にいいものを取り入れたいユーザーに支持される有機栽培の茶葉もトレンドといえます。
●シングルオリジン
シングルオリジンは、単一農園で作られた、単一品種の茶葉のこと。通常の複数農園の複数茶葉のお茶と比較して、造り手や茶葉それぞれが持つ個性が最大限に活かされるのが特徴です。
●日本茶専門店
最近、日本茶の専門店が多くオープンしています。日本茶をハンドドリップでいれてしっとりと味わう風潮が生まれています。
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お茶商品は、どのようなことにポイントを置いて開発するのが良いのでしょうか。そのヒントをご紹介します。
1.品質にこだわる
お茶は、摘み取られた時期や茶葉の管理、淹れ方によって味が変化します。しかし茶葉そのものの品質はとても重要です。まずは品質が高いかどうかという視点で使用する茶葉を選ぶと良いでしょう。品質は、「原料品質」「加工品質」「保存品質」の3つがあり、原料品質は茶葉を栽培する際の品質、加工品質は、製茶前後の取り扱いや仕上げの品質、保存品質は、どのような状態で保存されていたのか、輸送時などの状態を指します。それぞれ品質にこだわることが大切です。
2.お茶の販売形態を決める
茶葉(リーフ)なのか、ティーバックなのか、どのような形態でお茶を販売したいのかによっても茶葉選定からブランディングまで大きく変わってきます。消費者ニーズに合わせて選択するのがいいでしょう。
3.有機JAS認定、フェアトレードなどの付加価値
茶葉が有機栽培で育てられ、有機JAS認定を取得しているといったことや、公平な取引によるフェアトレードによる茶葉など、付加価値をつけるのも重要です。
もし、お茶商品を開発する際に、製造はOEMメーカーに委託するなら、ぜひ次の選定ポイントを押さえて選ぶのをおすすめします。
1.品質チェックのためにサンプルを味見する
お茶商品は、先述の通り、品質が命です。製茶された後の茶葉の品質を必ずチェックしましょう。サンプルを味見するほか、茶葉の状態をよく確認することが重要です。
2.対応できるロット数の確認
製造できるロット数の最小はどのくらいなのかを確認しておきたいものです。まずは少量から作るのが一般的です。小ロットから対応してくれるメーカーは、良心的であることが多いため、良いメーカーを見極めるポイントでもあります。
3.原材料の取り扱い数
オリジナルブレンドティーを作る場合、茶葉などの原材料を種類豊富に取り扱っているメーカーのほうが、商品開発の幅が広がることは間違いありません。どのくらいの量を取り扱っているのか、ぜひ確認しておきましょう。
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お茶は今、多様な味わいが求められていることから、オリジナリティーあふれる商品を開発することで、注目を集めることでしょう。
お茶の新規商品開発を検討している場合には、ぜひ今回ご紹介したポイントを押さえて開発・製造するのをおすすめします。
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