パスタソースOEMのポイントとメーカーの探し方
~小ロット・オリジナル開発のポイントと事例~
Date: 2022.09.01
Date: 2022.09.01
「お店の味を商品化したい」「地元の名産物を含む通販商品を作りたい」など、パスタソースをOEM開発したいと考えている方もいるでしょう。その際には、ぜひ知っておきたいことがあります。今回は、パスタソースの種類などの基礎知識のほか、成功事例とOEMの選定ポイントをご紹介します。

パスタソースのOEM開発を考える場合に、まずは多様な種類があることを押さえておきましょう。
●一般的なパスタソースの種類
一般的には、オイルソース、トマトソース、クリームソース、ミートソース、バジルソース、和風ソース、その他ナポリタンやイカスミ、ボンゴレなどがあります。
オイルソースには、ペペロンチーノやアンチョビソース、トマトソースには、アラビアータやアマトリチャーナ、ペスカトーレなどが代表的で、クリームソースにはカルボナーラ、明太クリーム、うにクリームなどがあります。ミートソースは、ミートソースのほか、ボロネーゼがあり、バジルソースはジェノベーゼ、和風ソースは、明太子、バター醤油、きのこなどが豊富にあります。
●常温・レトルト・冷凍などの販売形態
パスタソースは、販売形態として、瓶や袋、缶に入った常温商品や、レトルトパウチに入ったレトルト商品、袋に入った冷凍商品などがあります。
●容器による分類
パスタソースは、レトルトパウチ・瓶・缶・袋など、容器もさまざまなものがあります。
いずれもターゲットとなる消費者のライフスタイルや利用シーン、嗜好性に合わせた最適なものを選ぶことが大切です。

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パスタソースのOEM開発において、現在の市場ニーズを捉えることは極めて重要です。消費者のライフスタイルの変化に合わせた、3つの主要なトレンドを解説します。
●レストラン品質の追求
共働き世帯の増加により、調理時間を短縮するタイムパフォーマンスへの需要は依然として高い状態です。一方で、自宅での食事に特別感を求める層が増えており、1食500円〜1,000円前後の高価格帯ソースが好調です。OEM開発では、希少なブランド肉や厳選されたチーズを使用するなど、スーパーの汎用品にはない専門店の味を再現することが差別化の鍵となります。
●健康意識の高まりに応える
健康志向の浸透により、美味しさとヘルシーさを兼ね備えたソースが注目されています。糖質オフや塩分控えめはもちろん、動物性原料を一切使用しないヴィーガン対応や、高タンパクな大豆ミートを活用したボロネーゼなどがその代表です。特定の食事制限を持つ層や、美容・健康を意識する層にターゲットを絞った罪悪感のない設計が、新たな市場を開拓しています。
●具材の存在感による満足度の追求
近年のパスタソース市場では、消費者の「レトルトは具が少ない」という不満を解消する商品がヒットしています。2026年の新商品トレンドでも大きな具材をメインに据えたプレミアムラインが各社から登場しています。OEM開発においても、単なる味の再現だけでなく、パウチを開けた瞬間に驚きを与える視覚的な具材量と、それを直感的に伝えるパッケージのシズル感が、リピート購入を左右する重要な要素となっています。
パスタソースは、実際、どのような目的でどのように開発されているのでしょうか。ここではOEMを利用して開発した2つの例をご紹介します。
●地元産のトマトや唐辛子を用いてパスタソースを制作
トマトや唐辛子が特産物である地方では、土産品としてそれらを用いたパスタソースを開発しました。OEMメーカーのアイデアで、ただの加工ではなく、より地元産のトマトや唐辛子の素材の存在と味わいを引き立てるよう、野菜や果汁を配合し制作しました。
●レストランオリジナルパスタに合うパスタソースを制作
レストランが手がけるオリジナルのパスタに合うパスタソースの制作を検討していたところ、OEMメーカーに地元牛を活かしたボロネーズソースの提案を受け、制作しました。


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パスタソースのOEM開発を検討する場合、ぜひ最適なOEMメーカーを選定したいものです。選定時のポイントをご紹介します。
●小ロット・低コスト
初回の製造ロット数は、在庫を抱えるリスクもあり、できるだけ少なくしたいということも多いのではないでしょうか。また、ECなどの販売の場合、もともと在庫をそれほど要しないこともあります。最近では小ロットの対応をしていることも多いため、そのようなOEMメーカーを選ぶと良いでしょう。
●作りたい商品に適した設備がある
パスタソースは、容器によって必要な充填機械や加工機械が変わってきます。レトルト商品の場合、レトルト殺菌できる高温高圧加熱処理装置など、適した設備を持つOEMメーカーを選ぶ必要があります。
●テスト販売や企画の相談に乗ってくれる
「まずテスト販売から始めたい」「時流にのったパスタソースを開発したい」など、自社が抱える悩みや不安を相談できるような伴走型のOEMメーカーは、開発を有意義にしてくれるでしょう。
パスタソースOEMの依頼を考える場合、パスタソース製造会社に対しては、主に次の流れで依頼から製造まで進みます。それぞれの工程を解説します。
1.打ち合わせ
打ち合わせでは、まず、自社がやりたいことを率直に伝えます。そしてどのくらい実現可能かを聞きましょう。すべてが可能ではないこともありますが、OEMメーカーが代替案を出してくれるかもしれません。お互いにすり合わせることが大切です。
2.見積もり
実際に可能な範囲を知ったら、それを製造するにはどのくらいの費用がかかるのか、見積もりを出してもらいます。
3.試作、試食
製造する前に、試作を作ってもらいます。このときに必ず試食を複数人で行い、納得いくまで試作を繰り返すことが重要です。
4.本依頼
試作が納得できるものになれば、製造を依頼します。試作を踏まえて修正し、納得したものを依頼しましょう。
5.製造
工場で実際に製造してもらいます。
6.納品
製造してもらったものを納品してもらい、受け取ります。これから販売を始められます。
パスタソースのOEM開発を検討する際のヒントとなることをご紹介しました。ほんの一部ではありますが、需要を押さえた商品づくりには欠かせない視点といえます。
優れたOEMメーカーを選定し、パスタソース作りを成功させましょう。

①どんな商品を作りたいか(味・形態・ターゲット・希望価格)
②おおよその数量・販売時期
③ご予算感(原価・試作費など) を整理した上で、当サイトのお問い合わせフォームからご連絡ください。専門スタッフがヒアリングのうえ最適な工場をご紹介します。
はい、可能です。小ロット(例:100袋/300本/数十㎏など)から対応できる工場と多く提携掲載しています。製品ジャンルや包装形態により最小ロットは変わりますので、まずはご希望数量をお知らせください。
各OEMメーカーによって変わりますので、詳細は掲載企業様へ直接お問い合わせください。
はい。試作費用・試作数量・納期は各メーカーによって異なりますが、初回1〜2回は無料または材料実費のみで対応する工場もありますので、ご希望をお知らせください。
はい、可能です。糖質カット・賞味期限延長・コストダウンなど、目的に応じてレシピを再設計します。現行品の仕様書やサンプルをご用意ください。
はい、ヒアリング・工場選定・お見積りまでは無料です。試作費などが発生する場合は事前にご案内します。
詳しくはまるごとおまかせサービスよりご確認ください。
はい、もちろんです。明確なレシピがなくても、イメージからオリジナルの味を作り上げることが可能です。OEMのプロがヒアリングを行い、最適な配合をご提案します。
はい、承っております。パスタソースにおいて、パッケージは商品の顔となる重要な要素です。デザインから資材の選定までワンストップでサポートいたしますので、初めての方でも安心して製品を完成させることができます。
はい。市場の反応に合わせたブラッシュアップや、季節限定のフレーバー変更など承ります。小ロットでの製造であれば、在庫リスクを抑えながら柔軟に製品をアップデートしていけるのが強みです。
HACCP認証企業やJFS認証企業といった、食品衛生管理に関する認証を取得している企業を多数掲載しておりますので、対象の企業を「業種から探す」よりお探しください。
無添加と国産素材にこだわり、メディアにも多数紹介されています。主な製造商品は、手延べパスタ、パスタソース、レトルトパウチ、缶詰、オリーブオイルを使った加工品等です。その他諸々、試作開発の希望ございましたらご相談ください。また、小ロットからでも対応可能です。
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丸信は包装資材事業を柱に、お客様の課題解決につながるさまざまなサービスやソリューションをワンストップでお応えする、トータルパッケージカンパニーです。
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