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2025年食品トレンド・業界動向① スぺパ×食品

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Date: 2024.11.20

食品業界は常に進化を続けており、新しいトレンドが次々と誕生しています。
その中で、最近注目されているものの一つが「スぺパ×食品」です。
スぺパとはスぺースパフォーマンスの略で、その食品が空間の有効活用という観点でどれだけ効率が良いかの尺度になります。近年、食品に対してもスペパの高さを求める消費者が増えてきており、本記事では、スぺパ×食品のトレンドの背景から商品例、スぺパ商品を開発するポイントまで解説します。

「スぺパ×食品」のトレンド背景を解説

現代の食品業界では、「スぺパ×食品」が注目を集めています。このトレンドの背景には、消費者のライフスタイルの変化と、それに伴うニーズの多様化があります。ここでは、「スぺパ×食品」の概要からどのようにしてトレンドとなったのか、その背景を解説します。

●スぺパとは?
「スぺパ(スペースパフォーマンス)」とは、空間対効果を指す言葉で、特に限られた空間を有効に活用することを意味します。食品業界では、持ち運びや保管のしやすさがスぺパの対象となり、例えば冷蔵庫やカバンのスペースを取らない食品包装や、蓋やチャックで簡単に開閉できるパッケージが求められています。これにより、消費者は限られた空間を最大限に利用できるようになります。

●スぺパ×食品がトレンドになっている背景
「スぺパ×食品」がトレンドとして浮上してきた背景には、リモートワークの普及と住居面積の縮小が大きく影響しています。リモートワークが一般化する中、自宅で過ごす時間が増え、食品の保存や調理の利便性が求められるようになりました。また、都市部を中心に住居面積が縮小していることから、限られたスペースで効率的に食品を保管できる方法が重視されています。

このような背景から、食品業界では「スぺパ×食品」が消費者のニーズに応える形で進化を遂げています。例えば、コンパクトでありながら栄養価の高い食品や、調理の手間を省くことができる簡便食品が市場に登場しています。これにより、消費者は日常生活において効率的かつ快適に食品を利用できるようになっています。

食品の最新トレンド スぺパ食品の商品例

続いて、食品の最新トレンド スぺパ食品の商品例をご紹介します。

●スぺパベジ
まず注目したいのが、「スぺパベジ」と呼ばれるミニサイズの野菜です。近年、野菜の「スペパ」志向が強まり、白菜、大根、レタスなどのミニサイズの青果が人気を博しています。このトレンドは、特に都会での一人暮らしや少人数世帯において、食材の無駄を減らし、調理の手間を省くための選択肢として支持されています。

実際に、販売後のお客様からのレビュー数は、通常サイズの約5倍に達しているようで、その人気の高さがうかがえます。実際の消費者の声として、「ミニサイズで扱いやすい」や「まな板に収まるサイズだから包丁を入れる回数も減る」「ミニサイズでまるごと白菜を味わえるのはうれしい」といった声が寄せられており、これらの声は、ミニサイズ野菜の利便性と多様性を示しています。

>参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000929.000008895.html

●パウチ食品
次に、パウチ食品です。例えば、白ご飯以外にも使えるふりかけが注目されています。このようなふりかけは、サラダやパスタ、パンなど、さまざまな料理にアクセントを加えることができ、忙しい現代人の食生活を豊かにするアイテムとして人気です。パウチ食品は、個別包装されているため、必要な分だけを使えるのが大きな利点です。また、保存期間が長いため、非常食としても活用できます。最近では、健康に配慮した低カロリーや低糖質のふりかけやドレッシングも登場しており、健康志向の消費者に支持されています。

●畳める容器のペットボトル
最後に紹介するのは、畳める容器のペットボトルです。この商品は、環境に配慮したエコフレンドリーなデザインが特徴で、使用後に小さく畳むことができるため、ゴミの量を減らすことができます。消費者の間では、持ち運びやすさや収納のしやすさが評価されており、アウトドアや旅行の際にも便利です。

これらの「スぺパ食品」は、現代の消費者ニーズに応えた商品として、食品トレンドをリードしています。今後も、消費者のライフスタイルの変化に対応した新しい商品が登場することが期待されます。

食品の最新トレンド スぺパ食品を開発する3つのポイント

最後に、食品の最新トレンドである、スぺパ食品を開発する3つのポイントを解説していきます。

●忙しい現代人の利便性を考慮する
現代の消費者は忙しい日常を送っており、時間を節約できる食品が求められるケースが目立ちます。そのため、スペパ食品を開発する際には、簡単に調理できる、あるいはそのまま食べられるといった利便性を考慮した設計が不可欠です。特に、電子レンジで温めるだけで食べられる食品や、持ち運びに便利なパッケージに入った食品は人気があります。これにより、消費者は忙しい日常の中でも手軽に栄養を摂取することができます。

●用途がイメージできるパッケージデザイン
パッケージデザインは、消費者が製品を手に取る際の重要な要素です。スペパ食品では、具体的に用途がイメージできるデザインが求められます。例えば、パッケージに料理の完成イメージや、どのようなシーンで使用できるかを視覚的に示すことで、消費者は購入後の利用シーンを容易に想像できます。これにより、購入の意思決定をスムーズにし、商品への関心を高めることが可能です。

●コスパ、タイパ、ヘルパなど、その他のパフォーマンスも掛け合わせる
2024年の食品トレンドとして、コストパフォーマンス(コスパ)、タイムパフォーマンス(タイパ)、健康パフォーマンス(ヘルパ)などの多様なパフォーマンスを掛け合わせた商品が注目されています。消費者は、価格だけでなく、時間や健康面での価値も重視しています。スペパ食品を開発する際には、これらの要素をバランスよく組み合わせることが重要です。例えば、健康志向の消費者には、低カロリーで栄養価の高い食品を提供することが求められます。また、忙しい消費者には、短時間で調理できる食品が好まれます。これらのニーズを満たすことで、消費者の購買意欲を高めることができます。

まとめ

本記事では、2025年食品トレンド・業界動向として、スぺパ×食品について解説してきました。
「スぺパ×食品」は、消費者の多様化するニーズに応えるための重要なトレンドです。食品開発担当者は、ターゲット層のニーズを正確に捉え、ストーリー性や機能性を考慮した商品開発を進めることが求められます。スぺパ×食品は今後の戦略に欠かせない要素となるでしょう。

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