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米粉を使った商品の人気の理由に迫る!OEM開発するならここに注意

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Date: 2023.11.14

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近年、米粉を使った商品が注目を集めています。その人気の理由は、どのような点にあるのでしょうか?また米粉を使った商品を開発する際には、どのようなことがポイントになるのか、OEMで開発製造するときの注意点もあわせて解説していきます。

米粉を使った商品について

●米粉とは
そもそも米粉とは、米を砕いて粉状にした食材です。

日本国内で生産されている米粉の多くは、うるち米やもち米の白米を原料とするものです。玄米を粉砕したものや、酒米を磨くときに出る粉を米粉として製品化しているケースもあります。そのため、米粉は米を原料とする粉の総称ととらえることができます。

国内では、すでに米粉を使ったパンやお菓子、麺類などの商品が流通しているほか、飲食店や家庭でも料理やお菓子づくりに役立てられています。

●米粉を使った商品の種類
パン、スナック菓子、クッキー・ビスケット、うどん、パスタ、パンケーキ、ドーナツなど

このように、米粉を使った商品の種類は豊富にあります。米粉を100%使用したものだけでなく、中には、米粉と小麦粉を混ぜたもので焼き上げたパンなどもあります。

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米粉を使った商品が人気の理由

米粉を使った商品が近年、人気を集めている背景として、主に次の2つが挙げられます。

●グルテンフリー
小麦麦を原料とする小麦粉には「グルテン」というたんぱく質の一種が含まれており、体質によってはアレルギー源となる可能性が指摘されています。グルテンを含まない米粉はグルテンフリー食材として注目されています。

●栄養価が高くヘルシー
米粉は、米のアミノ酸バランスに優れた高い栄養価を摂取できるのが魅力です。小麦粉に比べて油の吸収率が低いことから、揚げ物に使うと冷めてもサクサク感が長く続き、さっぱりヘルシーに食べられます。このことから、健康志向が高まる昨今において、関心を寄せられる食材の一つとなっています。

米粉を使った商品開発のポイント

米粉を使った商品を開発することを検討する場合には、ぜひ次のポイントを押さえることをおすすめします。

●米粉ならではの美味しさを追求する
米粉を使ったパンはトーストすることで、米粉パン特有の中のもちもち感や、外側のサクサク感を楽しめるといわれています。米粉ならではの美味しさを引き出すような商品開発により、米粉の強みが発揮できる商品づくりを実現できます。

●小麦粉製品と比較したメリットをパッケージなどでPRする
小麦アレルギーやグルテンに敏感な方ではない場合、あえて米粉を選ぶ必要性を感じないこともあります。また、米粉は小麦粉よりも価格が高い傾向があるため、原価が高くなりやすく、商品自体の価格も上がりやすくなります。その意味でも、小麦粉製品と比較したメリットをパッケージや広告などでPRすることがポイントです。グルテンフリーの食生活も訴求点の一つになり得るでしょう。

●米粉を使用していることをわかりやすく表示
消費者は、パンやパスタ、うどんなどの小麦粉製品に慣れている傾向があります。パッケージなど消費者の目に触れる部分には米粉の使用をわかりやすく表示しましょう。もし米粉だけでなく、小麦粉も使用している場合は、その旨も原材料として記載する必要があります。

●食物アレルギーに配慮した商品を検討する
小麦アレルギーの方などは、米粉商品は選択肢の一つになります。小麦以外にも、食物アレルギーのある方が利用することもあるため、小麦だけでなく、乳や卵を使わないなど、食物アレルギーに配慮した商品開発を検討することも一案です。米粉の健康的なイメージ定着にもつながるでしょう。

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米粉を使ったOEM商品を作るときの注意点

OEMメーカーへ委託して米粉を使った商品を開発・製造するときには、次の点に注意することで、成功につながると考えられます。

●米粉商品の得意なOEMメーカー選び
米粉商品は、よくある小麦粉商品とは異なるため、米粉商品の製造実績があるOEMメーカーを選ぶことが重要です。実績が豊富で、米粉の美味しさをより引き出す技術を持っているメーカーであれば理想的といえるでしょう。

●食物アレルギー対応工場完備
米粉100%を謳う場合、小麦・グルテンなどの混入に注意する必要があります。
OEMメーカーの中には、食物アレルゲンを徹底的に排除した工場を運用しているところもあり、食物アレルゲンを持ち込まないよう、細心の注意を払っています。食物アレルゲンが含まれていないか検査キットで厳しくチェックしたり、工場作業員はエアシャワーを浴びてから工場に入るなど、より異物を持ち込まないような仕組みを導入したりしているメーカーもあります。このような対応をしている安心・安全な工場を選びましょう。

●小麦粉製品と比較されるため価格をできるだけ抑える
米粉は小麦粉に比べて生産量が圧倒的に少なく、流通時の輸送コストが高くなることで、販売価格が小麦粉よりも上がってしまう傾向があります。昨今、小麦価格の高騰のニュースが聞かれますが、それでもコスト面での課題は残されています。
消費者は、小売店で並べられている「米粉を使った商品」と「小麦粉を使った商品」の価格を比べるでしょう。そのため、できる限り価格は抑えるための努力がポイントになります。

まとめ

米粉を使った商品は、現在、注目を集めていることは間違いありません。ぜひこの機会に、ポイントを押さえて、米粉を使った商品のOEM開発に取り組みましょう。

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