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お酒の種類ってどれくらいあるの?分類や度数を解説

飲料

Date: 2020.12.25

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お酒は人々の間で欠かせない存在です。そんなお酒にはさまざまな種類があることはよく知られていますが、酒税法では、お酒の種類と定義がそれぞれ定められています。今回は、食品を企画・開発に携わる方が、新たな食品企画を考案するヒントとなるよう、お酒の種類やそれぞれの特徴、代表的なお酒の度数をご紹介します。

お酒の種類

酒税法では、お酒は4種類に大別され、17品目に分類されています。

酒税法とは、昭和28年(1953年)に制定された法律で、酒税のほか、お酒の製造・販売についての内容が定められています。酒税法では、アルコール度数が1%以上の飲料を「酒類」と定義しています。

ちなみにアルコール度数とは、アルコール飲料の中のアルコールの体積濃度を百分率、つまり「パーセント・%」で表した割合のことを指します。

4種類とは「発泡性酒類」「醸造酒類」「蒸溜酒類」「混成酒類」です。

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4種類のお酒の品目と特徴

では、この4種類のお酒にはどのような品目があり、どのような特徴を持つのでしょうか? 早速、みていきましょう。

発泡性酒類

●品目
ビール、発泡酒、その他の発泡性酒類(ビール及び発泡酒以外の酒類のうちアルコール分が10度未満で発泡性を有するもの)

ビールや発泡酒などのアルコール分10度未満で発泡性のある酒類のことです。ビール商品や缶チューハイなどがこれにあたります。ただ、品目上は「リキュール」や「スピリッツ」、「その他の醸造酒」とされることが多いため、あくまで酒税法上の分類ではあります。

ちなみにビールは主に麦とホップ、水を原料として発酵させたもので、製造方法で分類すれば醸造酒となります。

醸造酒類

●品目
清酒、果実酒、その他の醸造酒

日本酒やワインなどを指します。醸造酒とは、果実や穀物などを原料とし、アルコール発酵させたものです。ワインについては酵母を加えるだけでそのブドウに含まれる糖分がアルコール発酵を促します。日本酒については、米や麦などデンプン質を原料としているため、まずは麹を糖に分解させ、その糖を酵母によって発酵させて造ります。

蒸留酒類

●品目
連続式蒸溜焼酎、単式蒸溜焼酎、ウイスキー、ブランデー、原料用アルコール、スピリッツ

蒸留酒とは、原料を発酵させた後、蒸留して造るお酒です。蒸留することにより、アルコール度数が高まります。焼酎やウイスキー、ブランデー、ウオッカ、ラム、テキーラ、ジンなどがあります。

混成酒類

●品目
合成清酒、みりん、甘味果実酒、リキュール、粉末酒、雑酒

醸造酒や蒸留酒に、糖分や果実などを加えたものです。リキュール類、甘い果実酒、梅酒、薬酒、白酒、みりんなどを指します。

醸造酒・蒸留酒・リキュールのアルコール度数

お酒の中でも、醸造酒・蒸留酒・リキュールそれぞれ、アルコール度数は変わってきます。主なお酒について、アルコール度数を確認しておきましょう。

主な醸造酒のアルコール度数

醸造酒は製造工程で発酵させるだけで蒸留しないため、比較的アルコール度数は低いのが一般的です。

・ビールのアルコール度数
ビールは約45%くらいです。クラフトビールなどでは一部10%ほどのものもあります。

・ワインのアルコール度数
ワインは、1315%くらいです。赤ワインも白ワインも特にアルコール度数に差はないといわれています。

・スパークリングワインのアルコール度数
いわゆるシャンパンのようなスパークリングワインは、ワインよりもやや低く、12%ほどです。

・日本酒のアルコール度数
日本酒はたいてい、15%ほどになります。

主な蒸留酒のアルコール度数

先述の通り、蒸留酒は発酵後に蒸留工程を入れることで、アルコール度数が高まります。

・ウイスキーのアルコール度数
ウイスキーはおおよそ40%前後です。種類によっては5060%ほどもあるものもあります。

・焼酎のアルコール度数
焼酎は2025%ほどが一般的です。蒸留酒の中では低めです。

・ブランデーのアルコール度数
ブランデーは、ワインを蒸留させて造るもので、度数は40%ほどになります。

主なリキュールのアルコール度数

リキュールはアルコールに砂糖や香料などを混ぜて作るお酒です。お酒にさまざまなものを混ぜることで、アルコール度数は大きく変化します。ですので、一口にリキュールといっても度数はばらつきが大きい傾向があります。主なリキュールのアルコール度数は次の通りです。

・カシスのアルコール度数
クロスグリという植物の果実を用いたカシスは、20%くらいとなります。カシスオレンジなどのカクテルにすることが多いですが、カクテルにすると5%前後となります。

・カルーアのアルコール度数
カルーアミルクのカクテルでよく知られるコーヒーリキュールです。アルコール度数は20%くらいです。カルーアミルクは一般的に78%といわれます。

・カンパリのアルコール度数
香草系のリキュールであるカンパリは、25%くらいとなります。カンパリソーダが有名ですが、カンパリソーダにすると79%くらいだといわれています。

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まとめ

お酒の種類や分類、特徴、アルコール度数をご紹介してきました。お酒の種類は増えており、人々の嗜好性も変化しています。お酒の基本となる知識をベースに、今のトレンドを追い、食品開発のヒントとしてお役立てください。




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