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缶詰の賞味期限切れって?表示の見方・注意点を解説

惣菜・調理済み食品

Date: 2020.12.12

普段、何気なく利用している缶詰ですが、賞味期限のこと、正しく認識していますか? 缶詰は長持ちするイメージがありますが、実際、どのくらい持つのでしょうか。
今回は、一般的な缶詰の賞味期限や正しい味方、賞味期限が切れた場合に食べられるのか、缶詰の製造方法を解説します。

一般的な缶詰の賞味期限はどのくらい?

まず確認しておきたいのは、賞味期限とは何かということ。賞味期限とは、その日付までは「おいしく食べられる」ことをメーカーが保証している期限のことを指します。

では、一般的な缶詰の賞味期限はどのくらいなのでしょうか。

あくまで目安ですが、だいたい3年に設定してあります。

大手缶詰メーカーでいえば、水産缶詰と畜産缶詰はおおむね3年、果実缶詰と野菜缶詰は23年となっているようです。

そもそも缶詰は、製造してから常温でおよそ3年間の長期にわたって保存できる食品です。
最近では5年保存できる缶詰も登場しています。

缶詰の賞味期限の正しい見方

缶詰の賞味期限は、基本的に「西暦下2桁と月日」で表記されています。例えば、「201128」と書かれていれば、「20201128日」までが賞味期限となります。

最近は印刷技術の発達により「2020.11.28」と日付を分かりやすく表示する商品が増えてきているので、必ずしも数字の羅列とは限りません。

また法律的には、缶詰の賞味期限表示は「年月」までが義務付けられているので「日」は表示しなくても問題はありません。ただ、多くの缶詰は「年月日」まで表示されています。

缶詰は賞味期限が切れても食べられるって本当?

確かに缶詰は、賞味期限の日付が経過したからといって、即座に食べられなくなってしまうことはないといわれています。缶詰は密封の後、加熱殺菌によって食品の腐敗の原因となる微生物を殺滅しているため、保管中に新たな微生物が侵入しない限り、賞味期限が過ぎてしまっていても、開封しない限りは中身が腐ることなく、長期間保存可能です。

ただし、「おいしさ」という観点からは保証されていないので注意が必要です。

また、高温多湿な場所での長期保存は品質が低下しやすいため、賞味期限にかかわらず注意点が必要です。賞味期限を過ぎたもので、缶がさび付いていないか、ふたや容器がふくらんでいないか、ふたを指で押すとペコペコとへこまないかをチェックし、もし該当する場合は缶に穴が空いており、腐敗ししている可能性もあるため、廃棄しましょう。

基本的に缶の保管は直射日光の当たる場所や湿気のこもりがちな場所は避けるようにし、できるだけ温度の変化が少ない場所がよいといわれています。

なぜ缶詰は長期保存が可能なの?

なぜ缶詰は長期保存が可能なのか、製造工程について詳しくみていきましょう。

缶詰は、食品を詰込・注液し、中身を詰めた缶は、密封する前に、中の空気を取り除く脱気の工程があります。脱気は、加熱殺菌中の缶の変形防止、貯蔵中の缶内面の腐食防止、内容物の色、香り、味、ビタミンその他の栄養素の変化の防止などの目的で行われます。

その後、缶を密封して加熱殺菌を行います。これは細菌など微生物を加熱によって死滅させることによって腐敗を防ぎ、長く貯蔵できるようにするためです。殺菌が終了したら、品質の変化を防ぐため、すぐさま水で冷却します。

このように、缶の中身は真空にし、密封して加熱殺菌・冷却することで、長期保存ができるようになるのです。

まとめ

缶の賞味期限や長期保存できる理由などをご紹介してきました。普段、何気なく目にしている缶詰ですが、製品化の際には今一度、その優れた価値を見直してみるのも良いのではないでしょうか。

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