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売れている冷凍食品パッケージはここが違う!特徴6選を紹介

冷凍食品

Date: 2024.12.18

近年の冷凍食品市場は、コロナ禍の中食需要による消費者への浸透や、食品ロスの少なさへの注目もあり、今後も市場の拡大が期待されています。同時に、競争も激化すると考えられ、各メーカーは価格や品質など様々な要素を考慮する必要があります。その中でも、消費者の目を引くパッケージデザインは、消費者に商品を手に取ってもらうきっかけを作れるため、売上にも大きな影響を与え得る重要な要素です。
本コラムでは、売れている冷凍食品のパッケージの特徴をご紹介し、開発担当者が押さえておくべきポイントを解説します。

冷凍食品におけるパッケージの重要性

はじめに、冷凍食品のパッケージが持つデザイン・視覚的魅力、機能性、情報提供の観点から、その重要性を解説します。

●デザイン・視覚的魅力
パッケージデザインは、消費者にブランド認識を与える重要な要素です。消費者が商品を選ぶ際に最も影響を受けるのは視覚であり、五感による知覚の割合では視覚が83.0%を占めています。これは他の感覚、例えば聴覚(11.0%)、臭覚(3.5%)、触覚(1.5%)、味覚(1.0%)を大きく上回ります。

※教育機器編集委員会編「産業教育機器システム便覧」(日科技連出版社 1972)

視覚的な要素が強調されることで、消費者はブランドの価値や商品の特徴を瞬時に理解しやすくなります。多くの場合に、最初に目に入るのはパッケージであって、中身ではありません。消費者はパッケージの第一印象で買うかどうかを検討するため、パッケージを決して無視することはできません。

●機能性
次に、パッケージの機能性について考えてみましょう。冷凍食品は長期間保存されることが多いため、パッケージの保存性は非常に重要です。適切な素材や構造を使用することで、冷凍庫内での湿気や温度変化から製品を守り、品質を維持します。また、使いやすさも重要な要素です。例えば、開封しやすいジッパーや再封可能なパッケージは、消費者にとって便利であり、食品の新鮮さを保つ助けにもなります。これらの機能性が消費者の満足度を高め、リピート購入にもつながる要因となります。

●情報提供
最後に、情報提供の役割についてです。パッケージは、消費者に必要な情報を提供する媒体でもあります。ラベル表示には、栄養成分、アレルゲン情報、調理方法、賞味期限などが記載されており、これらの情報は消費者が安心して商品を選び、利用するために欠かせません。特に、アレルゲン情報や調理方法は、消費者の健康や利便性に直接関わるため、正確でわかりやすく表示されていることが求められます。

上記のように、冷凍食品のパッケージは、デザイン・視覚的魅力、機能性、情報提供の観点から多くの役割を果たしています。消費者の目を引き、商品の品質を守り、必要な情報を提供することで、パッケージは単なる容器以上の価値を持ちます。

売れている冷凍食品のパッケージの特徴6選をご紹介

続いて、売れている冷凍食品のパッケージの特徴を6つご紹介していきます。

●どんな商品かがすぐわかる
まず、ひと目見ただけでどんな商品かがすぐわかることが重要です。消費者は限られた時間の中で商品を選ぶため、パッケージのデザインや情報が直感的に理解できることが求められます。具体的には、商品の写真やイラストを大きく配置し、その商品の特長や使用シーンを視覚的に訴求することが効果的です。

●デザインが価格帯にあっている
デザインが価格帯にあっていることも重要なポイントです。高級志向の商品であれば、シンプルで高級感のあるデザインや質感のある素材を使用することで、商品の価値を視覚的に伝えることができます。一方、手頃な価格の商品であれば、カラフルで親しみやすいデザインを採用することで、幅広い層の消費者にアピールすることができます。価格帯に応じたデザインは、消費者に対して商品のポジショニングを明確に示す役割を果たします。

●他社との差別化ができている
他社との差別化ができていることも、売れるパッケージの重要な要素です。実際に店頭に並んだ際に、他社と被らないようなデザインになっていることが、消費者の興味を引くための鍵となります。例えば、同じカテゴリーの商品が並ぶ中で、色使いやフォント、パッケージの形状などで独自性を出すことが求められます。

●シズル感のある写真が使用されている
まず注目すべきは、シズル感のある写真を使用したパッケージです。湯気が立ち上る様子や焼きたての食材を写した写真は、消費者に対して料理の美味しさや出来立て感を強く訴求します。このようなビジュアルは、冷凍食品に対する「冷たくて味気ない」という先入観を払拭し、食欲をそそる効果があります。特に、電子レンジやオーブンで簡単に調理できる商品において、このような視覚的演出は非常に効果的です。

●商品のベネフィットや付加価値が伝わるよう表示に工夫がされている
商品のベネフィットが伝わる表示の工夫も重要です。例えば、満足するボリュームが伝わるように「たっぷり○○g」といった具体的な量を明示することで、消費者はコストパフォーマンスの高さを実感できます。また、量だけでなく、栄養価や食材の質を強調することで、より健康志向の消費者にもアピールできます。
さらに、付加価値が伝わるメッセージも重要です。例えば、「お皿がいらない」などの利便性を強調することで、忙しい現代人や一人暮らしの消費者にとっての使い勝手を向上させます。簡単に調理でき、そのまま食べられるパッケージは、時間がない時でも手軽に食事を楽しみたいというニーズに応えるものです。

●環境に配慮したエコ素材が使用されている
環境に配慮したエコな素材を使用したパッケージも、現代の消費者にとってのアピールポイントです。紙などの再生可能な素材を使用することで、環境負荷を軽減する取り組みをアピールできます。持続可能性を意識する消費者が増えている中で、こうしたエコへの配慮はブランドイメージの向上にも繋がります。

冷凍食品のパッケージデザイン・OEMは丸信へご相談ください

本コラムでは、冷凍食品におけるパッケージの重要性から、売れている冷凍食品のパッケージの特徴についてご紹介してきました。
今回のコラムで紹介した特徴をぜひ参考にしていただき、消費者の心をつかむパッケージを生み出す一助となりましたら幸いです。

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