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そばをOEMで作る5つのポイントを解説!

麺類

Date: 2025.06.02

そばは世界的に健康食として注目を集めており、生産量、消費量ともに増えている、今トレンドの食材でもあります。日本でも日常的に食されており、一定の需要があることから、食品開発を進めたい食品の一つです。そこで今回は、そばをOEMで開発製造するときのアイデアや成功のポイントをご紹介します。ぜひお役立てください。

そばのトレンド

近年、そばは次のようなトレンドがあります。

●健康志向の高まりで注目が高まる
そばは、そば粉を打って作る麺類の一種で、タデ科のソバの実を挽いて作られます。石臼を用いて挽く方法と、機械を用いて挽く方法があり、風味や味わいが変わってきます。
そばにはビタミンB群やビタミンE、マグネシウムなどのビタミン・ミネラル類が豊富に含まれています。また、たんぱく質も多く含んでおり、炭水化物も含みながらも、血糖値の急上昇を抑える低GI食品としても知られています。
このようにそばは健康に良い食品といえることから、健康志向が高まる昨今、注目の食品の一つとなっています。

●世界で生産量・消費量ともに増えている
そばは、健康志向・グルテンフリーのトレンドを背景に、日本だけでなく世界的に人気を博しており、世界では生産量・消費量共に増加しています。世界がそばに注目したのは今に始まったことではありません。例えばフランスのガレットはそば粉のクレープといわれていますが、すでにそば粉はヘルシーで風味もよく、注目を集めてきました。今後、さらにヘルシー志向が高まり、日本食にも評価が高まる中で、ますます注目されています。

●「ネオそば」のトレンド
日本では、そばを新たな食材として取り扱うために再解釈され、「ネオそば」などの呼び名の新感覚のそばがトレンドになっています。例えばトマトやすだちと合わせたり、お酒のおつまみとしておしゃれに盛り付けたりと、そばの新たな魅力が生まれています。年越しそばなど、日本人は毎年食する習慣があり、日本が誇るフードでありながら、改めてその栄養やヘルシーさなどが評価され、新たな角度からアプローチされています。

そば開発のアイデア

先述のトレンドを背景とした場合、そばを開発する際には、次のような新しいアイデアを取り入れてみるのも良いのではないでしょうか。

●独特の素材を用いたオリジナル麺を作る
そば粉を打つときに独自の素材を練り込むことで、オリジナル麺を製造することも可能です。例えば、抹茶の粉を練り込めば茶そばに、豆腐をそばに練り込めば、新しい魅力を持つ豆腐そばができあがります。地元の食材を取り入れることで、名産品のアピールにもつながります。

●時短・ストック食材としての冷凍そば
スーパーマーケットなどで販売されている冷凍そばは、今期待が高まっている商品です。購入した後は、沸騰したお湯にそのまま投入してゆでるほか、電子レンジや流水で解凍する方法が挙げられます。

●つなぎの小麦粉にこだわったそば
そばを打つときには、一般的につなぎとして小麦粉を使います。その小麦粉選び一つとっても、そばの食感や風味、味わい、また色合いは変わってきます。そばの打ち方を変えるのはもちろんのこと、つなぎの小麦粉にもこだわることで、これまでにない新しいアイデアのきいたそばを開発できるでしょう。

そば製造の流れ

そばのOEMを検討する際には、ぜひ優良なOEMメーカーにそばを製造してもらいましょう。一般的に、手打ちではなく機械式の場合は次のような流れで製造されます。

1.ミキシング
まずそば粉や小麦粉、食塩などを混ぜて均一にこねあわせられるよう、大型の真空ミキサーなどで攪拌します。このとき、均一になるように真空圧を調整しながら、熟練の担当者がしっかりと様子を見ながら行っていきます。このときのポイントは、水の量や入れるタイミングや、練り上げるスピードです。それによって大きく仕上がりが変わってきます。

2.そば打ち圧延
生地がまとまったら、そば打ちを行っていきます。薄く伸ばして麺帯に成型します。そしてゆっくりと薄く伸ばして、細い麺線に切り出します。

3.麺乾燥
乾麺、生麺共に乾燥工程にかけます。近年は温湿度を機械で調整できる仕組みが導入されていることもあります。

4.裁断・棒抜き等
乾燥した麺を裁断して、麺状に仕上げていきます。棒に麺をかけていた場合、棒抜きを行います。

5.品質検査
品質に関する検査を行います。

6.整形・包装
最終的に、包装するためにそばの麺を整形し、包装を行います。

7.包装後の品質検査
包装後にも、品質検査が行われます。金属探知機などを用いた異物検査も行います。また熟練の担当者が目視して細かく麺をチェックすることもあります。

そばをOEMで作るポイント5選

そばをOEMで作るときには、次のポイントを押さえることで、成功に近づけるでしょう。

1.生麺・乾麺・冷凍麺のそれぞれの特徴をとらえる
そばをOEMで開発して製品化する場合、そばの麺は「生麺・乾麺・冷凍麺」のいずれかになることが多いでしょう。これらはそれぞれ特徴があるため、押さえておくと目的とターゲットに応じた最適な商品の開発が可能になります。

生麺:もちもちしていて歯ごたえがあり、そばの香りも楽しめる。賞味期限が数日で短い。

乾麺:ゆでることでもちもち感やコシを再現できる。賞味期限は1年程度と長い。

冷凍麺:ゆでれば作りたての麺の味わいを楽しめる。賞味期限は1ヶ月から1年程度と幅があるが長め。

2.麺に練り込むペーストやパウダーの提案
そば粉を打つときに、生地に対してペーストやパウダーを練り込むことでオリジナリティが高まります。OEMメーカー側から提案してくれることもあるため、参考にしてみましょう。地元の食材をパウダーにしたものを取り入れるなどする場合、原材料の手配やパウダー加工も任せられると安心です。

3.手打ちのOEMを利用してみる
製麺は機械で行うことが多いですが、あえて手打ちの製麺所に依頼するのも一案です。手打ちそばと機械打ちそばの大きな違いは、水分量やそばの香りにあるといわれます。一般的に手打ちのほうが水分を多く含み、コシも生み出します。また手ごねする最中に、そば粉の粒子がおしつぶされる形になり、そばの香りが引き立ちます。熟練の職人が作ることで、より手作りの付加価値を付けられます。また少量の製造に向いています。

4.サンプル作成を行う
そばは原材料や打ち方で大きくその味わいが変わります。OEMメーカーには必ずサンプル作成を依頼し、味や食感、香り、見た目などをチェックし理想に近づけていきましょう。

5.つゆにもこだわる
つゆを添付することもありますが、この場合、そば製品に最適なつゆを新たに開発することで、付加価値をつけることが可能です。

まとめ

そばは、その栄養価や風味が世界的に評価され、ヘルシーで健康的なフードとして親しまれています。今後、新たな魅力が再発見され、そばの新しい食べ方が開発されていくでしょう。そのような中、そば商品をOEMで開発する際には、ぜひこだわって作りたいものです。

そばはシンプルなようで奥深いことから、原材料から打ち方、パッケージなどあらゆる方面から工夫をこらして付加価値をつけていくことをおすすめします。

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