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調味料をOEMで作る4つのポイント

調味料

Date: 2025.07.25

飲食店などは自店のメニューの調理に利用する調味料や、自店の味の個性を出したオリジナル調味料をOEMで製造して販売したいといったニーズをお持ちのこともあるのではないでしょうか。また、食品メーカーが調味料を新たに開発したいという場合もOEM利用が便利です。
今回は、調味料をOEMで作る際に役立つ情報やポイントをご紹介します。

OEMで開発できる調味料の種類

まずは昨今、OEMで開発できる調味料の種類を見ていきましょう。また最近の調味料のトレンドも合わせてご紹介します。

●調味料の種類

・ペースト調味料
ペースト状の調味料です。粉末調味料と比べて、かける対象の食品にのりやすく扱いやすいのが特徴です。味噌、ケチャップなどが挙げられます。

・液体調味料
液体調味料は、ペースト調味料と比べて、広範囲に食品に対してなじみやすいのが特徴です。ソース、たれ、ドレッシング、醤油、めんつゆ・鍋つゆ、ぽん酢、フレーバーオイルなどがあります。

・粉末調味料
粉末調味料は、食品に浸透しやすいのが特徴です。砂糖、塩、カレー粉、だし調味料などがあります。

・粒状調味料
粒状調味料は、粉よりも大きな粒状であり、粉とは異なる味を出すことができます。例えばこしょうは粒状のものと粉状に近いものとがありますが、粒が大きいほど辛みを抑えることが可能です。

●調味料のトレンド
調味料は近年、バラエティ豊かな種類やフレーバーが展開されており、個性派がそろっています。多様化している点もトレンドといえるでしょう。

また、特に発酵調味料が注目されています。発酵調味料とは、細菌やカビ、酵母などの菌を用いて製造される調味料です。よく利用されるのが麹菌で、醤油や味噌、酢、みりんなどが麹菌で作られることがあります。

発酵食品ブームの背景もあり、塩こうじや酒粕といった発酵食品を用いた調味料が販売されており、食べるだけでなく、手軽に料理に「かける」用途で利用されています。

調味料のOEM開発におけるよくある課題

調味料をOEMで開発・製造したい事業者が抱えるよくある課題をご紹介します。

●飲食店のメニューに合うたれを作りたい
飲食店の場合、提供しているメニューに合う、オリジナルの業務用のたれを作りたいという思いがある一方で、お店の味に合う調味料を開発するのはむずかしいのではないかと感じていませんか。実際にOEM製造を行ってはみても、なかなか思うようなたれが作れないというケースもあります。

●お店の味を再現したい
お店で利用している調味料を手軽に家庭でも利用できる市販品を作りたいというケースもあるでしょう。この場合、お店の味を再現したいというニーズがあるものの、なかなかむずかしいという課題があります。

●特産品や農作物を使ってオリジナル調味料を作りたい
地元の特産品や農作物を用いて、その地域ならではのオリジナル調味料を開発し、地域振興や観光誘致などに活かしたいと考えることもあります。しかし特産品の特徴を知っているOEMメーカーでなければ、特産品を活かすことができないこともあり、懸念があります。

●期間限定の調味料を作りたい
例えば、夏季限定のエスニック料理用の調味料を作りたいといった期間限定商品を開発したいケースもありますが、その場合、製造納期が限られるため、委託できるOEMメーカーが限定的です。

●スーパーの店頭に並んだときに顧客を引き付けられるか心配
オリジナル調味料を市販する場合に直面する壁です。スーパーの店頭にはすでに数多くの調味料が並んでいるため、差別化する必要があります。

●OEM製造後の在庫リスクが心配
OEM製造後に、在庫が過剰に残ってしまうことは大きな懸念点です。OEMはもともと在庫リスクを回避する手段として活用できますが、販路が限られていたり、新規開発商品であったりすると市場が読めず、OEMで製造しても在庫を抱えてしまう失敗を生むこともあります。

調味料をOEMで作る4つのポイント

調味料をOEMで製造する際に直面する課題は、次の点が解決のポイントとして挙げられます。

●ニーズに応じてくれる経験豊富なOEMメーカーを選ぶ
求める味やお店の味を再現してくれたり、地元の特産物に理解が深かったりと、長年の実績や経験から柔軟にニーズに応じてくれるOEMメーカーは、探せば見つかるものです。

食品開発OEM.jpでは、調味料OEMを得意とするメーカーを集めております。また、丸信の食品OEMまるごとおまかせサービスをご利用いただければ、丸信が仲介・代行し、お客様の求める調味料OEM開発をお手伝いいたします。

●パッケージデザインにもこだわる
差別化の必要性がある中、多くの人に選んでもらえるパッケージデザインを施すことが重要です。調味料は一定期間利用するものであることから、愛着がわく、美味しい料理をイメージさせるなど気に入ってもらう必要があります。

調味料に限らず、食品パッケージにはシズル感や使用イメージ、メッセージなどを盛り込み、一目でどのような商品なのかがわかる工夫をすることもおすすめです。

●賞味期限を長くできる安心の工場を選ぶ
在庫を抱えるリスクへの対策として、できるだけ賞味期限の長い商品を作ることが一案です。調味料OEMメーカーの中には、賞味期限を長くするための工夫を徹底しているところもあるため、リサーチしてみましょう。

●小ロットでのテスト生産を行う
在庫を抱えるリスクへのもう一つの対策として、小ロット生産の対応可能なOEMメーカーを選ぶことが挙げられます。まずは少量のテスト生産から始め、市場の反応を見るのがおすすめです。小ロット対応しつつ、良心的な価格設定のメーカーを選びましょう。

調味料のOEM成功事例

調味料のOEMはさまざまな課題がある中で、優良OEMメーカーを見つけたり、工夫をしたりことで製造に成功した事例を3つご紹介します。

●自社開発のドレッシングの市販に成功
ある会社は、玉ねぎドレッシングを自社で開発した後、好評であったため、拡販を検討していました。そこで添加物の可能な限りの不使用、レシピの再現性の高さを要件にし、あるOEMメーカーに委託したところ、要望に沿った製品を製造してくれました。ほぼ完成に近い状態になってから、何度も味についてこだわって調整を重ねてくれました。また玉ねぎの具材感のインパクトを出すためのパッケージにもこだわってくれました。

●鉄板焼き店が冷凍お好み焼きの付属ソースをOEMでオリジナル開発
ある鉄板焼き店は、冷凍お好み焼きを通信販売用に開発しようと考えましたが、ソースをどうするか迷っていました。実はソースは2つのメーカーを合わせて利用していたため、店舗で使用している同じソースでは製品化ができなかったのです。

そこでソースは通販用にオリジナル開発することにしました。委託先のOEMメーカーが、エキスを加えることでより美味しいソース開発してくれたことから、オリジナル性を出すことができました。

●小ロット製造可能なOEMへ委託し、海鮮丼用たれの製造に成功
ある食品メーカーは、海鮮丼用のオリジナルのたれを、地元の特産品を利用して製造販売したいと考えていました。まずは小ロットで開発しようとしましたが、地元のOEMメーカーは小ロットに対応していなかったため、小ロットを得意とする一般的なOEMメーカーに委託。地元の特産品を利用しながら、試作を繰り返し、納得のいくたれに仕上がりました。

まとめ

調味料をOEM製造することをご検討中の方は、ぜひ課題を解決しながら、選ばれる調味料を開発・製造してください。

調味料のパッケージデザインにお困りながら、丸信におまかせください。丸信では多数の実績をもとにパッケージの選定はもちろんのこと、調味料のパッケージデザインも可能です。調味料のラベルやシール印刷も得意としております。ぜひご相談ください。

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