【小ロットOK】野菜チップスOEMの始め方|さつまいもやかぼちゃチップスをご検討中の方必見!
Date: 2026.05.15
Date: 2026.05.15
近年、世界の野菜チップスの市場は伸長していることから、新たな商品を投入することは有効です。国内でも野菜チップスのOEM開発を検討することは、有望なことといえるでしょう。
今回は、野菜チップスの定義や種類、市場の動向、野菜チップスが世界的に注目される背景を解説します。また後半では、野菜チップスのOEM開発・製造の始め方ステップとメーカー選定のポイントなど、開発と製造に役立つ情報もご紹介します。

野菜チップスの定義と種類、市場動向を解説します。
●野菜チップスとは?
野菜チップスとは、いわゆる「ポテトチップス」に使われるじゃがいもを、他の野菜で同様に仕上げた食品の総称です。
例えばさつまいもやかぼちゃ、にんじんなどの野菜をじゃがいものようにスライスにするなどして揚げたり、蒸したり、干したりして製造します。
●野菜チップスの製法の種類
野菜チップスの製法は一つではありません。
例えば、揚げる、揚げ焼きする、干すなどさまざまな製法で作られています。
また、成形方法としては、主に次の2通りがあります。
1.スライス:一般的なポテトチップスのような成形方法です。薄くスライスし揚げたり焼いたりしたものです。食感はザクザクとしているのが特徴です。
2.押出成形:一般的なパフ状のコーンスナックのような成形方法です。押出機と呼ばれる機械に入れ、熱と高圧によって指定の形状に押し出します。軽くサクサクとした食感を持ちます。
●野菜チップスの市場動向
野菜チップスの市場動向は、年々、世界的に伸長しているといわれています。その背景として世界ではポテトチップスよりも健康なチップスが求められていることがあります。海外では、さつまいもやにんじんのほか、キャッサバやビーツなどを用いた根菜の野菜チップスが注目されています。また、オーガニック原料を使用したものや、フレーバーをつけたものなどの健康的なスナックとして親しまれています。
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なぜ野菜チップスが世界的に注目されているのでしょうか。これから開発を行うにあたって、ぜひ押さえておきたい情報です。
●健康志向の高まりとコスパ・タイパのトレンド
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を背景に、世界的に健康志向が高まりました。人々はより一層、自分の健康に気を使うようになり、野菜を重要な栄養摂取源としています。しかし忙しい現代社会においては、できるだけ手間をかけず、手軽に食べられる野菜チップスは需要を満たしています。
また日本ではコストパフォーマンスが良いことが求められる傾向がありますが、近年はタイムパフォーマンス、つまり時間の効率性も求められるようになっています。このことから、調理不要で袋を開けるだけですぐに野菜を食べられる野菜チップスは、単なるスナック菓子にとどまらず、現代ならではの栄養摂取法の一つとなっています。
●グルテンフリーや添加物不使用の消費者ニーズの高まり
近年は、世界的にグルテンフリーや、保存料や着色料等の添加物不使用の消費者ニーズが高まっています。
グルテンフリーとは、小麦粉に含まれる粘性物質であるグルテンを含まない食品を指します。グルテンによって健康を害する人々のニーズに応えるための食品の一つとしても、野菜チップスは注目されています。
そして健康に不安のある添加物を使わないことにより、一層、消費者ニーズを満たすことが可能です。
●サステナビリティへの要求
世界的に、サステナブル(持続可能性)な取り組みを進めています。企業は社会的に責任を果たすと同時に、地球環境のサステナビリティにも配慮する必要が生まれています。
気候変動によるさまざまな食品原材料の枯渇が深刻化する中、例えば、野菜の廃棄部分のアップサイクル(※)による野菜チップスはサステナビリティの観点からも注目を集めています。
※アップサイクル:本来、廃棄されるはずのものに手を加えることで、高い価値を与えて作り変えること
これから野菜チップスのOEM開発・製造を進めたい方向けに、始め方のステップをご紹介します。
1.市場調査
まず投入する国内または海外市場を調査します。今、市場ではどのような野菜チップスが人気なのか、競合他社の状況など総合的かつ詳細にリサーチを行います。
2.目的の設定
市場調査の結果をもとに、自社の強みや技術を活かして、どのような野菜チップスを開発するのかを検討します。その上で野菜チップス製品の開発・販売の目的を設定します。
例えば、ダイエットを行っている人に対して、ヘルシーな小腹満たしのおやつとして訴求すれば、日々のおやつとして選択してくれるでしょう。
3.ターゲットの明確化
目的が設定できたら同時にターゲットを明確にします。先の例のように、ダイエットを行っている人をターゲットとする場合には、より満足感が得られるよう、カロリーや糖質、油などに配慮しながら開発を進めていく必要があります。
4.ブランドコンセプト策定
ブランドコンセプトを作成します。すでに野菜チップスは既存市場に存在するため、ブランディングによって独自の方向性を打ち出すことで注目を浴びやすいでしょう。
5.商品開発
具体的に商品を設計し、開発します。例えば、ダイエット向けの野菜チップスであれば、どのようなフレーバーで、どのような形状で作るのか、商品設計を進めていきます。
6.素材選定・レシピ開発
食品開発の詳細を決めます。最適な素材を選定し、レシピを開発します。
7.商品パッケージの選択やデザインの開発
商品のパッケージ選択や、ラベルなどのパッケージデザイン設計を行います。
パッケージは、例えばどのようなシーンで利用するのか、ターゲットが食するシーンを十分に想定して検討します。野菜チップスはポテトチップスが入っている袋タイプのほか、自立するスタンディングパウチでチャック付きのものが一般的です。また缶やプラスチック容器に入れることもあります。
パッケージにはラベルでロゴやキャッチコピーでブランドコンセプトを表現します。
8.販売チャネルの構築
どこで販売するのか、チャネルを取り決めます。店舗とECサイトではパッケージデザインは大きく変わります。
9.マーケティング戦略策定
開発前にマーケティング戦略についても充分検討しておく必要があるでしょう。
10.OEMメーカーの選定
野菜チップスの製造を得意とするOEMメーカーの選定も重要です。
11.製造
最適なOEMメーカーと契約し、製造プロセスへと進みます。
12.販売
ステップ8で取り決めたチャネルで販売を行います。
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次に、野菜チップスのOEMメーカーの選定ポイントをご紹介します。
●小ロット対応
もしテストマーケティング的に少量から市場に投入したい、テスト的に作って、まずは売れ行きを見たいと考える場合は、小ロット製造に対応しているかどうかを事前に確認する必要があります。一般的に小ロット製造は、価格が高額になりがちなので、いかにコストを抑制できるかにかかってきます。
●野菜の調達力
野菜チップスのオリジナリティを追求するため、また安心安全な原材料を利用するためには、野菜の調達力が欠かせません。契約農家があるなどはもちろんのこと、野菜の目利きのあるOEMメーカーのほうが理想的な野菜チップスの開発につながります。
●提案力
OEMメーカーは、ただ開発レシピ通りに作るだけが仕事ではありません。実績とノウハウを生かした提案力を兼ね備えていることも重要です。OEMメーカーの提案を参考にしながら理想的な野菜チップス製造が可能になるでしょう。
●品質と衛生
品質管理や衛生管理といった商品の品質と安全性に関わる問題は、OEMメーカーの製造環境に大きく左右されます。品質や衛生に関する認証を取得しているかどうかが一つの目安となります。また実際に工場を見学させてもらい、どのように品質や衛生管理を行っているかを隅々までチェックすることも有効です。複数を比較することで、専門外の担当者であっても、取り組みの度合いや程度を肌で感じることができるでしょう。
●加工の技術力
野菜チップスは特殊な加工が必要になるため、より美味しくコストを抑えながら、オリジナルの野菜チップスを製造できるのは理想的です。加工の技術力についても確認しておくことをおすすめします。
国内外の野菜チップス市場は伸長しており、これから野菜チップスのOEM開発を進める事業者にとって需要が見込める食品の一つといえます。
開発の際には欠かせないが、手薄になりがちなのがパッケージについてです。特にどのような素材や形状のパッケージが適しているかをアドバイスしてくれるようなパッケージ業者を選定することをおすすめします。
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