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食品製造会社にOEMを依頼する際の流れとは

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Date: 2021.08.03

食品業界において、自社で商品を製造せずにOEM(Original Equipment Manufacturing)メーカーに委託し生産、販売を行う企業も少なくありません。

これから食品をOEMで開発・製造しようとする場合、食品製造のOEMメーカーに依頼することもあるでしょう。その際には、どのような流れで依頼することになるのか、気になっていませんか。またOEMを依頼する流れの中でも、特に重要となる打ち合わせの際に伝えたいことや、優良なOEMの食品製造会社の選定ポイントをご紹介します。

食品製造のOEMを依頼する際の流れ

食品製造のOEMの依頼を考える場合、食品製造会社に対しては、主に次の流れで依頼から製造まで進みます。それぞれの工程を解説します。

1.打ち合わせ
打ち合わせでは、まず、自社がやりたいことを率直に伝えます。そしてどのくらい実現可能かを聞きましょう。すべてが可能ではないこともありますが、OEMメーカーが代替案を出してくれるかもしれません。お互いにすり合わせることが大切です。

2.見積もり
実際に可能な範囲を知ったら、それを製造するにはどのくらいの費用がかかるのか、見積もりを出してもらいます。

3.試作、試食
製造する前に、試作を作ってもらいます。このときに必ず試食を複数人で行い、納得いくまで試作を繰り返すことが重要です。

4.本依頼
試作が納得できるものになれば、製造を依頼します。試作を踏まえて修正し、納得したものを依頼しましょう。

5.製造
工場で実際に製造してもらいます。

6.納品
製造してもらったものを納品してもらい、受け取ります。これから販売を始められます。

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食品製造OEM依頼時の打ち合わせのポイント

食品製造OEM依頼の流れの中では、特に「打ち合わせ」は重要です。ここでは、打ち合わせ時に話すべきことや確認事項をご紹介します。

●開発したい商品のアイデア
開発したいもののアイデアを、できるだけ具体的に伝えましょう。経験が豊富なOEMであれば経験を活かして「この方法ならうまくいく」など、ベストな方法を提案してくれるでしょう。

●販売する場所・使用する場所
食品は、販売する場所や使用する場所によって、どのような仕様になるのかが変わります。そのため、実際に販売したい場所や使用される場所を製造前にしっかりと伝えることで、どのようなパッケージや仕様にすべきかをOEM側が考えやすくなります。

●容器・包装形態
食品の容器や包装形態には、袋、箱、瓶などさまざまなものがあります。容器や包装によって食品そのものの加工方法が変わってくることもありますので、どのようにしたいのかを具体的にし、相談事項に含めましょう。

●販売や使用を予定している数量
販売予定の数量や使用予定量はあらかじめ伝えておきましょう。それにより予算が決まってきます。

●味や調理方法
味や調理方法も重要です。コンセプトに沿った味の希望をしっかりと伝えましょう。調理方法は最もコンセプトに合うものはどんな方法があるか、OEMメーカーに相談して決めるのも良いでしょう。

優良な食品製造OEMメーカーの特徴とは?

食品製造を依頼する際には、そもそも優良な食品製造OEMを選びたいものです。そこで、選定基準として、優良メーカーの特徴をピックアップしました。ぜひ参考にしてみてください。

●製造設備が整っている
煮込み、焙煎、充填など、食品製造の設備が整っているかどうかは大切なポイントです。設備が充実していれば、自社が求める食品を実現しやすいでしょう。

●小ロットから生産可能
初めての食品の場合には、テストの意味でも、在庫を抱えない意味でも、小ロットからの製造がOKのところがポイントといえます。

●衛生管理と品質管理がしっかりしている
食品製造においては、特に衛生面と品質面が重要になります。例えば「GMP」認定を受けているかどうかは重要なポイントです。GMPとは「Good Manufacturing Practice」の略称で、日本語では「適正製造規範」と呼ばれるものです。原材料の受注から製造過程、製品の出荷まで、適切に管理するための組織構築、作業管理を実施していることを認めるシステムです。GMPは安全で品質の高い商品を作るのに欠かせない基準です。また工場作業員の衛生チェックを徹底しているなどの衛生管理の面も確認しておきましょう。

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まとめ

食品製造をOEMメーカーに依頼するときの流れやポイントをご紹介してきました。自社がどのような食品を製造するのかによってケースバイケースで変わってきますが、基本的なところは変わりません。
OEM製品開発の事業目的やターゲット、必要な条件等を明確化し、条件に沿った受託企業を検討します。条件のすり合わせやコストの合意が取れたらサンプル作成を繰り返し、本製造と納品に進みましょう。

ぜひ本記事をヒントにして、OEMメーカーへ依頼してみましょう。




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