ゼリー商品のOEM開発を進めようとする際に、必要になってくるのがパッケージです。ゼリーは透明感があり、パッケージに透明性を持たせ、工夫することで見た目の引きもよくなります。今回はゼリー商品のパッケージ容器の種類と特徴、注目事例や制作のポイントをご紹介します。
ゼリー商品の特徴とは?

まずはゼリー商品の特徴を見ていきましょう。
●ゼリーの定義
ゼリーは、お菓子に限っていえば、果汁などに甘味をつけて、ゼラチンやペクチン、寒天などを用いて冷やし固めた弾力のある食品です。透明度を高めて作ることができ、着色料や香料などを用いると綺麗な色合いと風味をつけることができます。
●ゼリー市場のトレンド
ゼリー市場は、近年拡大を続けており、家庭向けの菓子類のほか、飲食業向けにも供給されています。フルーツ風味から砂糖不使用、オーガニック製品などさまざまなゼリー商品が市場に並びます。
斬新なフレーバーから健康配慮の原材料、環境配慮のパッケージも含めたヘルシーで手に取りやすいゼリー商品に注目が高まっています。
●ゼリーの商品としての特徴
ゼリーは、商品としては、次の特徴を持ちます。
・豊富な種類
フルーツベースからオーガニックな原材料、砂糖不使用、ゼラチンベースなどの種類が豊富にあります。
・透明度のコントロールが可能
フレーバーや原材料とともに、透明度のコントロールが可能な点も大きな特徴です。固める素材や甘味料などの原材料選びにより理想の透明度を作り出すことができます。
ゼリー商品のパッケージ容器の種類と特徴
ゼリー商品は、主に次のようなパッケージ容器の種類があり、それぞれ特徴があります。
●ゼリーパッケージ容器の種類と特徴
1.プラスチック
プラスチック製は、プリンカップ容器のようなサイズ感と円錐台の形状のものが主流であり、その他、ミニサイズからスクエア型まで多様な展開があります。軽量でありながら強度が高いことから、流通においては有利です。一方、透明度に劣ることはデメリットといえます。
2.スパウト付きパウチ
底部にマチが折り込まれており、内容物を充填すると自立するスタンドパウチに、注ぎ口とキャップがついている製品です。片手で持ってまるでドリンクのように手軽に食せる利便性の高さや、流通シーンでかさばりにくい点、廃棄しやすいがメリットとして挙げられます。一方、容器そのものの単価が高い傾向があるのがデメリットです。
3.ガラス
ガラス瓶などの容器です。強度に優れている一方で割れる恐れがあるため、持ち運びしにくい点があります。またガラス容器は高級感を出すことができるため、飲食店のイートインメニューや贈答用の高級ゼリーなどに適しています。
●ゼリーパッケージの選び方
商品の利用シーンや用途、流通場所に応じて選び分けることができます。
例えば日常に手軽に片手で食したい若年層がターゲットであればスパウト付きパウチ、贈答用のゼリー商品であればガラスなどの選定が考えられます。
ゼリー商品のパッケージの注目事例
ここで、注目のゼリー商品のパッケージ事例を2つご紹介します。
●ギュッと押すだけで出てくる手を汚さず食べられるパッケージ
近年は新しいゼリーのパッケージも登場しています。この商品は、羊羹のようなアルミ袋にゼリーを充填しており、袋先端をカットして中央部をギュッと押すだけで、ニュルっと羊羹のようにゼリーが飛び出し、片手でそのまま食べられるタイプです。
野菜とフルーツを用いたフレーバーのゼリーであり、子どもからシニア層まで幅広い世代に向けて栄養補給にも最適な商品開発をしている点も特徴です。
●ゼリー飲料のスパウト付きパウチ
ゼリーを充填するスパウト付きパウチ製品は、アスリートやスポーツ愛好者向けの栄養補助食品として親しまれてきた経緯がありますが、近年は、高齢者向けに手軽に負担なく摂取できる食品としての開発も進められています。
ゼリーを効率的に飲み口に運ばれるための設計が優れており、「普遍性」を担保していることから、ユニバーサルデザインとしての価値も評価されています。
ゼリー商品のパッケージ選定・制作のポイント
選ばれるゼリー商品をOEM開発する際には、ぜひポイントを押さえてパッケージにもこだわりましょう。選定・制作のポイントをご紹介します。
●ターゲットとシーンに合わせた開発・選定
先述の通り、ゼリー商品のパッケージは複数種類があり、ターゲットが利用するシーンに最も利便性の高い容器を選ぶことが重要です。
また、容器に印刷するビジュアル面のデザインも重要です。例えば、果汁がたっぷり含まれるジューシーなシズル感から、スポーツ用途の洗練された世界観まで、さまざまなデザインが考えられます。
●持続可能な素材選び
食品業界では、環境配慮のパッケージや包装を積極的に使用する流れがありますが、ゼリー商品についても持続可能な素材をあえて選択することも一つの方法です。プラスチックカップの厚みを薄くしてプラスチック使用量を削減するなどの取り組みも行われています。
●優良なパッケージ制作メーカーの選定
パッケージ制作の専門メーカーに委託する場合には、選定も重要です。ただ言われた通りに制作してくれるだけではなく、ゼリー商品の開発コンセプトなどをもとに最適なパッケージの提案をしてくれるところを選ぶのをおすすめします。
まとめ
ゼリーのパッケージはプラスチックのほか、パウチやガラスなどのさまざまな種類や大きさの容器を選ぶことができ、パッケージ印刷もコンセプトに応じて施すことが可能です。
より利便性が高く、魅力的なパッケージが求められる昨今、パッケージにこだわって制作するのもおすすめです。
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