手に取られるキムチのパッケージはここが違う!押さえておきたいポイントとは?
Date: 2026.04.15
Date: 2026.04.15
キムチ商品のOEM開発を進めるにあたって、検討する必要のあるものの一つがパッケージです。自信のあるキムチを開発しても、パッケージに惹かれる要素があるかどうかで、手にとってもらえるかどうかが決まってしまいます。そのため、中身はもちろんのこと、パッケージにまで気を配ることが大切です。
今回は、キムチ商品のパッケージの種類と特徴から成功事例、食品パッケージの選び方、手に取ってもらえるキムチパッケージの設計ポイントまで解説します。

まずキムチのパッケージの種類と特徴を見ていきましょう。
●キムチのパッケージの種類
一般的に、キムチのパッケージには、主に次の包装容器が使われています。
・プラスチック容器
カップ型で蓋付きのプラスチック容器はキムチ商品の定番です。特にガス抜き構造になっている容器はよく利用されています。ガス抜き構造はキムチのような発酵ガスを発生する発酵食品に生じやすい発酵ガスの内圧による蓋の膨らみを防止できます。
・パウチ袋
針などの突き刺し強度を表す耐ピンホール性のある透明パウチ袋は、キムチをはじめとした漬物に適しています。
・チャック付きのスタンドパック
少量パックなどによく見られるスタンドパックは、チャック付きであれば、家庭内での利便性がより高くなります。
●キムチのパッケージの特徴
キムチのパッケージの主な特徴として、次の点が挙げられます。
・匂いと酸化の防止機能
キムチは特に匂いが強いことから、容器から匂いが漏れない機能性が求められます。また、発酵食品であることから酸化が進み、品質低下の恐れがあるため、酸化防止機能も必要です。
・漏れ防止機能
キムチは水分を含むことから、漏れを防止する機能が求められます。
・ガス抜きによる膨張防止
容器の膨張を防止するための、炭酸ガスや酸素、水蒸気などを透過する機能です。
・目を引く見映え
キムチは白菜などの内容物の見た目がほぼ共通であることから、特にパッケージの差別化が求められます。目を引くインパクトのあるパッケージラベルやメッセージはキムチ食品に必要不可欠です。
丸信では食品パッケージの作成支援サービスを行っています。
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近年、人気を博している市販のキムチ食品のパッケージの事例をご紹介します。
●パッケージリニューアル~視認性UP等
日本のキムチメーカーの一つが手がける、スーパーマーケットでは定番のキムチ商品の事例です。リニューアルにあたって、パッケージの視認性をアップさせました。
ブランドロゴは文字に立体感を持たせ、背景の帯サイズを改善したほか、国産の白菜を利用していることを訴求するために、アイキャッチとなる白菜写真などの視認性を高める工夫を施しています。
●スリムにして売り場で目を引くデザインに刷新
日本のキムチメーカーの一つが手がける、ご飯との相性の良いキムチ商品の事例です。プラスチック容器のサイズをスリム化し、ラベルデザインは売り場で目を引く斬新かつポップなデザインに刷新しました。
日本人に合うように辛味と酸味を抑えながら旨味を加える甘いキムチはファミリー層に好評で、パッケージ刷新により、若い世代でも気軽に手に取ってもらえています。
●焼肉店らしくシックで高級感のあるデザイン
焼肉チェーン店が監修する市販のキムチ食品は、黒を基調とした高級感のあるシックなデザインにしています。本格的な印象を与えることから、他の家庭用キムチとの差別化に成功しています。
キムチのパッケージの素材を選び、制作する際には、食品パッケージ全般に共通した前提知識を押さえておくことで、より効果的なキムチパッケージを実現できるでしょう。
●食品パッケージの役割を把握する
食品パッケージにはさまざまな役割があります。
・品質保持:食品を外部からの衝撃や温度などの環境変化からの保護性
・流通・保管:流通・保管時に破損させずに運搬したり、店頭陳列したりするための利便性
・情報提供:名称や賞味期限、保存方法などの情報提供
・販売促進:消費者の購買意欲を高める販促性
これらの要素を把握し、商品ごとに必要な機能性を高めたり、デザインを工夫したりしましょう。
●食品衛生法の知識
食品の衛生安全を守るための法律である食品衛生法は、食中毒などを防ぐため、食品製造時には遵守する必要がありますが、包装容器にも規定があるため、注意が必要です。
プラスチック製など、安全性の確認されている器具や容器包装などのポジティブリストがあり、使用できる素材が限られているため、包装紙材の選定前に確認する必要があります。
●保護性と利便性の両立
食品パッケージの役割のうち、保護性と利便性は両立させる必要があります。保護性を高めすぎて利便性が低下してしまったり、利便性を高めすぎて保護性が低下してしまったりするリスクがあるため、バランスを重視しましょう。
●環境配慮
パッケージ業界では、環境負荷の高いプラスチックの使用をできる限り控える取り組みが行われています。食品包装についてもプラスチックの代替素材を検討するなど、配慮が必要になるでしょう。
●訴求力のあるデザイン
食品パッケージは、スーパーなどの小売店やECサイトなどで陳列する際に、競合商品との差別化を図ることが重要です。訴求力のあるラベルデザインやキャッチコピーにすることが求められます。
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上記のすべての内容を踏まえて、主に「販促」の観点から、手に取ってもらえるキムチパッケージの設計のポイントをご紹介します。
●ターゲットの明確化・ニーズ把握
まず何よりも先に、キムチを届けたいターゲット層を明確にしましょう。そのターゲットのニーズを調査し、分析します。
ただ便利なだけでなく、ターゲットの嗜好性や利用シーンにもマッチする機能性を持たせることが肝心です。例えば核家族化が進む中、少人数や一人暮らしの層が増えていることから、小ぶりのパッケージのキムチ商品を開発するなどが考えられます。
●マーケティング戦略に基づくパッケージデザイン
パッケージは、店頭での差別化はもちろんのこと、ターゲットに響く販促企画の実行など、一連のマーケティング施策を行うこともポイントです。ただ闇雲に行うのではなく、戦略的にマーケティング施策を立案しましょう。
●印刷・加工の工夫
キムチパッケージのラベル印刷やシールへの箔押し加工などの工夫により、視認性を高め、手に取ってもらいやすくなります。
●売り場に並んだときの見映え
パッケージの差別化を考える際には、スーパーのキムチ売り場に足を運ぶなどして、売り場に並んだ様子をイメージすることがポイントです。ただデザインを派手にするだけでなく、事例の一つとしてご紹介したように、あえてモノトーンにしてかえって目立たせる方法もあります。
●季節やトレンド感
季節の旬やトレンドの要素を取り入れると、「今、買うべき理由」を消費者に伝えることができ、手に取ってもらいやすくなるでしょう。
キムチのOEM開発にあたって、パッケージは重要な要素の一つとなります。食品自体はもちろんのこと、パッケージにもこだわることで、消費者を惹きつけ、手に取ってもらいやすくなります。
キムチ商品に最適なパッケージに関して、知見やノウハウに欠ける場合には、容器包装の種類やラベルデザインなどの選定、制作に悩むこともあるのではないでしょうか。キムチをはじめとした食品の軟包装・フィルム包装のデザイン・印刷・制作・販売を行う丸信にお任せください。
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