はじめてのガムOEM完全ガイド|失敗しないメーカー選びのポイントまで
Date: 2026.09.01
Date: 2026.09.01
ガムは近年、世界的に、歯科の健康志向などを背景に注目を集めています。また日本においては、巧みな戦略によって消費者を惹きつけており、様々な商品が工夫され、開発されています。
今回は、ガムのOEM開発・製造をはじめて行う方に向けて、ガムOEMの基本から、商品企画のポイント、ガムOEMの流れ、失敗しないガムのOEMメーカー選びのポイントをご紹介します。

まずはガムの定義やOEMの基本から確認しておきましょう。
●ガムの定義
ガムとは、正式には「チューインガム」と呼ばれるもので、メキシコ発祥といわれています。日本に初めて輸入されたのは大正5年頃でしたが、一般的に広まったのは戦後といわれています。
●ガムの種類:風船ガム、板ガム、糖衣ガム
ガムは大きく3つの種類に分けられます。
風船ガムとは、風船のように膨らむという意味のガムです。噛みながら空気を含ませることで、風船のように膨らみます。
板ガムとは、板状の形状のガムですが、ときにはブロック状やスティック状もあります。
糖衣ガムとは、糖類で表面がコーティングされたタイプです。粒状のキシリトールガムなどが典型例です。
ガムの味の種類:ミント系、フルーツ系、スパイス系、その他、シュガーレス・シュガータイプなど
ガムの味を分類すると、大きくミント系とフルーツ系とスパイス系に分かれます。ミント系はペパーミントやスペアミント、フルーツ系はオレンジやレモン、アップル、グレープ、ストロベリーなど多種多様です。スパイス系はシナモンやリコリスなどがあります。またその他、コーラや紅茶、コーヒーなどのフレーバーもあります。
甘味料として、砂糖やブドウ糖を利用したシュガータイプ、キシリトールやマルチトールなどの砂糖以外の甘味料を用いたシュガーレスタイプがあります。
●ガムのOEMとは
OEMとは、自社で企画・開発した商品の製造を外部の専門メーカーへ委託し、完成品を納品してもらう仕組みのことです。OEMを活用すれば、自社で工場や製造設備を保有していなくても、オリジナルの商品を開発・販売できます。
なお、食品にはパッケージの制作も欠かせません。パッケージについては専門会社へ個別に手配するか、OEMメーカーに製造とあわせて一括委託するかなど、自社の状況に応じて選ぶことになります。
ガムのOEMは、食品OEMの一種であるため、ガムの製造を取り扱うOEMメーカーを選んで委託する必要があります。
丸信では食品パッケージの作成支援サービスを行っています。
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ガムの商品企画のポイントを、市場トレンドの状況も踏まえてご紹介します。
●市場トレンドを押さえる
商品企画をする際に、まず重要なのは市場の状況を調べることです。そして、どのようなガムが市場トレンドになっているのかを確認します。
ガム市場は、近年、世界的に伸びています。これは世界的に消費者の健康志向が高まっていることを背景に、キシリトールガムをはじめとしたガムにおいて、口腔衛生上のメリットが得られることが注目されてい。また菓子としては健康志向による無糖ガムや機能性ガムが注目されています。
一方で、日本ではガム市場は他の菓子と比べても低迷しており、大手菓子メーカーはガム商品開発やマーケティングに様々な工夫を行っています。
特に日本ではキシリトールガムをはじめとした歯の健康を目的としたものや、息がリフレッシュできるものなどが市場を牽引しています。
しかし同類の商品も多いため、単なるリフレッシュ効果を超えた付加価値で差別化されています。
●販売・マーケティングを戦略的に進める
ガム市場は低迷していることから、販売戦略が重要です。例えば次のような事例があります。
・ダンス動画CM訴求
差別化した食感とプロモーション戦略でヒットを生んだ事例です。これまでにない面白い食感や味が長続きするガムを開発し、SNSなどでトレンドになっているオリジナルのダンスと楽曲でタレントが踊るCMを流しました。大ヒットし、一時的に販売中止になるほどの反響がありました。
・若年層をターゲットとした戦略
若年層にガム商品を訴求するために、ターゲット層の利用シーンに最適な設計を行いました。フレーバーのバリエーションを増やし、気分やシーンに応じて選べるように設計。また勉強や仕事をしながら噛める「ながら菓子」としてPRすることで、ターゲットに刺さる商品となりました。
・グミ化して新機軸を打ち出し
ある食品メーカーは、ガムのシリーズをグミ化することで、新たなユーザー層の獲得を実現しています。これまで根付いてきたキシリトールガムをハードグミに進化させたことで、新鮮な体験をユーザーに提供しました。
ガムの商品企画を行った後のOEMの流れをご紹介します。
●ガムOEMの選定・依頼
自社が企画したガムの製造を代行してくれるOEMメーカーを探します。選定条件は後ほどお伝えしますが、企画した商品を確実に製造してもらえるところを選ぶ必要があります。そのためには商品企画をしっかりと固めておくことが重要です。
●ガム商品企画の伝達・相談
OEMメーカーを選定したら、商品企画や戦略を共有し、製造に関する相談を行います。企画通りの製造が難しく、何かしら工夫をする必要があることもあるでしょう。その場合は綿密な打ち合わせが必要です。
【参考】ガムの製造
一般的に、ガムは次のような流れで製造されます。
1.植物性樹脂の素材調達
2.植物性樹脂の精製
3.ガムベースの製造
4.砂糖や香料との混合
5.圧延ロール機による板状への延伸
6.裁断
7.熟成・冷却
8.包装
9.出荷
随所に検品やチェックなどの工程が入ります。
●ガム商品試作・製造
OEMメーカーにガム商品の試作を依頼し、サンプルを作ってもらいます。できあがったものを確認・試食し、企画通りに再現できているかを確認します。再現できていなければ、作り直してもらい、納得がいくまで作り込みます。
問題がなければ、本製造を依頼し、必要なロット数の納品を受けます。
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ガムOEMメーカーを選定する際には、ぜひ次の基準を踏まえて行いましょう。
●安全性・信頼性
ガムは食品であることから、製造時に品質面と衛生面に細心の注意を払う必要があります。そのため、OEMメーカーでも徹底した安全対策を実施しているところを選びましょう。
製造時の混入対策はもちろんのこと、原材料や使用する水などの安全性に配慮するOEMメーカーもあります。隅々にまで心配りを行うメーカーを選びましょう。
また認証を取得しているかどうかも重要な判断基準となります。製造管理と品質管理が適正であることを証明する「GMP(適正製造規範)」や、品質マネジメントシステムに関する「ISO 9001」、食品安全システム認証「FSSC 22000」などの規格も目安になります。
●対応ロット数
製造したいロット数に対応しているかどうかも重要な選定基準となります。大量生産の場合、限度数を確認しておきましょう。また小ロット生産を依頼したい場合には、小ロット生産に対応しているかの確認も必要です。数が少ないと対応していないこともあります。また、小ロット生産は費用が割増になることがあるため、事前によく確認しておくのをおすすめします。
●サンプルの確認・工場見学
生産物のサンプルを確認し、品質や味など問題ないかをチェックしましょう。他のOEMメーカーとよく比較選定することも重要です。また衛生面や安全面の配慮や取り組みがどの程度であるのかを確認するためにも、工場を見学させてもらうことも重要です。足を運んで自分自身の目でしっかりと確認しましょう。
●味の再現性
商品企画でイメージした味が再現できているか、また飲食店の場合に、提供しているメニューと同等レベルの商品になっているか、よく再現性を確認しましょう。
複数メーカーを比較しながら、最も再現できているところを選ぶことで、理想的な商品を製造できます。
ガムのOEMに取り組む際に押さえておくべき基本とOEMの大まかな流れ、OEMメーカーの選定方法をご紹介しました。ガム商品のOEM開発の際にはぜひ参考にされてみてください。
ガム商品の開発時には、商品の保護や情報伝達、アピールのためにパッケージの企画・選定・手配が欠かせません。はじめての場合は特に迷うことも多いでしょう。
その場合には、丸信におまかせください。丸信では長年のパッケージ制作の知見を通じて、ガム商品のパッケージ制作についても全体的なサポートが可能です。「ラベル印刷・シール印刷.com」では、多彩な印刷・加工と素材により、オリジナリティあふれるシール・ラベル・ステッカーを作成いたします。お気軽にご相談ください。


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