【ことこと煮る手間がおいしさの秘密】
卓袱料理、豚の角煮から誕生し、今や長崎の定番名物に。
ふわふわ生地と角煮のハーモニーが絶品です。
さっそくいただいてみると、饅頭生地がふんわりしていて口にやさしい。
そして、角煮のやわらかいこと。
すぅっと、口のなかでとろけていくようです。
「実はこれにはひと手間かけていまして。
豚肉を煮込むだけで2日間かかります。
熟練された職人が鍋の前からかたときも離れずとろとろになるまで煮込んでいます。
だから、電子レンジで温めても、こんなにふわっとなるわけでして」
また、包材にも工夫がしてあるそうで、電子レンジに袋ごと入れられるように配慮されています。
これだったら、わざわざ皿に取り出してラップをかけてといった必要もなく、小さな子どもでも自分でチンできます。
「角煮饅頭は具雑煮よりもさらに競合するメーカーが多いものですから、オリジナリティーは必須。おかげさまで好評ですよ」
というわけで、つくも食品の具雑煮と角煮饅頭。
ひと手間ふた手間が奏効して味には定評があるだけに、寒さが本格化するこれからはますますおいしく感じられるはず。
長崎の味をお楽しみください。