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【OEM企業掲載】クラフトチョコレートとは?OME製造時の注意点からメーカー選びのポイントまで

菓子

Date: 2023.05.08

近年、よく耳にするようになったクラフトチョコレートという言葉。手作り感のあるチョコレートとして愛されています。OEM開発製造をお考えの方もいるのではないでしょうか。どのような点に気を付ければ良いのでしょうか。今回は、そのポイントとともに、クラフトチョコレートのOEM製造メーカー選びの要点をご紹介します。

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クラフトチョコレートとは?

クラフトチョコレートの概要と普及の背景を見ていきましょう。

●クラフトチョコレートとは?
クラフトチョコレートとは、明確な定義はありませんが、一般的には、「小規模な工房で手作りされているチョコレート」といった意味合いで使われることが多いです。

近年、チョコレートについては「Bean to Barチョコレート」が注目されていますが、Bean to Barとはカカオ豆から製造しているチョコレートを指します。
Bean to Barチョコレートの中には、手作り感のあるクラフトチョコレートも多くあります。

●クラフトチョコレート普及の背景
なぜクラフトチョコレートが普及するようになったのでしょうか。諸説ありますが、大量生産・大量消費の時代に構築された外国のカカオ農家の過酷な労働状況が近年、世界的に問題視されるようになったことが一つに挙げられます。

その問題を解決するために、人々からムーブメントが生まれ、クラフトチョコレートのような少量生産でカカオ豆もカカオ農家も大切にしようという姿勢が推進されました。やがて各所でクラフトチョコレートが作られるようになり、定着していきました。

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チョコレート商品はどのようにカテゴライズされる?

現在多種多様なチョコレート商品が販売されており、その多様性は非常に興味深いものです。チョコレートの商品をカテゴライズする場合、原材料、製法、ターゲット、販売場所、オリジナル性など、さまざまな要素によって分けられます。チョコレート商品のカテゴライズを知ることは他社との差別化ポイントを検討する際にとても重要になりますので、どの観点で分類されているか把握しておきましょう。

まず、原材料による分類は、チョコレートの味わいを決定づける重要な要素です。カカオ豆の種類や産地、砂糖の比率、乳製品の使用有無などが、ミルクチョコレート、ダークチョコレート、ホワイトチョコレートなどのカテゴリを生み出します。

次に、製法による分類も見逃せません。伝統的な手作業から最新の機械製法まで、その製造方法は商品の質感や風味に大きく影響を与えます。例えば、ビーントゥバー(Bean to Bar)製法では、カカオ豆から最終製品まで一貫して1つの工場で製造することで、高い品質管理を実現し、こだわりのある商品、深みのある風味に仕上げることが可能です。

また、ターゲットによる分類も重要です。子供向けにはカラフルなパッケージのミルクチョコレート、大人向けには高級感のあるダークチョコレートなど、消費者の年齢や好みに合わせた商品開発が行われています。

販売場所による分類もあります。スーパーやコンビニで手軽に購入できる商品から、専門店やオンラインショップでしか手に入らない限定品まで、その販路は多岐にわたります。

最後に、オリジナル性による分類も見逃せません。ブランド独自のレシピや形状、パッケージデザインなどによって、他とは一線を画した商品が生まれています。

「チョコレートOEM」製造から販売までの流れ

①モールドのデザイン、サイズなどを決定
チョコレートをOEMで製造する際に欠かせないのが、モールドです。モールドはチョコレートを流し込みカタチを成型するための枠のことです。どのようなカタチ、サイズで商品を作成するかOEMメーカーとすり合わせてモールドの形状、サイズを検討しましょう。

②原材料の選定
続いて原材料を選定していく必要があります。主にカカオ豆から作られることの多いチョコレートですが、カカオ以外にも砂糖やバニラ、食品添加物などが使用されることがほとんどです。ターゲットに合わせた原材料を選定していくことが重要になります。

③製造ロット数の決定
モールドや原材料が決まったらいよいよレシピが確定して製造に入りたいところですが、製造の前にOEMメーカーと製造のロット数をどの程度に設定するのかしっかりとすり合わせを行っておきましょう。

④OEM製造/試作品の作成
モールドや原材料、レシピが確定したのち製造を進めていきます。OEMメーカーによっては試作品の作成が可能な場合もあります。初回ロットは問題が発生する場合も多いため小ロットで製造することをおすすめします。

⑤パッケージの選定
製造を進めるのと同時にパッケージも選定しておく必要があります。オリジナル商品の魅力をアピールするためには重要な要素のため、じっくり形状からデザインまでアイデアを練りましょう。また食品表示などの法的な部分も確認しておく必要があります。
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⑥販売
いよいよ販売開始です。ここからは販売と追加製造を同時並行で行っていく必要があります。売れ行きに応じて、追加製造のスケジュールとロット数をOEMメーカーと事前に相談しておきましょう。

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クラフトチョコレートのOEM製造で気を付けるべきポイント

クラフトチョコレートのOEM製造で気を付けるべきポイントとして、3つをご紹介します。

●組み合わせる素材をよく吟味する
クラフトチョコレートの強みは、オリジナリティにあります。カカオ豆の選定から組み合わせる素材まで細かいところにこだわることで、独特の味わいを生み出すことができます。組み合わせる素材をよく吟味しながら、開発を行いましょう。

●形状や具材のトッピング、パッケージにもこだわる
クラフトチョコレートは、味だけでなく見た目も楽しめるのが魅力です。チョコレートの形状や具材のトッピング、印刷、包装などのパッケージにもこだわりましょう。

●チョコレート製造実績と専門知識のあるOEMメーカーに委託する
開発製造にあたっては、OEMメーカーにアイデアや材料調達などを提案してもらうのもおすすめです。チョコレートの製造実績と専門知識を有するOEMメーカーに委託することで、理想的な商品開発が実現できそうです。

クラフトチョコレートのOEM製造メーカー選びの要点

クラフトチョコレートの開発を成功させるために、ぜひOEM製造メーカー選びからこだわりましょう。おすすめの選定基準をご紹介します。

●小ロットから受注可能
クラフトチョコレートの開発販売が初めての場合には、まず小ロットからの生産をしたいと考えるのではないでしょうか。その場合には、小ロット製造に対応してくれるところを選ぶのをおすすめします。在庫を持て余してしまうリスクを回避することができます。

●豊富な実績がある
OEMメーカーによっては、クラフトチョコレートの開発に際して経験と実績があり、成功事例を踏まえた有意義な提案をしてくれることもあります。
豊富な実績を有するOEMメーカーを見つけることが成功への近道といえます。

●品質衛生管理が徹底されている
食品製造の工場では品質衛生管理が行われていますが、その管理レベルは各工場によって異なります。徹底した品質衛生管理を実施しているところに委託することで、安心して製造販売を行うことができるでしょう。

まとめ

近年、注目を集めているクラフトチョコレートについてご紹介しました。こだわりあるオリジナリティあふれる味わいを開発すると共に、丁寧に作ることで、より消費者を惹きつけると考えられます。
クラフトチョコレートのOEM開発製造を行う際には、ぜひ参考にされてみてください。

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チョコレートOEMの受託企業

株式会社ジェイ・ファーム

食品開発型の食品専門商社として、自社企画開発による健康食品の卸販売や、お客様のニーズに応じた菓子・食品の商品調達、卸販売を行っております。

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株式会社TORIKAI CAFE

当店のSOYスイーツはすべて、100%植物性、グルテンフリーです。乳、卵、小麦、白砂糖を使用しておりませんので、アレルギーでお困りの方、ヴィーガン、ベジタリアンの方でもお楽しみいただけます。

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20万~

株式会社ミール・ファーム

原料の調達から出荷まで一貫した製造に対応しています。自社ブランド立ち上げのノウハウや食品製造の知見を活かして、お客様のニーズにお応えします。

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べーぐり合同会社

「美味しい、楽しい、カラダに良い」とのテーマの下、美味しいだけでなく、食べて健康になれる素材でじっくり丁寧に作る、もちもち食感のべーぐるを作っています。

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株式会社コント・ド・フェ

大阪の高級チョコレート製造工場です。主にベルギーのカレボー社の原料チョコレート、クーベルチュールを使用し、経験豊かなショコラティエの心を込めたハンドメイドで本場欧州と変わらないクオリティを実現しています。

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最小見積金額

平塚製菓株式会社

チョコレート、焼き菓子、ウェハースのOEM生産を生業としております。

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最小見積金額
年間3000万

有限会社杉谷本舗

文化8年におこし作りで暖簾をあげて以来、カステラやどら焼きなどを製造販売しています。観光バスツアーのお客様向けに土産店を営んでおり、これまで多くの旅行客さまにご利用いただきました。また、創業以来地域の皆様にも支えられ210周年を迎えることができました。

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108個
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200万円(年間)

株式会社小塚屋

小塚屋は安全・安心を第一に製品を製造します。 商品ロットの大小にかかわらず、迅速かつ確実にご提供する企業様との信頼関係。 企業様から頂くご信頼が小塚屋の誇りです。

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1釜180kg
最小見積金額
10~15万円(中に入れるもので違いが出ます。)

琉球黒糖株式会社

黒糖を使った商品開発を専門としております。

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黒糖/10kg
チョコっとぅ。/30kg
最小見積金額
約30,000円

後藤製菓

【不易流行】創業大正八年、大分県臼杵市で100年以上事業を営んできた老舗の煎餅屋です。

最小ロット
30~50kg
最小見積金額
10万円~

マルトウ物産株式会社

小ロット製造、ラングドシャへのプリント印刷が得意なラングドシャのOEM受託メーカーです。
海外輸出の実績もあり様々な輸出案件にもご対応できます!

最小ロット
40ケース
最小見積金額
360,000円



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