新型コロナウイルス感染症拡大により、内食需要が増したことで、簡便性の高いインスタント食品の需要が拡大しているといわれます。その中でも、特にスープは栄養を補ったり、一休みのシーンで食されたりなどの多様な需要が見込める食品の一つです。オリジナルのスープを開発してOEM製造し、販売を計画している方も多いでしょう。 そこで今回は、おいしいスープのOEM製品を開発するためのポイントをご紹介します。 >スープOEMの受託企業一覧はこちら 目次 スープ商品のトレンド 売れるスープOEM開発で意識すべき3つのポイント スープのOEMメーカー選びのポイント まとめ スープ商品のトレンド スープOEM商品の開発に当たり、最近のトレンドを押さえておくことで、ニーズの高い商品を開発することができるでしょう。スープ商品といえば、お湯を注いで作る粉末やペースト状のインスタントタイプやレトルトパウチ入りの温めるタイプが主流です。最近、そうしたスープ関連では、次のようなトレンドがあるといわれています。 ・アソートタイプ コロナ禍による外出自粛や在宅勤務の浸透等により、毎日の食事を自宅で摂取する機会が増えているといわれています。そうした中、「毎日、違うスープを楽しみたい」「家族それぞれが好きなスープを選びたい」などの思いを満たす、1箱に複数種類の味のスープが入っている「アソートタイプ」に人気が集まっています。 ・贅沢志向 外食の機会が減ったことで、食事シーンを特別なものにする機会も減りました。そうした中、内食でも特別感を演出したい、食事で満たされたいという思いも手伝って、近年、人気であった「贅沢志向」のスープも注目されています。 例えば、カフェでおしゃれにスープを楽しんでいるかのようなスープパスタのような食べ応えのあるタイプや、海老やクラムチャウダーなどちょっと豪華な洋食を再現したタイプなど、より贅沢にゆったりとした時間を楽しみながらスープ時間を提供する商品もあります。 ・健康志向 コロナ禍で、より健康でいたいニーズの高まりから、健康志向の人向けに、野菜たっぷりのスープやたんぱく質が摂れるスープなども多く販売されています。 食品OEM検討 ポイント・コラム集 食品OEM依頼の際に確認したいコラムを 一括ダウンロードしていただけます。 ダウンロードはこちら 売れるスープOEM開発で意識すべき3つのポイント 売れるスープOEM商品を開発するために、上記でご紹介したトレンドを踏まえながら、以下の3つポイントを意識して商品設計を検討してみましょう。 1.おうち時間を楽しむコンセプトにニーズを深堀する 内食需要増しを背景に、「おうち時間を楽しむ」をコンセプトに、スープがどのようなシーンで摂取されているのかを、より細かくリサーチして開発するのをおすすめします。スープと言っても、朝食に単体で飲むのか、夕食時に一緒に飲まれるのか、また小腹が空いたときや一休みのときに飲まれるのかによってニーズが変わってきます。また、その日の気分によって好きな味を選べるなどのアソートにする、贅沢感を付与するなどトレンドに沿いながら、ニーズに応えることが大切です。 2.健康ニーズに応える 健康ニーズは、特に強く意識したいところです。不足しがちな栄養素を添加するほか、保存料、添加物・増粘剤・着色料等をできる限り使用しないなど、「身体にいいものを取り入れたい」ニーズも意識しましょう。 3.売り場をイメージして最適なデザイン・容器やパッケージを選ぶ 何を製造するにしても同じですが、「売り場イメージ」といった最終形態を明確にイメージすることで、実際にお客様に手に取ってもらうことができます。また、最近ではECでの販売も多いため、競合商品と比べて、どのように見えるのかも研究する必要があります。デザインや容器・パッケージの選定は重要といえます。 >パッケージ制作でお困りなら:食品パッケージ制作支援サービス スープのOEMメーカー選びのポイント 上記のポイントを押さえてスープ開発・製造を成功させるためには、何より、最適かつ信頼できるスープのOEMメーカーを選ぶことが大切です。ぜひ次の条件をヒントに、OEMメーカーを選びましょう。 ・レシピをそのまま採用、再現する実績と技術がある 実績と経験が豊富で、技術が優れたスープのOEMメーカーを選びましょう。また、それぞれの工場によって得意な容器が異なるため、開発するスープの容器や形態を得意とするOEMメーカーを選ぶのをおすすめします。 ・小ロットも対応してくれる 小ロットから製造してくれるところであれば、スモールスタートでリスク少なく製造できます。業者によって、何kgから小ロット対応が可能など、条件がありますので事前によく確認しましょう。 ・安全面で信頼が置ける 食品工場、全般に欠かせないのが、安全面です。例えば、国際標準規格ISO22000認証等を取得しているなどのほか、微生物検査などの品質管理も含めた厳しい管理体制が理想です。 食品OEM検討 ポイント・コラム集 食品OEM依頼の際に確認したいコラムを 一括ダウンロードしていただけます。 ダウンロードはこちら まとめ スープをOEM開発するときのポイントをご紹介してきました。トレンドとともに、これらのポイントを押さえて、最適なOEMメーカーを選んで、スープ開発を成功させましょう。 関連ページはこちら レトルト食品製造会社からOEMメーカーを探す レトルト食品からOEMメーカーを探す レトルト食品特集 スープOEMの受託企業 株式会社BRIDGE the gap Kobayashi Food Labは、食品OEMの専門工場です 最小ロット 1個からでもOK 最小見積金額 35000 OEMお問い合わせ 株式会社はく刻 弊社の工場は、代表がもともと中華やフレンチなどのお店で修業をしその経験を生かして製造をしており、他の工場よりも現場のことをよく理解しており、開発力や提案力に自信があります。 最小ロット レトルト100個から~/冷凍食品は50k~ 最小見積金額 レトルトは3万~/冷凍食品は5万~ OEMお問い合わせ 株式会社博多よかろうもん本舗 加工食品のOEM受託製造 メーカー様や販売会社様のご要望のスペック・味にて、加工食品・冷凍食品・スイーツなどの開発・製造受託をいたします。 最小ロット 応相談 最小見積金額 応相談 OEMお問い合わせ 農事組合法人りぞねっと 厳重な衛生管理のもと、国内産原料玄米から米粉麺をつくる一貫した製造技術と設備を持つ農事組合法人です。 最小ロット ー 最小見積金額 ー OEMお問い合わせ 株式会社和味大輔 和食の職人が丁寧に製造を行っている為、たしかな味を提供できることが強みです。小ロットからの受注・製造できます。お惣菜、ソース、スープなど累計200種類の商品を製造した実績があるため、ご要望に添った商品をOEMで製造致します。 最小ロット 製造商品による(応相談) 最小見積金額 50万円〜 OEMお問い合わせ 株式会社原田食品 「交野はらだや」は「季節を包む、地域を包む。原田屋の生ぎょうざ」をコンセプトに2017年よりスタートした株式会社原田食品のオリジナルブランドです。 最小ロット 2000個 最小見積金額 応相談 OEMお問い合わせ 八戸缶詰企業グループ 八缶グループ各工場では、農畜水産物の各種原料を元に、多種多様な加工法・温度帯・パッケージを組合せて、お客様だけのオリジナル製品をご提案しています。 最小ロット ご要望による 最小見積金額 ご要望による OEMお問い合わせ 株式会社アイビイケイ 中華麺のスペシャリストです。お客様のご要望に応じたOEM製造をいたします。弊社定番商品であれば、小さいロットでのご注文も可能です。 最小ロット 140食 最小見積金額 応相談 OEMお問い合わせ 日本化工食品株式会社 創業62年の長き渡る歴史に裏打ちされた技術や知見の活用、そしてお客様の理想を具現化することを使命としたイノベーションの追求など、付加価値を持ってお客様に様々なソリューションを提供させて頂いてます。 最小ロット 150~300kg(適正ロット) 最小見積金額 300千円~600千円(製品により異なります) OEMお問い合わせ 日東食品工業株式会社 創業以来、昆布茶を始めとした数多くの商品を世に送り出してきました。その中で培った高い営業力と開発力、そして製造技術と設備を活かし、「OEM生産」や「ODM生産」を行います。 最小ロット 100㎏~ 最小見積金額 応相談 OEMお問い合わせ 株式会社アクシュワン お客様専用の商品をほぼ手作りで生産している調理品の冷凍食品工場です。小ロット対応しております。大きな工場で生産しにくいものほど得意としております。 最小ロット 詳細は商品ページに明記 最小見積金額 応相談 OEMお問い合わせ 宮島醤油株式会社 創業140周年の実績を持ち、各種調味料、加工食品などの、OEM生産、PB(プライベート)商品の生産を行っております。生産工場は、佐賀県唐津市に2工場、栃木県宇都宮市に1工場を有しております。 最小ロット 妙見工場:400㎏宇都宮工場:600㎏ 最小見積金額 応相談 OEMお問い合わせ ニビシ醤油株式会社 1919年(大正8年)に九州・福岡で創業しましたニビシは、たくさんのお客様に愛情を注いでいただき、ここまで歩んでくることができました。自然の恵みと先人の知恵をいかし、深い味わいと豊かな香りをもつ調味料をつくることが私達の仕事です。 最小ロット 応相談 最小見積金額 応相談 OEMお問い合わせ ヤマモリ株式会社 ヤマモリでは、創業120年にわたり培ってきたしょうゆ及びレトルト食品に関するノウハウを活用し、スープ、つゆ、たれ、カレー、その他業務用食品のプライベートブランド(PB)開発における企画から製品化まで、お客様のご要望に幅広く対応したサービスを行っております。 最小ロット 詳細は商品ページに明記 最小見積金額 ロットに準じます OEMお問い合わせ 三興食品工業株式会社 カレー粉を長時間焙煎しながら炊き上げるという他に類をみない焙煎の技があります。SANKO CURRYでは創業以来”遠赤外線焙煎”でじっくり時間をかけてカレーを焙煎。20種類以上のスパイスをゆっくり焙煎し風味を最大限に引き出すことができます。 最小ロット 160キロ 最小見積金額 応相談 OEMお問い合わせ 株式会社東洋発酵 私たちは、「発酵」技術を応用して、食品や化粧品のオリジナル原料開発、そしてオリジナル原料を配合した健康食品やサプリメント、化粧品のOEM製造をしています。お客様を応援し、製品を作ることが初めてのお客様もしっかりサポートします。 最小ロット 応相談 最小見積金額 応相談 OEMお問い合わせ 有限会社田中製麵 田中製麺では、まずお客様にスープをご提供いただき、そのスープに合う麺をご希望も聞きながら作り上げていきます。 最小ロット 250食 最小見積金額 15,000円 OEMお問い合わせ 株式会社川京フーズ 「売る側を理解できる作り手」であることを理念とし、冷凍食品から瓶詰商品まで様々な商品を小ロットから製造を行っています。 また冷凍おせちの企画・製造も行っています。 最小ロット 応相談 最小見積金額 応相談 OEMお問い合わせ 有限会社ふるせ 長崎・島原で手延べ素麺や手延べうどん等の製造販売 最小ロット 詳細は商品ページに明記 最小見積金額 応相談 OEMお問い合わせ 株式会社 なかむら レトルト食品等、お客様のご希望に副った製品を打ち合わせを重ね納得して頂ける製品作りを心がけております。 最小ロット 原料仕込み250kg~500kg 最小見積金額 応相談 OEMお問い合わせ お客様の思いをカタチにするパッケージメーカー 丸信は包装資材事業を柱に、お客様の課題解決につながるさまざまなサービスやソリューションをワンストップでお応えする、トータルパッケージカンパニーです。OEM製造が決まったら、気になることは売り場での訴求方法です。丸信ではOEMマッチングのご支援だけでなく、パッケージ製造企業として、お客様の製品をより魅力的に見せるパッケージをご提案いたします。 コーポレートサイト 丸信のパッケージ製作サービス 「化粧箱を作りたい」「こんな紙箱を探している」ご要望をカタチにいたします! 「袋に貼るシールを作りたい。」商品にぴったりの、オリジナルラベルをご提案! 「食品を入れる袋を作りたい。」効果的なパッケージ方法をトータルサポート! 無料食品開発に関するお役立ち資料を無料進呈 食品開発に役立つ各種資料を無料でご提供しています。 是非この機会にご覧ください。 食中毒予防マニュアル 場所から探す!食品衛生における汚れと対策集 衛生商品カタログ 食品表示に関する基礎知識 食品情報コラム集 食品OEMご検討時に気を付けたい ポイント・コラム集 健康食品の開発の流れ -商品企画~開発まで 【掲載ご希望企業様用】 食品開発OEM.jpとは? お役立ち資料一覧はこちら 関連情報 市場拡大中!粉末インスタントスープOEM開発のポイントを解説 ラーメンのOEMを検討する際に考えたい6つのポイント フリーズドライ食品のOEMを開発するときに気を付けたい7つの点
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